2022年10月31日月曜日

こころがHOTに!

 最近、めっきり寒くなり今日は耐えきれなくなりホッカイロを装着しました。

 以前から事務所の冬場はお茶を温めるホットウォーマーが欲しいと思っていた所、Amazonで良いものを見つけたので、いつもの「ポチッ」をしてしまい購入しました。

 納品されたので早速設置し、お茶などを入れて電源をON!

三時間後には飲める程度に温かくなりました。さすがにコンビニのホットウォーマーほど熱くなりませんので、冷え切った身体まで温めることはできませんが、こころがHOTするくらいは温かくなりそうです。

 あおぞらの近所に来られましたら、「お茶を下さい。」と寄って頂ければ、HOTなお茶、コーヒーほか甘い飲み物も準備してありますので、お渡しいたします。もちろん無料ですから、コンビニや自販機に行くのでしたら、あおぞらの事務所にお越しください。お待ちしております。


2022年10月30日日曜日

児童養護施設へ食品を

  私は以前、近所にある児童養護施設へ子どもたちが喜んでくれるような食品(スナック等)をコンビニで購入し、匿名を条件で何度か持ち込んでいたことがあります。

 元々、児童養護施設は事故や病気など何らかの理由で扶養してくれる両親がいない子どもたちの施設かと思っての行動でした。夏休みで施設内の子どもたちが特に食品が必要だと思い、持ち込んだ時期がありました。しかし、職員より「夏休みで家に帰省している子どもたちがたくさんいるんですよ」と聞かされ、内心「えっ?どういうこと?両親がいないのでは……?」となりました。

両親のいない子どもたちばかりではないことが分かり、私の想いと違うので食品を持っていくことを辞めてしまいました。両親がいない子どもたちのことを考えれば気の毒でした。

両親が居ても施設へ預け、夏休みなどの長期休暇時等には帰省できる子どもたちの家庭環境等、知る由もありませんが、私の気持ちとしては、自分の子どもは自分で責任をもって育てるべきだ、と特に強い思いがあるのが辞めてしまった理由です。

 今思えば、一度嬉しかったことがあります。

それは、施設の女の子から「私が大人になったらおじさんのように施設にお菓子を持っていく大人になるからネ」と言われたことです。

その言葉は、今でも忘れられない思い出です。


2022年10月29日土曜日

魚が獲れない日本

  東洋経済ONLINEより「魚が獲れない」は世界で日本だけ、というニュースが配信されました。

私たち日本人は、日本は「漁業大国」というイメージが頭の中にありますが、現在の漁獲量の激減ぶりをはじめて知ったという人は少なくないようです。

 日本の漁獲量は1200万トンから400万トンと三分の一に激減しているそうです。減少の仕方は世界でも類を見ない状況で、この事実を受け入れ、国が動かないと日本の漁業・水産業は衰退してしまいます。

 北欧・北米・オセアニアなどの漁業先進国は、科学的根拠に基づく水産資源管理を行っていることが共通しています。水産物輸出では世界第二位の水産業で大きな成長を続けるノルウェーをはじめ、漁獲量減少の原因を「乱獲」と認めて資源管理に大きく舵を切った国々があります。

日本では、漁業者に任せる自主管理が主体です。さらに、魚が減っていく主な理由を「乱獲」と認めない傾向にあるようです。「魚が獲れない⇒小さな魚まで獲る⇒魚が減る⇒魚が獲れない」という悪循環の中で、小さな魚まで獲っているのが現状です。

 漁業先進国のノルウェーでは、漁業者に対して漁船ごとに実際に漁獲できる数量より、はるかに少ない漁獲枠が割り当てられます。その上、漁業者の関心は「大漁」ではなく、決められた漁獲枠でどれだけ「水揚げ金額」を上げるかにあります。つまり重要なのは「水揚げ数量」ではなく「水揚げ金額」となり、日本の漁業者とは大きな違いとなります。

 また、魚のサステナビリティ(「(sustain、持続する、保つ)」と「able(~できる)」を組み合わせた言葉で、日本語で「持続可能性」を意味します。)は、昨今、世界のビジネスシーンで重要視され始めた用語の一つがありますが、日本人は無関心です。

 世界平均で約80%の人が水産物を選ぶ際に、サステナビリティを非常に重要、もしくは重要と捉えているのに対し、日本人は平均わずか40%ととても低く、下から二番目のロシアでも73%です。日本人がどれだけサステナビリティを重要視していないか、分かって頂けるでしょうか。

 このような結果から日本人は「安くて美味しければいい」という考え自体が、世界と大きくズレてしまって、日本では魚が獲れない状況に追い込まれているのだと思われます。

 SDGsの14番目の目標(ゴール)「海の豊かさを守ろう」に明記されているように。我が国日本で持続可能な水産資源を守り、何時までも美味しい魚が食べ続けられるように乱獲を止めて。「水揚げ水量から水揚げ金額」の経営にシフトして行ってほしいと願わずにはいわれません。



2022年10月28日金曜日

日本で暮らすなら

 海外旅行に何度も行って「日本は治安が良くて、食べ物がおいしく、やはり日本で生活するのが一番だよねぇ。」と以前まで思っていましたが、さて、今はどうでしょうか?

もしかして、今まで通りの生活を望むなら海外での生活も選択肢に入れることも……。

 コロナにロシアのウクライナ侵攻…等、私たちにはどうしようもないことが発生してしまい、日本は円安に、40年間ほとんど年間所得が変わらない。もしくは下がっていると言った方が正しいのかもしれません。

将来を考えると少子超高齢化、年金支給開始年齢の上昇……等、周りを見渡せばお金がなく生活が困窮し、精神的に追い詰められた人をたくさん見受けます。

 3、40年前でしたら、大学を出れば一流企業に就職でき、一生安泰などと言われていましたが、現在、どうでしょう?

