2023年8月31日木曜日

夏といえば観察日記

 夏休みといえば休みが長いので良いのですが、日記と観察日記が嫌いでした。

 その観察日記といえば、低学年の頃はあさがおで、中学年になるとヒマワリが課題だったような気がします。

 1学期の修了式に課題が渡され、その中にあさがおやヒマワリの種と説明書が添えられ、説明書通りにすれば、問題なくこなせるものでした。

 しかし、いつも私の観察日記の写真や絵になるとひ弱な「ヒョロヒョロ」のあさがおやヒマワリでした。いつも農家の友達の花は大きく咲き、同じ種から育ったとは思えない程の立派な花に成長していました。そこで「どうしたら、こんなに立派な花になるか」と聞いてみましたが、

「説明書通り」

としか教えてもらえませんでした。

 今、大人になって分かったことが1つあります。それは友達の家は農家であり、きっと肥料を与えていたのだろうな、と思っています。

 いつも立派な花に育てることが出来ない事が分かっていたので、本当に苦痛な課題でした。そんなこともあり、どちらかというとあさがおやヒマワリは好きではありませんでした。

最近、近所を自動車で走行していたところ、私が観察日記で育てていたような「ヒョロヒョロ」のヒマワリが畑一面に咲いており、懐かしさと綺麗さに、ついつい写メしてしまいました。

 きっとこのヒマワリが友達の育てた「大きなヒマワリ」だったら立ち止まってまで、写メしていなかったのかもしれません。

明野のひまわり畑


2023年8月30日水曜日

『地球温暖化の時代』は終わった

 連日の猛暑(酷暑?)で毎日、熱中症により救急車の出動回数が日に日に増えているとのこと、先日、中学生や小学生が熱中症で亡くなったと発表されました。
「熱中症で中学生や小学生が亡くなるの?」と驚かされるばかりです。高齢者の入り口に差し掛かっている私は、必要のない外出はしない、と決めたところです。
 さて、世界の平均気温が2023年7月に観測史上最高になった、と国際機関が7月27日に発表しました。さらにドイツの気候学者が
「11万5千年ぶりだろう」
と分析し、話題になっているようです。
 衝撃の発表をしたのは、世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気象変動サービス(C3S)」だそうです。それによると、2023年7月、世界の平均気温は「16.95℃」で、これまでの記録(1940年以降)で最も高かった2019年7月の同期間における記録「16.63℃」を上回ったとのことです。
 また、ドイツのライプツィヒ大学による発表によると、同大学の気象学者によれば、この記録は1940年観測開始以降どころか
「おそらく11万5千年前の間氷期の終わり以来、最も暖かい月」
とのことで、もしかしたら
「イエスキリストもお釈迦様も未体験の暑さ」
のようです。
 国連のグテーレス事務総長は同日、会見を開き
「『地球温暖化の時代』は終わった。『地球沸騰』だ。」
と言ったようで、先進国に対しては、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするための投資や計画づくりを求めたそうです。

2023年8月29日火曜日

スマホが脳の発達を妨げる

 長時間のスマホ使用により、脳に深刻な悪影響が出る。
そんな衝撃的な事実を「脳トレ」で有名な東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授率いる研究チームが突き止めました。
 特に成長期の子どもの場合は、脳の発達が損なわれるという、影響がより深刻だそうです。
デジタル依存から抜け出し、脳が本来の働きを取り戻すにはどうしたらいいのでしょう?
 同研究所の助教で
「スマホはどこまで脳を壊すか」
を上梓した先生は、子ども達のスマホ使用時間を減らしていく方法として、ルール作りを提唱しています。

 例として、
 ①1日2時間以内
 ②寝る1時間前までにやめる
 ③宿題などやるべきことが終わってから使う
など、大切なのは大人が口を出さないことだそうです。
 大人が頭ごなしに「やめなさい」と制圧することは反動が大きく、隠れたり嘘を言って使ったりする子どもが出てきてしまうので、子どもが自分で決めたルールとして認識させる必要があると伝えています。
 今後、ますます便利なツールが開発されていくでしょう。しかし、使用に関しては程々が丁度いいのかもしれません。


