2023年5月20日土曜日

もしかして……。

 このところ、国では今後の少子化に対して、様々な取り組みを始め、子ども達に対しての医療費無料化、出産時の給付金の値上げ、奨学金問題など……。

 効果が出るかは分かりませんが、出産率は国の取り組みに対して、すぐに結果が見えるので、1年後、2年後に検証して頂きたいと思っています。

 私は、これまでの日本の流れを調べた中で、一つの大きな問題が隠されているような気がしました。

色々調べた結果から、戦後日本は時が経つにつれ晩婚化してきました。その結果、両親の高齢時での出産に伴い、ヤングケアラーや、それに伴い両親の介護という大きな流れが根底にあるのでは、と思うようになりました。

 晩婚化の問題として、

 ①両親の介護が始まる。

 ②婚期を逃す。

 ③子どもを産むチャンスを逃す。

などが挙げられると思います。

 今、国が為すべきことは、少子化を止め、これからの日本の国力を上げることだと思われます。国が現在進めている方法では、まず少子化は止められないでしょう。

 これからの少子化について対策を打つならば、少子化対策として、子どもに予算を掛けるような対策ばかりでなく、若くして結婚できるような対策も必要だと思います。

 ①若者が若くして結婚できる社会を創設する対策

 ②婚期を逃さないように、これまで以上の高齢者対策 など

 これには、各省庁の横断的な協力体制も必要になってくると思います。

例として、経産省は国内企業が国力を上げるための対策。厚労省は若者が早く結婚し、子どもを産んで育て、食べていけるような給与システムの対策など。

考えればたくさんの方法が考えられます。

 現在、私たち国民からすれば、いつものバラマキの効果が見えない対策ばかりが目立ちます。

将来の少子化対策をするのならば、真の原因があるはずです。

色々な角度から検証し、将来、日本が子沢山の国として世界から誇れる国になって頂きたいものです。


0 件のコメント:

コメントを投稿

この年になって……

 子どもの頃、国語の授業で宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を勉強したことを今でも覚えています。流石にあの当時は理解できず、ましてや理解しようとも思いませんでした。 しかし、今、この年になってこの様な生き方が出来たらな、と思うようになりました。  この文章は宮沢賢治が病床に就いている時に...