 無理して奨学金を借入し入学、卒業したら一流企業ではなく、派遣会社での就職。年収200万円程で毎月の奨学金の返済で生活も苦しく困窮している方がたくさんいるようです。もう、本当の意味で大学へ行く時代ではないのかもしれません。

 私が人生をやり直せるとしたら、18歳でワーキングホリデーを使用し海外移住か。日本で住み続けるなら18歳で就職し、10年間コツコツお金を貯め28歳でアパートを購入し、家賃の半分は返済、残りは積立。30歳に結婚し、アパートに住み。給料の中で無理のない生活をし、自動車は最低限の軽自動車所有、賃貸アパートで貯まった資金でアパートの購入の繰返し、不労所得を増やしていく生活をします。勿論、自分たちの住む一軒家は購入しません。まぁ、ときどき海外旅行でもし、色んな国を見て周るのも良いでしょう。

 もし、日本で暮らすなら本業以外で不労所得を得ながら質素な生活スタイルが良いでしょう。下種な話ですが、やはり「お金があれば何でも購入できます」し、「お金があれば安心も得られます」。

興味があって、不労所得を得ながら生活がしたいという方がいらしたら、詳しく説明をしますので、連絡頂ければ対応いたします。

2022年10月27日木曜日

TVがない

  以前、飼っていた猫がテレビに粗相をしてしまい、テレビから煙が出て「The End」。それから我が家ではテレビを見る習慣がなくなり、何十年も過ぎました。今では、テレビを必要とも思わなければ、購入したいとも思いません。

 テレビのあった時は、毎日深夜遅くまで観ていたことを考えると今の生活は健康的だな、と感じます。テレビを観ない分、時間があるので読書の時間が増え、Amazonから本をよく購入しています。しかし、テレビがあった方がその時間読書をしなくなるため、本を購入する金額とテレビ購入代を比較すると、テレビ購入代の方が完全に安上がりです。(電気代や維持費といったものも掛かるといえば掛かりますが。)

 不思議なことに私は、子どものときはテレビっ子でした。自分自身が「大人になったらテレビのない生活がしたいなあ」とも考えていた時期があったのも事実です。

 今、インターネットの時代で、何でもスマホで出来てしまいます。その上、本やコミックまで読めてしまい便利ですが、やはり本は紙ベースの書籍をじっくり読むべきと感じるのは私だけでしょうか?


2022年10月26日水曜日

「100年安心の年金制度」のはずが国民年金納付40年から45年へ延長

  2004年、当時の小泉純一郎政権が大胆な年金改革を断行し、私たち国民は毎日ニュースで「100年安心の年金制度」と聞かされていました。100年後も安心できる訳がないだろう、と半信半疑でも望みをかけ、小泉政権を応援していました。

が、2022年10月現在どうでしょうか。

円安に、物価は上がり年金は下がり、年金支給年齢も段々上がり、支給額はますます減額されていきます。

そんな中、今回政府は、国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から、65歳までの45年間とする検討に入ったそうで、2024年には結論を出し、25年の通常国会に改正法案の提出を目指すそうです。

 今、少子超高齢化で財政負担もますます増えていくことは誰しも分かりますが、国民から吸い上げる法案ばかりで大丈夫なのかと心配になります。以前から国会議員の議員数削減、公務員数の削減、税金の無駄の削減等など選挙前には威勢の良い事を国民に宣言し、選挙後はなかったことになり、国民から吸い上げることばかりの話しか出てこなくなります。

このまま行ったら日本がダメになってしまいそうな気がします。

以前ブログで投稿したように、働き盛りの若者が日本を捨て海外へ出てしまうと思われます。また、定年退職した技術職の人も、日本で雇用延長して安い給料で働くより、海外へ移住・転職し、報酬をたくさん貰いゆとりある生活をするために日本から出て行ってしまうことが予想されます。

このままの状況が続くようでは、日本は世界から取り残されてしまうのではないでしょうか。

国会議員が悪いのか、国会議員を選んだ私たち一人ひとりが悪いのか分かりませんが、将来の日本を本当に考えてくれるリーダーが出てくること願わずにはいられません。


2022年10月25日火曜日

血中酸素濃度測定器(パルスオキシメーター)

  YBS山梨放送によりますと、新型コロナウイルスの感染者に山梨県が貸し出しをしている血中酸素濃度測定器(パルスオキシメーター)が5千個以上返却されていないことが、県への取材で分かったそうです。

 パルスオキシメーターは指に取り付けて血中の酸素濃度を測る機器です。新型コロナ感染者が自宅療養を始める前に、県が無償で貸し出しているようです。貸出時には、切手などが貼られた返信用の封筒も同封されているそうです。しかし、県が保有する1万9581個のパルスオキシメーターのうち、令和4年10月18日時点で5617個が貸出期限を過ぎても返却されていないようです。

 県によると、「自宅療養者に対して3万円の給付金を出していた7月上旬までは返却が給付金支給の条件だったため、ほぼすべてが返却されていた」ようで、給付金支給終了後から返却率が低下したそうです。県の担当者は「次の患者も使用する大切な備品なので、まだ家にあるという人は必ず返却してほしい」と呼び掛けています。

 パルスオキシメーター、1万9581個のうち5617個が返却されていないということは約28%、大体全体の四分の1の人から戻っていないことになります。今後、返却されない場合は不足分を購入することになりますし、返却のお願いなど必要以上に費用が掛かりますよね。

残念なことに3万円給付時は全て返却されていた、という事実を考えると笑い話ですよね。借りたものを返せない人が増えてきている状況を考えると、寂しいとしか言えません。

 もし、あなたがお付き合いするとしたら借りたものを返す人と返さない人、どちらの人とお付き合いしますか? 答えはみな同じだと思いますが。

 これから物価が上がり社会が不安定になり、貧困の差がますます広がります。そんな混沌とした世の中だからこそ、人から借りたものを返さない人が増えていくことが予想できます。昔のように人と人とが協力しあい、困っている人が居たら助けていた社会は何処へ行ってしまったのでしょう?