2023年8月28日月曜日

サンマ1匹2万8,000円

 秋と言えば紅葉ですが、やはり私はサンマです。去年は不思議と食べる機会がなかったので今年こそは、と思っていたところです。

 さて、今年も北海道でサンマの初競りが行われました。1キロあたり最高の23万円の値が付き、去年の5万5,550円の約4倍の値が付きました。1匹あたり約2万8,000円となりました。

 今回の初競りが行われたサンマは8月19日に北海道根村市で水揚げされたサンマで、最高値で落札したのは札幌市の鮮魚店だったそうです。

 8月20日には根室市で大型船によるサンマ漁も解禁されたそうです。水産研究・教育機構の調査では日本近海の資源量は約94万トンと推定された2022年よりも20%程少なく、来遊量は低水準が予想されているようです。

 このところ、日本近海の資源量が減っている上に中国人の消費量が増えたことにより、日本で消費される魚も高騰し、私自身も海産物を食べる機会が減っています。そのような中のサンマ1匹2万8,000円との情報を聞くと、庶民のサンマも食べられない時代がやってきたのか、と感じるのは私だけではないはずです。

 今回の高値は初競りの金額なので、今後値段も落ち着くでしょう。その時には是非ともサンマを食べたいです。

水産庁ホームページ


2023年8月27日日曜日

熱中症の疑いで「小2女児」が死亡

 このところ、毎日35℃以上の日が続き、地域の防災無線放送において必要のない外出は控えるように、と伝えられています。

 そんな中、全国的に熱中症の疑いで亡くなる子どもたちが後を絶ちません。

 今回なんと、北海道伊達市の小学校で小学2年生の女の子が熱中症の疑いで倒れて死亡したそうです。消防の情報によると

「体育の授業が終わって移動中に急に倒れて意識がない。」

と教師から消防に通報されたそうです。

 当時、女の子は4時間目の体育の授業においてグランドでボール投げをしていたそうです。その後、校舎に戻る為体育館を通った際に倒れたそうです。この日の伊達市の最高気温は33.5℃で、統計開始以来1番の暑さだったようです。

 北海道内は、この日の午後4時30分時点で、札幌市や小樽市などで熱中症の疑いで少なくとも19人が搬送されたそうです。

 今回の北海道内での熱中症の疑いで女の子が亡くなったことを考えると、地球が温暖化しているのは間違いないのでしょう。以前から、温暖化していると言われていますが、予想をはるかに超えるスピードで温暖化に進んでいるのでしょう。数年の間には、北海道でマンゴーやバナナが生産される時代がやってくるのも間違いなさそうです。

 私たち日本人は原発に対して拒否反応(アレルギー)がありますが、将来の温暖化を考える上では、原発も積極的に運用していかなければならない時期が来ているのでしょう。

環境省へようこそ!



2023年8月26日土曜日

コロナワクチン6回目

 日本医師会の常任理事が記者会見で、新型コロナウイルスの感染が沖縄県などの九州地方で拡大している状況に懸念を示し、
「現在、第9派になっていることが妥当」
と述べた時期がありました。また、厚生労働省が夏に向けて一定の拡大の可能性があることも、夏本番の前に発表していました。
 また、全国約5千の定点医療機関から6月19日から25日の一週間に報告された新型コロナウイルスの感染者は約3万255人で、1医療機関あたりの平均は6.13人だったと発表していました。先週比1.09倍で、「5類」に移行してから2.3倍となり、6週連続で増加している時期がありました。
 さて、夏の終わりも近付き、最近の感染状況を見てみると……。
定点把握による直近(2023年8月7日~2023年8月13日)の全国平均は14.16人。
それ以前のデータ(2023年7月31日~2023年8月6日)の全国平均は15.81。
 増加傾向になっていた人数が、少しだけ減ってきているとも見えますが、6月頃からのデータと比べると2倍以上になっています。

