大阪に本社がある塩野義製薬は、発達障害の1つで集中力が続かないなどの特性を有するADHDの子ども向けに
「症状を軽減するゲーム形式の治療用アプリ(デジタル治療補助アプリ)」
を発売したそうです。
ADHDの子ども向け治療補助アプリは『ENDEAVORRIDE(エンデバーライド)』という名前で、キャラクターが乗り物に乗り、コースを進んでいくゲームのようなものだそうです。
これはアメリカのベンチャー企業が開発したものを、日本では2026年6月5日から塩野義製薬で発売開始となりました。
アプリはタブレットやスマートフォンなどの端末を左右に傾けながら、乗り物をコントロールするものだそうです。
『壁や障害物にぶつからないように運転する』
『コースに飛び出してくる決められた色のキャラクターを見つけてタップする』
といった2つの操作を同時に行うことにより、ADHDの患児の脳で働きが低下している脳の指令部分「前頭前野」を活性化させるように設計されているそうです。
ちなみに、このアプリを使用した治療は、1日1回、25分程度で6週間続けるものだそうです。
塩野義製薬はADHDと診断された国内の6~17歳の患児164人を対象に臨床実験を行ったそうです。
カウンセリングなどの通常治療に加えて、このアプリを使用したグループは、通常の治療だけのグループと比較し不注意などの症状に約3倍の差があったそうです。
日本国内にはADHDの治療薬が主に4種類あります。
しかし、1つの薬に関しては患者数の増加などを背景に、販売を行う製薬会社が薬の出荷先や量を調整する『限定出荷』が続いているそうです。
もう1つの薬に関しては、製造工程で発がん性の物質の混入リスクがあることが分かり、製薬会社が製造・出荷を停止するという不安定な状況も続いているそうです。
(ADHDの薬が「勉強ができる薬」として、ADHDでない受験生が服用する、という話が海外ではあるそうです。)
これまでに医師が商法する『治療アプリ』は20年以降、次々と保険適用になっているそうです。これまでにニコチンやアルコール依存、高血圧、不眠症の治療の補助や支援をする4つのアプリが保険適用されていたそうです。
今回、初めて18歳以下の子ども向けにゲーム形式の治療用アプリとして、保険適用された製品はエンデバーライドが初めてだそうです。
このアプリは、処方箋が発行される訳ではないそうです。代わりに医療機関からアプリをダウンロードするための『コード』が渡され、自ら手持ちのスマホやタブレット端末にアプリをダウンロードして使用するそうです。
私は高血圧症で、身体に悪そうな薬を服用しています。
高血圧症用に治療用アプリがあるそうなので、利用してみたいと思いますが……。
医師が積極的な使用を考えているかは、分かりません。
(ちなみに高血圧症のアプリは、家庭血圧のモニタリングなどと連動させ、高血圧に対する知識の取得。そして減塩や減量等の生活習慣を改善するために補助的に利用することができるものだそうです。)
今後、服用するものではなく、アプリでの治療が増えることを願う私です。
やはり、服薬する薬に対して抵抗を感じているのは、私だけではないでしょう。
「ENDEAVORRIDE®(エンデバーライド)」新発売のお知らせ - 小児期における注意欠陥多動症(ADHD)を対象とした国内初のデジタル治療補助アプリ - |塩野義製薬
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