国では自助、共助と言いながら、流れは確実に自己責任の時代に向かっています。

 最後になりますが、パルスオキシメーターを返却されていない方は、必ず返却をお願いします。

山梨県/新型コロナウイルス感染症の無症状者等に係るホームケアについて



2022年10月24日月曜日

自殺幇助

  最近、気になるニュースで、自殺のお手伝いでの死体遺棄自殺幇助の事件が連日明らかになっています。SNSの普及で、自殺したい人が殺してくれる人を探し、殺人に至る。

 これはまさに、現在だからこそ起こるべくして起きている事件です。また、集団自殺などもSNSを通じて集まり、レンタカーによる練炭自殺など、本来ならば死にたければ一人で、と言いたいくらいです。しかし、全てにおいて人に頼ってまでしないと死ねないということは、もしかしたら、死にたがっている人を死なずに助けることも可能ではないかとも思ってしまします。

 警察による亡くなった方の尋ね人情報を見ると、全国にはたくさんの身元不明の遺体が発見されているそうです。それはつまり、誰も探してくれる家族も居ない人や、今の世の中考えられませんが住民票のない人(出生届が出されていない人)が沢山いるようだと考えられます。それらを考えると、誰かに殺しを依頼してまでなくなっている人が、日本中にたくさんいてもおかしくない状況なのかもしれません。

また、近所で普通に暮らしている方が自殺の幇助をして、平気な顔をして毎日暮らしていることも不思議ではない時代なのかもしれません。

怖すぎます。

全国のいのちの電話一覧|TOPページ|一般社団法人日本いのちの電話連盟



2022年10月23日日曜日

睡眠時無呼吸症候群

  この所、一日中「ぼーっ」としたり、突然意識が飛んでしまったり、睡眠中呼吸が止まったり、いびきが凄いと指摘されたりしたため、近所のクリニックを受診しました。

 当然、アンケートではほぼ「睡眠時無呼吸症候群」の該当ありで、機器による簡易検査のオーダーをしてもらい、機器がメーカーより届き検査を行いました。結果が何と危ない状況で、即CPAP(シーパップ療法)を始めることになりました。機器に慣れない人は3ヵ月程掛かる、と言われていましたが私は問題なく初日から対応できました。

 私の使う機器は小さな機器で鼻マスクによって空気を送風するタイプです。睡眠時に鼻で呼吸せずに口呼吸をすると、口を塞がれ窒息した状態になるので、意識して鼻呼吸することがポイントになります。

また、機器は端末機能が付いていて毎日機器メーカーに私の呼吸状態のデーターを送信できる高性能機器だそうです。初日は朝まで目を覚ますことなくスッキリ眠れました。機器使用前は、1時間くらいおきに目が覚めてしまい朝は疲れの取れない状況で目を覚ましていました。

 睡眠時無呼吸症候群の方は4人に1人いるそうなので、数から考えると家族に1人は居る計算になります。もし、ご家族でいびきがうるさい、呼吸が止まっているといったことがありましたら、必ず受診をお勧め下さい。睡眠時無呼吸症候群だったら、機器を使用することで深い眠りが出来、今までにない日常生活がおくれ、CPAPなしの生活が考えられなくなるに違いありません。

 今後、CPAP着用での変化を定期的にブログで報告いたします。楽しみにお待ちください。

耳鼻咽喉科・アレルギー科【まつざきクリニック】:山梨県南アルプス市にあるまつざきクリニックです。

帝人ファーマ株式会社 TEJIN PHARMA


2022年10月22日土曜日

取調を受ける

  先日、会社の帰りに自動車を運転中、前車が煽ってきたのか?道が分からなくて走っているのか?と言うような動きをしながら路肩に停まったで、右側のウインカーを出して追い抜きました。すると、急に後ろから私の車を完全に煽り始め、追い抜いていきました。信号で停まったところ、前車から運転者が怖い顔をして降りてきたので、こちらは咄嗟にドアロックをし、室内待機を行いました。信号が変わったら前車も動き始め、ますますあおりが酷くなったため、110番し警察に依頼し、相手ナンバーを伝え、指示により路肩に停車し、警察を待つことになりました。相手は私が電話をしたことに気付き逃げてしまいました。

 なんと、相手は近くの駐在に「自分が煽られた」と駆け込みました。私は「煽られている」と警察に電話はしましたが、お互いが「煽られた」と言っている状況になったのです。

 当然、取調するために警察に向かい、はじめてドラマでしか見たことのないような小さな部屋(机が2つある取調室)に入りました。その中で、住所、氏名、免許証、車検証、ドライブレコーダーのメモリーの提出等を行い、それから何人もの警察に「いい加減にしてよ」と思うくらい同じことの説明を行いました。

 結局、ドライブレコーダーを車に備え付けていたこともあり、私が「あおったところ」はなく、相手が観念し「数年前に事故を起こしてから頭が変になり、時々、被害妄想がおこり今煽られた」と思い込んでしまったという説明を警察の方から伝えられました。そして「本人から謝罪をしたい」と伝えられ、私は「今後、顔を覚えられ今度何をされるか分からないのでお断りします。」と伝えました。

 2時間(!)もたくさんの警察官が対応して下さったので、「ご迷惑をおかけし、大変失礼しました。また、長時間ありがとうございました。」と伝え、帰ってきました。

警察官から言われましたが、人によって感覚が違い、こちらが煽られたと感じても相手は煽ってないと言うことが良くあるそうです。

 今回はドライブレコーダーがあったので良かったですが、ない場合は結論がでずに、お互いが話し合いを持って解決させるそうです。結局、今は360°対応のドライブレコーダーが必要です。余裕があったら購入してください、と言われた程です。

そして帰りに対応して下さった若い警察官から「3秒待って進んで下さい」と言われ、確かに、と感心して帰ってきました。

 これからは、「3秒ルール」を実践していきます。


2022年10月21日金曜日

医療用大麻解禁へ

  厚生労働省の大麻規制検討小委員会は、令和4年9月29日午後に会合を開き大麻取締法などの改正に向けた方向性を取りまとめました。現在、国内で禁止されている大麻を原料とした医療品について、有効性・安全性が確認され、薬事法に基づいて承認されたモノについては、輸入・製造、使用を可能とする大麻取締法を改正する方向性が示されました。

 アメリカでは、州によっては大麻自体法令で使用でき、なおかつ医療用大麻は全州で使用できます。

 日本だけが遅れをとっていて、アメリカ人などがうっかり医療用大麻を日本に持ち込んでしまい罪に問われていたことが今までに多々ありました。ようやく、日本でも医療用大麻を使用できる法改正がなされたことは一歩前進と言えるでしょう。

大麻取締法は変わった法律で、大麻の「所持」は取締の対象となっているものの、「使用」については罰則がないので、今回、法改正され「使用罪」を創設することも盛り込まれたようです。