 私は先日、6回目のコロナワクチン接種に行きました。以前と比べ医療機関も接種者が減少しているようで、スムーズに接種が終了しました。これまでのような長時間掛かる状況でなかったことに、拍子抜けしました。
インターネットで調べてみると
「ワクチン必要ない」「接種しなくても大丈夫」
といったたくさんのコメントを見かけました。
 現在「5類」に移行したことも含めて、関係しているのでしょうか?
 しかし、インフルエンザと違い、感染率が高いのは事実です。年内は国費でワクチン接種ができるということなので、機会がありましたら接種をおすすめします。

2023年8月25日金曜日

見つけました②

 私は25歳くらいまで煙草を吸っていました。どちらかというと結構な本数を吸っていたので、結局気管支を壊してしまい呼吸が苦しくなり、禁煙することになって今に至っています。
 先日、実家の整理をしたところ、父親が独身時代に東京で使用していた家具からタバコ【SHINSEI】(しんせい)を発見しました。強烈な香りで、いかにも昭和の煙草という感じのものでした。多分、しんせい愛好者からすれば、この強烈な香りがたまらないのでしょう。

 「しんせい」とは、日本たばこ産業(JT)が製造・販売していた煙草の銘柄であり、ソフトパックに入った商品です。当時、日本専売公社が発足した1949年(昭和24年)6月1日に発売されたようで、戦後の復興を背景にした新銘柄として「新生(しんせい)」の名称が与えられたそうです。
「旧3級品」と呼ばれる製品の1つで、1950年代にはそれまで人気のあったゴールデンバットに代わり大衆向けの人気銘柄になったそうです。1950年代中期には原材料葉不足で、ゴールデンバットともども専売公社の生産・供給能力が追い付かない事態となったそうです。それにより、タバコ店でも売り切れが多発し、価格の高い「いこい」を求めざるを得ない事態が起きたそうです。
当時、参議院の大蔵委員会でも「ゴールデンバット」「しんせい」を名指しして、供給不足が問題に取り上げられた事例があったほどの銘柄だったそうです。

 2016年には発売以来初となる改良品が販売され、ゴールデンバット共にフィルター付きになりました。タール値は22㎎から15㎎、ニコチン値1.6㎎から1.0㎎へ変更となり、値段は30円高い280円となりました。2018年4月1日より一箱350円になりました。2018年10月9日にはJTより同年12月以降、在庫を売りつくしをもっての廃止が発表されました。
 今回実家で見つかった「しんせい」は日本専売公社が昭和24年代から30年代頃に製造したものだと思います。保管状態が良かったためか香りは最高です。
もし喫煙したい方がいましたら連絡頂ければ無料でお渡しします。
体に対しての影響は保証できませんが、自己責任の上で、喫煙してみるのもいかがでしょう。
 連絡、お待ちしています。
 

2023年8月24日木曜日

骨髄バンク(2023年8月24日)

  今日は献血移動バス会場での骨髄ドナー登録会を、韮崎市・韮崎市献血推進協議会、韮崎ライオンズクラブ、韮崎ロータリークラブ、韮崎市商工会の協力を頂き実施してきました。

場所は、韮崎市役所駐車場でした。

 本日は、朝から天気が良く、一日中気温が高い大変な日でした。

そんな中、たくさんの方に献血して頂きました。また、骨髄バンクにも協力を頂き、ありがとうございました。

ホーム/韮崎市

ライオンズクラブ国際協会330-B地区

韮崎ロータリークラブ|国際ロータリー第2620地区(2022-23年度)

日本赤十字社

日本骨髄バンク



2023年8月23日水曜日

福島汚染水の海洋放出

 東京電力福島第一原発に貯まる処理水を海上に放出しなければならないほど、逼迫しているようです。以前より海上放出の話は議論されていましたが、世界中の反対をはじめ、福島の漁業関係者の反対が根強く放出には至っていませんでしたが、海上放出に舵を切るようです。
 今回、国際原子力機関(IAEA)が東京電力福島第一厳罰に貯まる処理水について、日本による海への放出計画は国際基準に合致していると、包括報告書を公表しました。
この報告書は流しても良いよ、というものではなく、
「放出できる国際基準には入っていますよ」
というだけの報告書なので、あまり拘束力を感じません。