 末期がんなどの患者さんは、非常に苦しく辛いそうで、この苦しみを和らげるには、医療用大麻しかないと言われているので、患者さんにとっては朗報だと思います。


2022年10月20日木曜日

暴力団組員の強盗致傷

 昔、子どもの頃。東映映画で菅原文太などがカッコイイヤクザの主人公役をした映画を観ては、ヤクザは怖いけど何で一般の人には優しいのだろう、と不思議に観ていました。そんな影響もあり、将来大人になったら弱い人を助ける菅原文太のようなヤクザになりたいと真剣に考えていた私でした。

 時代が変わり、暴対法ができヤクザも以前と比べたら構成員も少なくなり、将来的にはヤクザという職業もなくなってしまうことも予想できます。昔、真剣に考えていた私にとっては少し寂しく思います。

 先日、住吉会系組員(24歳)が少年(中学生15歳)2人の3人で、越谷市の路上で24歳の男性が乗る自転車の前かごから、オートバイですれ違いざまに現金「約500円(!)」の入ったハンドバックをひったくりました。その上、ハンドバックを取り戻そうとした男性の顔を殴るなどしてケガをさせた疑いで、逮捕されました。

 子どもの頃に私が観ていた菅原文太の一般の困っている人を助けていた優しいヤクザが、今では一般の人に対して強盗致傷ですよ。正直、ショックでたまりません。この24歳の組員は組から破門で、もう帰るところもなく、真面目に仕事も見つからず更生は無理でしょう。

私が子どもの頃に憧れていたヤクザは何だったのでしょうか?


※盗んだ側、盗まれた側の男性も同じ24歳。盗んだ側は一文無し、盗まれた側は財布に約500円しか入っていなかったことを考えると、二人のことが心配になってしまったのは私だけでしょうか。世の中の技術が進み、お金全てがスマホの中なのでしょうか?

 将来は強盗と言う犯罪が、社会の流れでなくなってしまうのですね。全てにおいて寂しくなってしまいます。


2022年10月19日水曜日

ノルウェーの刑務所

  ノルウェーの刑務所は世界一人道的、と知っていますか。日本では考えられませんが、77人の殺人犯に個室が三つあり、ゲームも自由に出来るそうです。

 日本では容疑者や被告が反省しているかどうかに、ことさら重きが置かれている上に、厳罰化を求める声も絶えません。被告が判決後、刑務所でどのような生活をしているか、更生や反省は出来ているか、など。国が違えばこんなにも違うのだと考えさせられます。

 世界一人道的な処置と知られるノルウェーの刑務所は明るく、受刑者は「自由」だそうです。77人も殺害した受刑者(43歳)は最高刑の禁錮21年の判決を受けました。

ノルウェーには死刑も終身刑もなく、量刑も日本などと比べると軽く、凶悪犯も原則釈放され社会に戻っていくそうです。この事件で、銃弾を3発受けて右腕を失った被害者は「憎しみはもちろんありました」と言い、また、「自分のエネルギーを他人を憎むことに使いたくない」という思いがあったそうです。法廷の中で「彼の話すのを聞いていると、極端な思想の持主だと分かり、奇妙に思われるかもしれませんが、段々、彼への関心がなくなっていったのです」と。やがて、許すでも、拒絶するでもなく、起きたことを起きたこととして受け入れるようにと決めたそうです。

 ノルウェーでは加害者支援も手厚いが、被害者支援にも手厚いそうです。日本のように「被害者だけが置き去りにされている」と、いうような声が出にくいシステムになっています。

犯罪被害者への補償金(現在の最大補償金は9,000万円)支給などを担う専門の官庁があったり、事件の被害者や遺族はいつまでも無料で弁護士に相談でき、その上被害者や遺族でつくる各団体には、国から財政支援をしてもらえるそうです。だから、世界から見てもノルウェーは治安が良いのでしょう。

 刑務所の所長が「私たちの仕事は受刑者に更生させることで、更生に反省は必要ない」と明言したそうです。受刑者は刑務所に入っている間に大学を卒業することも可能だそうで、期間満了時には何不自由なく社会へ帰っていくそうです。

 日本人の私たちは、目には目をではないですが犯罪者に対して厳しいですし、被害者や残された遺族に対してのサポートもほぼありません。ノルウェーのシステムを日本に取り入れるのも選択肢の一つだと思います。


2022年10月18日火曜日

骨髄バンク

  今日は献血移動バス会場での骨髄ドナー登録会を、南アルプス市と南アルプスライオンズクラブ、南アルプス市商工会女性部、日赤奉仕団の協力を頂き実施してきました。

会場は南アルプス市白根窓口サービスセンター東側県道沿い駐車場でした。

 今日は朝から肌寒い一日でしたが、たくさんの方に献血して頂きました。

 また、骨髄バンクにも協力頂き、ありがとうございました。

2022年10月17日月曜日

日本赤十字山梨支部への寄付

  あおぞらは、設立当初から社会貢献を標榜しているので、当然、各種団体への寄付行為を継続的にさせて頂いております。今回は少し多めに寄付したことにより団体より感謝状が届きましたので報告させて頂きます。


 それは、日本赤十字社山梨県支部からです。日本赤十字社と言えば、知らない人はいないと思いますが、たくさんの事業をされています。特に献血や、災害時の医療関係者の派遣など、私たちの生命財産に関わる大切な事業をされています。儲けるための団体ではないので、事業運営上寄付は大切な事業の一つだと思われます。

以前までは、少ない額でしたが今後は継続して、少しでも多くの金額を寄付できるように企業経営していけるよう頑張る所存です。

日本赤十字社 山梨県支部


2022年10月16日日曜日

ニューマルキン号(マルキン自転車)

  自転車メーカーのホダカのシティサイクルブランド「マルキン自転車」は、マルキン自転車90年目の歴史を象徴する実用自転車「ニューマルキン号」を日本国内のみで100台限定で発売しました。

 マルキン自転車は1932年に誕生し、90年の歴史を持つブランドです。「マルキン自転車ホイノホイノホイ……♪」で代表されるCMソングは一世を風靡しました。

昭和の熱気や活気溢れる1950年~1960年代に使われていた自転車は実用車と呼ばれ、大きなリヤキャリアやデザイン性の高い装飾が特徴的です。業務において荷物を運搬する用途のほか、紙芝居屋の移動手段など「働く自転車」として日常には欠かせない自転車でした。

 私は限定やレトロといった言葉に弱く、ネットで情報を知りすぐに連絡をしたところ、先着100台に入り、見事購入することができました。納車され乗ってみると、昔懐かしいレトロなゴッツイ自転車で昭和を思い出すほどのなつかしさに襲われました。大きくて重量感があり、身長が170センチの私でも足つきの悪い大物です。一つ残念なことは、ブレーキがワイヤーで「レトロ風現代の自転車」でした。まぁ、普段から自転車に乗る機会がないので、将来ドラマの撮影などで依頼があった場合は協力しようと思います。

 今回、マルキン自転車90周年の記念車で100台限定でしたが、きっと100周年記念時には、また記念車を発売するのだろうなと思いながら、10年後も楽しみにしています。

マルキン自転車


2022年10月15日土曜日

10月と言えば「運動会」

  最近は、運動会も10月ではなく春先に行う学校もあるようで、熱中症など色々な問題も関係してきているのでしょうか。

 私は、運動会が凄く嫌いでした。理由は運動会前の練習と、当日、朝早くから家族総出(おじいさん、おばあさんに両親、兄弟の大家族での応援参加)が苦手でした。いつも我が家は母一人の応援でした。最悪な時は雨が降り月曜に変更になったら、両親ともに会社員だったので休むことができず。母が昼の休憩時間にお弁当を持って来て、短い時間で一緒に食事をして帰って、そのまま仕事に就くことに。【寂しさ】なのか、【一時間の自分の休憩時間を割いてまで来てくれる申し訳なさ】なのか。よく分かりはしませんでしたが、本当に嫌な思い出でした。

 今はコロナ禍で運動会も簡素化され、午前中だけで終わり、昔のように大家族で応援に来て食事をとる光景を目にすることもなくなりました。逆に寂しいような複雑な気持ちですが、運動会を楽しみにしていた親御さんにしてみれば、大変寂しい時代なのでしょうね。

 私は子育てが終わり、運動会に参加する機会は二度とありませんが、コロナが終息し、大家族で応援に行ける運動会が戻ってくることを今では願わずにはいられません。

それは、忙しくても文句も言わず料理を準備してくれて、参加してくれた母親の気持ちがようやく理解できる大人に成長できたからです。


2022年10月14日金曜日

孫子曰く、およそ先に戦地……(孫子の兵法)

 ロシアのウクライナ侵攻も7ヵ月が過ぎ、今ロシアでは「部分的動員令」が始まり、たくさんの人々が隣国へ脱出しているようです。同時に住民投票(ロシア編入を問う)をロシア軍がウクライナ軍による激しい領土奪還作戦に晒されている中、9月23日に急遽始まりました。東部ルクハンスク・ドネツク両州と南部へルソン州・同州に隣接するサボリージャ州の4州内のロシア占領地域で行われ、9月30日にプーチン大統領により「併合宣言」が発表されました。

欧米諸国や日本は軍事的占領地での住民投票を「目に余る国際法違反」(バイデン大統領)とし、併合は一切認めない姿勢です。


 「孫氏曰く、およそ先に戦地をおりて敵を待つ者はいっし、後れて戦地におりて戦いにおもむく者は労す。ゆえに善く戦う者は、人を致して人に致されず。

 戦場にいて敵を待つ軍隊は楽に戦えて、後から戦場にやって来て戦いにのぞむ軍隊は苦戦するのです。それだけに、戦い上手な者は自分が主導権を握り、相手を翻弄し、相手に翻弄されることがないのです。

 戦いはもちろん、何事おいても物事を有利に運びたいと思ったならば、自分のペースに相手を巻き込むことが大切だと孫子は言っています。自分が有利な条件を引き出すためにはまず先に動いて、自分が主導権を握れるような状況を作っておくことが肝心です。

 今、ロシア軍はウクライナ軍に攻められ後退し、ロシアからの兵士の動員を待っている状況です。今後、ロシア国内では「全動員令発令」がされるのも時間の問題だと言われています。

 「孫子の兵法」から考えたロシアは「進も地獄、退くも地獄」としか言えない状況でしょう。


2022年10月13日木曜日

日本で働きたくない

  「正直、もう日本では働きたくない」との内容でAMBEMA TIMESから配信されました。

 寿司職人・和食料理人専用の求人サイトで、寿司職人の平均年収は約400万円程度。しかし、最大で2700万円になる可能性がある。その差を生む一つの理由が、海外に出稼ぎへ行くことです。

 実は今、海外で高い給料を手に出来るのは寿司職人だけではないようです。

営業840万円(日本の平均給与379万円)、ITエンジニア1020万円(日本の平均給与497万円)、コンサルタント1040万円(日本の平均給与480万円)等々、同じ仕事・同じ能力でも海外に出た方が倍々ゲームで稼げてしまうようです。

 2021年度の日本の最低賃金は930円(2022年度は961円)、平均年収は470万円で、G7の中で最下位です。(平均年収の中央値は約397万円のため、国内の年収の差も激しいです。)

30年間ほとんど上がらず、海外と比べると倍以上離されているのが現状です。

 ここで気になるのが、給与が倍以上稼げるからこそ倍以上働かされたり、労働環境がめちゃくちゃで奴隷のように働かされるに違いない、と思うのが普通ですよね。

 “短期で超稼げる”とネットで話題の国が、オーストラリアと見かけ、3年前にワーキングホリデー制度を使用しオーストラリアへ渡り、工場の金属加工の仕事を行う“出稼ぎ生活”を送っているAさん(32)。Aさんが日本に居た時の手取りは月給25万円、今では80万円になっているそうで「最低賃金が高い上、土曜日は3時までが1.25倍で、超えたら2倍のダブルペイで支払われる」そうです。生活費は「日本と変わらず」「稼げる額が2倍で、生活費が2倍で、預金も2倍くらい増える」そうです。さらに、働き方は「日本のときは仕事優先だったが、今では朝は仕事が始まるのが6時で早いが、定時終わりが14時半。それから友達とご飯に行ったり、車を30分位走らせたらビーチもあるから、正直な気持ち、もう日本では働きたくない」と、明かしたそうです。

 現在、日本は給与が低い上に消費税、社会保険料、家を持てば固定資産税、車の所有で車検に自動車税、ガソリン税の二重課税、と取られてばかりです。また、今後ますます物価が上がり、日本では、ダブルワークも推奨し始めました。もう国も現状を把握していて、国民が知らない間に自己責任への舵きりをし、自分の生活は自分で守らなければいけない社会がすぐにでも到来するでしょう。昨今、若者の海外への出稼ぎが増えてきているのも分かる気がします。

私が若ければ、ワーキングホリデーを使用し出稼ぎに行ったはずです。もしかすると、5年後、10年後は定年退職した人が海外へ「出稼ぎ」に出る時代もやってくるかもしれませんね。

早く昔のような国力のある「日本」が戻ってくることを願わすにはいられませんが、期待していても良いのでしょうか?