 世界中では、高レベルの汚染水を日常的に放出しています。
特に中国は福島の汚染水の6.5倍もの高レベルの処理水を日常的に放出しているにもかかわらず
「福島の処理水は放出しては駄目だ」
と平気で反対しています。
また、IAEAが放出できるとお墨付きを出しているにもかかわらず、福島の漁業関係者が反対していることには不思議でなりません。もちろん、低レベルでも汚染されている水だということは理解できます。しかし、放出しなければならない日本の事情も、理解して欲しいものです。
 私からすれば反対している国に対して
「あなたの国は日本より高レベルの処理水を出しているだろう。」
と世界中にアピールすれば良いのに、とも思います。
 反対している国の言い分は
「世界最大級の事故を起こしたものと、事故を起こしていない国の高レベルの放出水は別物だ」
と言っているようです。
 日本人は優しいのか、言わないことを美徳としているのか、言われっぱなしです。
そろそろ、喧嘩腰で言い合える外交ができるようになってもらいたいものです。

【追記】
 処理水を2023年8月24日、13時から放出予定だそうです。
 23年度には3万トン超の処理水を放出する予定です。
 また、福島県内の漁業者や市民などで作る原告団が、処理水放出の差し止めを求め、国と東京電力に対し訴えを起こすニュースが飛び込んできています。



2023年8月22日火曜日

中国一の金持ち村の現在

 中国の農村で「改革・解放の成功モデル」ともてはやされ「中国一の金持ちの村」とまで言われた東部江蘇省(こうそしょう)の村が、2023年7月25日までに事実上、財政破綻したそうです。
 経営破綻したのは、同省無錫市(むしゃくし)、華西村(かせいそん)の複合企業「華西集団」。借金返済の負担が深刻な財政悪化をもたらしたことから、人口の3万人ほどのこの村の委員会は自力での事業継続を断念しました。
 この村はかつて貧しい農村で、食品や金属加工など村ぐるみの企業経営に乗り出し、工業化に成功。共産党の改革・開放政策の下で事業を拡大したそうです。1990年代には数十社からなる華西集団に成長し、巨万の富で村の財政は潤いました。
 村民には豪華な一戸建て住宅とマイカーが支給されるなど、村の生活基準は飛躍的に向上したそうです。かつて農村が広がっていた村には72階建ての超高層ホテルが建設され、中央政府も「モデル農村」と賞賛し「中国一裕福な村」として国民の羨望も集めていたそうです。
 しかし、2010年以降、中国国内各地で経済が発展したことで村の産業の優位性が失われたそうです。金融や石油化学、海運などにも進出をするも、いずれも振るわず、過剰投資で負債は4,000億元(約8兆円)に膨らみ、近年は債務危機の噂が絶えず、華西集団が販売した金融商品を巡り、取り付き騒ぎも起きていたようです。
 このところ、中国国内では、このような債務超過を抱えている地方自治体や企業集団が増加中とのことです。もはや中国の経済は急転直下で、何時何が発生してもおかしくない状況にあるようです。

 その時には、日本も影響を受けることは間違いないでしょう。怖い、怖い……。

2023年8月21日月曜日

猫が「死期」前にとる行動

 昔、猫が死ぬ前に姿を消すと聞いたことがあります。
実は、自分が弱っていることを感じ、身を休めることのできる安全な場所に避難する、敵などに襲われないように静かな場所に移動する習性が「姿を消す」に繋がっているようです。
決していなくなっているわけではないようです。
 また「姿を消す」とは別に、死期が近付いた猫は飼い主にピッタリくっつくケースもあるそうです。最期に思い切り大好きな飼い主さんに甘えたいと考え、今まで一緒に暮らしてきた信頼できる飼い主さんこそ安全で、弱っている自分を守ってもらおうという行動に繋がるようです。
 昔は元気に走り回っていた猫なのに、寝ている時間が長くなるのも死期が近いと言えるようです。
 また、体力が低下し移動も困難になってくるとトイレまで行けず、失禁してしまうことが増えていくことも死期が近いと言われています。
 最後に、そもそも猫は自分の死をどれだけ理解しているかという疑問に対して、動物行動学的には、猫は自分の死を理解していないと言われているそうです。人間のように死を認識し、怯えることがないようなので、大切な猫が亡くなるうえでは救いかもしれません。
 大事に育てた猫が最後に怯えて亡くなっていく姿は、辛くて見ていられませんからね。