2022年10月12日水曜日

あの時のピアノは

  私は37歳からピアノをはじめ、今は時々弾くくらいです。

 ピアノと言えば、40年前の中学生の時、小さな町の教育委員会が頑張って、生徒一人に電子ピアノ一台が使用できるように予算編成し、購入され、音楽教室に一人に一台のピアノが準備されました。しかし、音楽の授業でピアノの授業が行われず、音すら聞く機会がありませんでした。結局、あの電子ピアノは使用されず廃棄されたと思われます。あの時、ピアノの授業があったならば、もっと早くにピアノを趣味として始めていたかもしれません。

 40年前の電子ピアノですから、結構高額な物だったと思います。予算の少ない市町村の教育委員会が予算編成し、無理して購入したピアノだった、と今の私には予想できます。

当時を振り返ると、丁度先生方の組合活動が活発な時代で、よく黒板に「組合の活動があるので今日の授業は自習です」と書いてあることが良くありました。私は、勉強が好きで、自習時には「組合活動なんか、やってんじゃねぇよ。」と文句を言っていたことが、今でも思い出されます。組合活動によって、元々少ない音楽の授業時間の調整ができず、ピアノの授業も割かれてしまったのかなとも思います。

 丁度、私が少し大人びていたのか、組合活動に積極的だった先生方が信じられなくなり、勉強が嫌いになった時期でもあります。でも、そんなことにもめげずに勉強を頑張っていれば良かったなぁ、と反省する今日この頃です。


2022年10月11日火曜日

冷戦以来初の「世界最終核戦争」の危機か

  毎日の報道によると、日々ウクライナに侵攻したロシアが後退していて、プーチン大統領も最終手段である核兵器使用の発言を始めました。これまでは脅しだったようですが、今の精神状態では核兵器の使用も現実的になってきたと言われ始めました。

その中で、アメリカのジョー・バイデン大統領は10月6日にウクライナでの戦争をめぐり、核兵器による「最終戦争(アルマゲドン)」のリスクが1962年のキューバ危機以来最も高い水準にあると述べたそうです。

 また、フォーブス・ジャパンにより「核攻撃への懸念でヨウ素剤売上が急増」と発表されました。この記事を見た私もついついAmazonでヨウ素剤を購入してしまいました。


 日本では世界で初めて核爆弾が使用され、戦後77年が経ちました。しかし、まだ核爆弾によって放射能を浴びた方々の健康被害について、認めて貰えないことに対して裁判が続いてるのも事実です。そのような状況の日本ですが、ロシアが核兵器を使用すると言われているのに、日本国内では危機感が無いように感じるのは私だけでしょうか。

 今後、購入したヨウ素剤を服用しないで済むことを願わずにはいられません。


2022年10月10日月曜日

10月10日と言えば

  私たちの年代に言わせると、10月10日は体育の日です。私にとっても特別な日ではありますが、「まぐろの日」「赤ちゃんの日」「トマトの日」「世界死刑廃止デー」……など、色々ある日でもあります。

 今回は「世界死刑廃止デー」について、考えてみます。

 私は、以前から「目には目を」という気持ちが強く、これまで死刑は賛成でした。また「死刑廃止」なんて聞くと「殺された家族のことを考えてみろよ」という考えの持ち主でした。

 現在、訪問介護の会社を経営していると、たくさんの利用者様が居て、仲には発達障害や統合失調症といった様々なことを勉強しないと、対応できないケースが増えています。当然、会社にはたくさんの書籍を準備し、勉強を行いますが、最終的には犯罪の事まで書かれている書籍をよく目にします。

 そこで私が感じたことは、同じ事件を起こした場合で考えると少年期は少年院で更生させる。大人だと、刑務所で罪に対して反省させる。その他、弁護士は刑を軽くすることをお願いする人。検事は法律に対し即した刑を決める人。裁判官は弁護士と検事の内容から適正な刑を最終的に判断する人、と整理がつきました。(※これは私の主観です。)

 以上のことから、もし殺人を犯して死刑になった場合、今の日本の法律から考える“反省させる”という意味での反省になっていないような気がします。

被害者感情からすれば、殺されたのだから死んで当たり前(目には目を)と思いますが、死刑制度の繰り返しだと、殺人が減るとは考えられません。犯人が何故、殺人に至ったかをもう少し踏み込んで検証し、検討し少しでも犯罪が減少する社会に繋がるような裁判制度の改革が必要かと思います。

事件を起こす人は、生活歴や知能的に様々な問題を抱えているケースが殆どだと思います。将来、日本の法律も社会(世界)の流れに沿って改正されていくでしょう。いつか日本も、死刑制度が廃止されることを願わずにはいられません。


2022年10月9日日曜日

毎日がホテル住まい

  今、スーツケース一つで、後は何も所有せず、毎日をホテル住まいしている人が増えているようです。安いところでは、1ヵ月朝食込みで、7万円程度で過ごせるようです。わざわざ、アパート住まいをするよりはお金が掛からず、毎日快適な生活を送ることができるそうで、若者の利用者が増えているようです。

 最近では終活が流行って来ていますが、この延長線上に高齢者のホテル住まいも増えているようです。以降、体調等問題が発生した時は、高齢者住宅等の入居も考えながら健康なうちは、ホテル住まいを行うようです。

 考えてみれば、現在はスマホ一つで何でも出来てしまう世の中になり、スーツケース一つ分の衣類とその他があれば十分。ふと海外にでも行きたくなったら、そのまま空港へ向かい飛行機に乗るだけで、もう海外です。高額な家を所有し、高額な税金や、その他の出費を考えるとスーツケース一つの生活も魅力的ではと思うこともあります。

 私も、このところ以前所有していたスーツをはじめ、着なくなった洋服はほとんど処分しました。それは整理と思い始めましたが、今では終活的な気持ちになり行っていました。

このホテル住まいを転々として生活する人が増えていると言う話を知ってから、将来はホテル住まいも考えての整理も良いのかなぁ、と思い始めた今日この頃です。


2022年10月8日土曜日

4ヶ月で360万部売れた大ベストセラー『日米會話手帳』

  1945年(昭和20年)9月15日に日本で発刊された英会話用の小冊子【日米會話手帳】です。わずか32ページのごく簡単な内容ではありますが、玉音放送の一ヶ月後に発行され、連合国軍による占領開始直後の日本で総計360万部ないし、それ以上が発行され、戦後初のベストセラー(ミリオンセラー)書籍として知られているようです。

 私は、2021年11月に誠文堂新光社から復刻版として発売されたものを購入しました。

復刻版、といっても当時のモノをそのままコピーされたモノで、印刷はかすれ、誤植だらけで、とても現在の教材として使用できるものではありません。しかし、私がこれまで英会話を学ぼうとして購入した書籍の中で一番評価できるものでした。短時間で会話が上手になったような、と錯覚してしまう教科書でした。

 どちらかというと「日米會話手帳」と標榜しているものの、アメリカ英語とは言えず。むしろイギリス英語よりな感じがします。私が一番感動したのは、

“What's the matter?”を「ウァッツァマタ」とか

“Take your seat please?”を「ティキョウ・スィート・プリーズ」と

カタカナで表記してあり、実際の発音に近いことで上手になったような気持ちになってしまうところでしょうか。

 戦後、日本の復興の為に、アメリカ人との会話が必要になり、短期間で覚えるためには、必要最低限の単語と会話を学ぶ教材として、最初に発刊された手軽な「日米會話手帳」が戦後初のベストセラーになったのも納得です。

 もう一度、または、初めて英会話を勉強したい方にオススメの一冊です。



2022年10月7日金曜日

カレーライス

  カレーライスといえば、日本の国民食といっても間違いないでしょう。子どもの頃は、毎日でもカレーライスを食べたいくらいでした。

 今でも、カレーライスは大好物ですが、我が家では十何年も作ってないです。私も歳をとり食が細くなり、あまりご飯自体を食べなくなったのも原因でしょう。

カレーライスを食べるとしても、スーパーから購入してきたレトルトカレーを食べるくらいです。まぁ、これがレトルトと馬鹿に出来ない美味しさで、もしかしたら家で作るカレーよりも美味しいかもしれないな、と思うものが数多く売り出されてもいます。

 以前、ブログで紹介しました非常食のCoCo壱のが監修した長期保存可能なカレーライスも馬鹿にできない美味しさです。

 本当であれば、大きい鍋で作るカレーライスが一番おいしいですが、たまにはレトルトカレーの美味しさを感じて頂くのも良いかもしれませんね。


2022年10月6日木曜日

ふるさと納税について

  2021年度の神奈川県と県内33市町村に集まった「ふるさと納税」の納付金は計155億203万円で過去最多になったことが、総務省の調査で分かったようです。これに伴う住民税の控除額が今年度計595億4692万円で過去最多となり、横浜市や川崎市では「流失」が拡大しているようです。

 例えば、年金500万円の独身会社員が「ふるさと納税」で6万円寄付すると、翌年に5万8000円分の税金が控除され、さらに1万8000円相当(寄付金の30%)の返礼品がもらえます。(返礼品を貰う為の実質負担は2000円)


ふるさと納税」のメリットとして、

①応援したい自治体に寄付ができる。

②使い道が指定できる。(環境保護、子育て支援……等)

③お礼の品が貰える。

④所得税と住民税から控除される。

といったものがあります。

 しかし、「ふるさと納税額」の半分が、返礼品手数料と事務手数料として経費が掛かるそうです。元々、規模の小さい市町村で納税額が少ない地域であれば、ふるさと納税額の半分は経費として掛かったとしても、頑張ればたくさんの税収を得られることになります。

ふるさと納税者や小さい市町村であれば美味しい制度でしょうが、日本全体としての納税額を考えると「ふるさと納税」として入ってきた半分の金額が経費として無くなってしまう。そのことを考えると、何ともお粗末なシステムでしょう。

将来的には消費税は上がっていきます。どう考えても「ふるさと納税」が増えれば増える程、何らかの形で消費税以外の増税は待ったなしでしょう。私は、美味しいシステムと分かっていても納得できないので「ふるさと納税」をしたことがありません。

総務省から毎年「ふるさと納税」が過去最高額です、と発表されていくことが予想できるので恐ろしいです。

 もう一度、納税システムの検討をし、国民の納得のいく納税の制度設計が必要な時期に来ているのでしょう。

2022年10月5日水曜日

昆虫に心はあるか?

  NHKラジオで日曜日の午前10:05~11:50の間で【子ども科学電話相談】という番組があります。大人の私が聞き入る程なので結構、勉強になる番組だと思います。

 先日、男の子からの質問で【昆虫に心はありますか?】という質問がありました。私は最初「あるわけねぇじゃん。」と脳裏をかすめましたが、「待てよ。」……と。

 質問に対して先生から「昆虫は嫌なことをされたら何か感じるかなぁ?」と子どもに逆質問をしていました。この「心があるか?」という問いは正直、難しい問題ということが分かりました。

 子供は「嫌だと感じる。」と答えていました。先生は「この嫌だなぁ」と感じることが、心があることと締めていました。私が少年時代、昆虫で友達の昆虫と戦わせるとき「昆虫のお尻をぺんぺん叩いて、怒らせ(鋏が大きく開いたり、角が高くなったり)」戦わせました。そう、先生の言っていたことは、命ある全ての生き物には【心がある。】です。

 インターネットのWikipediaですと、

「心(こころ)は、非常に多義的・抽象的な概念でもあり文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間(生き物)の精神的な作用や、そのもとになるものなどを指し、感情・意思・知識・思いやり・情などを含みつつ指している。」

と書いてありました。

非常に難しい問題でしたが、この世に存在する全ての生き物には【】が存在するということですね。

 これから技術が進歩し、ロボットの活躍する時代が必ずやってくるでしょう。そのロボットには【】という概念があるのでしょうか?

 どうかロボットにも【】のある機械であってほしいと思うのは、私だけでしょうか?

子ども科学電話相談 - NHK


引用:「心-Wikipedia」(2022年2月14日 (月) 05:41 UTC版)『ウィキペディア日本語版』

心 - Wikipedia

2022年10月4日火曜日

上兵は謀を伐つ(孫子の兵法)

  今、コロナ禍の終息も見えず、円高、そしてロシアによるウクライナ侵攻と激動の2022年も残すところ3ヵ月となりました。私たち訪問事業所もコロナという目に見えない敵と戦い、3年が過ぎようとしています。正直、全てにおいて【厳しい】の一言です。

 「上兵は謀を伐つ。其の次は校を伐つ。其の次は兵を伐つ。其の次は城を攻む。

 戦いは本来、戦わずして勝利するのが理想です。相手がしようとしていることを見抜いて、先にそれを出来ないようにすることで、こちら側を有利な状態にし、相手の戦意を削ぐ気持ちにさせてしまうことです。一番良くない戦いは、相手に正面からぶつかる戦いです。

正面から戦うことは、戦っている感がありますが、実は追い詰められている状況に他なりません。戦わないで勝つためにやるべきことは、頭を使い、相手が何を考え、何をしようとしているのかを見抜くことです。無駄な戦いをしないで、勝利できるはずです。

 ロシアがウクライナを侵攻して7ヵ月以上経ちましたが、とうとうロシアは国民の反対を抑えてまで予備役30万人を動員し、正面突破を画策しています。まさに、この戦いはウクライナが「孫子の兵法」を実践しているとしか思えません。

 この戦いは必ず、ウクライナの勝利に終わるでしょう。


2022年10月3日月曜日

兵庫のオオサンショウウオ

  国の特別記念物のオオサンショウウオが滋賀県古賀市水口町の野洲川で捕獲されました。

保護団体の調査で、兵庫県で10年前から不明になっていた個体と判明し、元の生息地に戻されたそうです。人の手によって移動させられたとみられ、保護団体は「違法で生態系にも影響があり、やめてほしい」と呼び掛けているようです。

 滋賀県のオオサンショウウオを守る会によると、見つかった個体は体重4.4キロ、体長85センチだったそうです。6月に住民が発見し、市を経由して同会の会長が勤務する大学で保護。個体に埋め込まれた(!)識別用マイクロチップから兵庫県三田市の武庫川水系支流で2012年を最後に未確認となっていた日本固有種の個体と判明し、採血等の健康診断の結果、健康状態に問題がないため、今年8月に元の生育地に戻されたそうです。

 元々、野洲川と武庫川は繋がっていない為、人の手によって移動させられたとみられ、同会では「飼育しきれず野洲川へ放流した」と推測しているようです。

 オオサンショウウオといえばトカゲのような、大きくなればワニのようになる生き物だと思っていましたが、よく見ると顔が丸くワニのように尖った口ではないので、可愛いトカゲみたいでペットとして飼いたくなってしまうのも良く分かります。

しかし、特別天然記念物であり、捕獲して飼ったり、食利用することは禁じられています。

特別天然記念物の指定を受けるまえでは、貴重なたんぱく源として食用していた地域があったようで、捌いた際に強い山椒の香りが家中に立ち込めたと言い、山椒魚の語源とも言われているようです。数時間煮続けると柔らかくなり、香りも抜けて非常に美味であったようで、今でも食されている人がいるのでは、と言われているようです。


2022年10月2日日曜日

どんな大人になりたいか?

  小さい時、授業で「どんな大人になりたいか?」という質問をよくされました。私みたいな子どもの答えは「お金持ちになりたい。」が普通で、優秀な子に限って「相手の気持ちの分かる大人になりたいです。」と100点満点の答えをしていました。以降、私も質問されたら同じように「相手の気持ちの分かる大人になりたいです。」と答えるようになりました。

 今、大人になって感じることは「エスパーでもないし、人の気持ちは分からない。」に変わりました。もちろん、「相手が体調悪そうだな」や「何か困っていそうだな」、私との会話で「楽しそうだな」というくらいは分かりますが、子どもの頃の優等生の答えである「相手の気持ちの分かる大人になりたい。」とは何だったんだと、昔を思い出すと笑ってしまいます。

 今、仕事や何かの付き合いの会話の中で、こちらが怒って話していても相手に怒っていることが伝わらなかったり、会話で相手が私を怒らせても何で怒っているのか理解できない人が増えてきている、と感じることがあります。

相手の気持ちの分かる大人」は早々居ませんが、相手の仕草から少しでも、気持ちが分かってくれたらなぁ、と感じる大人はたくさんいます。

 私は「相手の気持ちの分かる大人」は居ないと結論付けましたが、それでも「相手の気持ちの分かる大人になりたい。」という答えに対し、なれるような努力が出来る生き方はしたいと思います。

2022年10月1日土曜日

時をかける少女

 先日、ラジオ深夜便で原田知世の【時をかける少女】が流れ、ついつい懐かしさと、時の過ぎる速さをつくづく感じた瞬間でした。
 私にとって時をかける少女と言えば、NHK「少年ドラマシリーズ」の第一作で1972年1月1日から1972年2月5日まで放映された『タイムトラベラー』(原作は筒井康隆「時をかける少女」)が最初で、毎回楽しんで観ていたのを覚えているのですが、当時、私が5歳なので、もしかしたら再放送だったかもしれません。
 映画で言えば1983年7月16日に公開された大林宣彦監督、原田知世初主演の映画です。主人公である原田知世(芳山和子)がテレポーテーションとタイムトラベルの能力を持ってしまったSF映画です。

 舞台となったのは、広島県尾道市で、一部は竹原市もあるそうです。やはり映画のシーンで思い出深い場所は、尾道の良神社脇の細道(尾道)の坂道ではないでしょうか。現在は猫の細道と呼ばれているそうです。
 私は尾道に行ったことはありませんが、機会があったら観光してみたい場所の一つです。


縁故採用廃止から縁故採用復活へ

 戦後、日本が復興を遂げたところまでは経済成長も著しく、その頃まで日本経済を支えていた求人方法は「縁故採用」が主流であったようです。当然、私が子どもの頃には、私でさえも「縁故採用」という言葉を知っていましたし、私が就職する数年前までは行われていた採用方法でした。  しかし、私が就...