2023年8月20日日曜日

がんの子どもを守る会に食料品の寄付

 がんの子どもを守る会が開催している夏のキャンプには2種類あります。
 
 一つ目は、小児がん経験者本人が参加する「スマートムンストンキャンプ(SMSキャンプ)」。
二つ目は小児がん経験者のきょうだいのための「富士山にアタック!!」があります。
 この二つのキャンプは夏の風物詩でしたが、ここ3年程はコロナ禍により中止されていました。今年はアフターコロナになり、キャンプが開催されました。
 「富士山にアタック!!」は8月5日から7日まで開催されました。
 「スマートムンストンキャンプ(SMSキャンプ)」は8月18日から20日まで、今回は八ヶ岳で開催されました。
 この2つのキャンプの参加者のために、今年も食料品の寄付をさせて頂きました。
 2ヶ所とも山梨県内の開催のため、ドライブがてら富士山と八ヶ岳に直接届けました。

 少しでも、参加する子ども達やスタッフの方々にとって、素敵な夏の思い出の一つになることを願っています。




2023年8月19日土曜日

40年、妻の介護をする。

 先日、およそ40年介護してきた79歳の妻を、去年、神奈川県大磯町の海に車椅子ごと突き落とし殺害したとして、殺人の罪に問われた82歳の夫に対し、横浜地方裁判所小田原支部は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
 大磯町の被告(82)は、令和4年11月、町内の港で足が不自由な妻(当時79)を乗っていた車いすごと海に突き落とし殺害したとして、殺人罪に問われました。
検察は懲役7年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。令和5年7月18日の判決で、裁判長は
「被告は『自分一人で介護をしなければならない』という強いこだわりから、介護施設に入所させることをためらい、一方的に悲観して、被害者の命を奪った。周囲のサポートを拒んでいて、典型的な介護疲れの事案とは同視することはできない」
と指摘しました。
 その上で、
「献身的に介護してきた点は考慮されるべきだが、動機は身勝手で犯行の態様も悪質だ。執行猶予が言い渡された事案とは一線を画すものだ」
などとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
判決の言い渡しのあと、裁判長は
「奥さんは最期まで『生きたい』という気持ちがあったはずだ。そのことを改めて考えてほしい」
と説諭されたそうです。

 さて、裁判官の難しい判断での懲役3年です。
これまでの過程のなかで熟慮した結果が出されたと思いますが、実のところ2人にしか分からない40年だったと思います。40年介護してきたということは、本当に大変だったと思います。
だからこそ、執行猶予を付けてほしかったと思うのは、私だけではないはずです。
 やはり、人が人を裁くことは非常に難しいと思うし、後味の悪い裁判になったのは事実です。
ご主人がこの3年間健康に過ごし、健康に任期を全うし、刑務所から健康に出所できることを願わずにはいられません。

2023年8月18日金曜日

骨髄バンク(2023年8月18日)

 今日は献血移動バス会場での骨髄バンク登録会を、甲斐市と甲斐市商工会・日赤奉仕団の方々の協力を頂き実施してきました。会場は、敷島総合文化会館でした。

 今日は朝から天気が良く、一日中気温も高く、湿度も高い日で大変でしたが、たくさんの方に献血して頂きました。

 また、骨髄ドナー登録にも協力頂き、ありがとうございました。


甲斐市

甲斐市商工会

日本赤十字社

日本骨髄バンク



2023年8月17日木曜日

同じ「環境整備」なのに全然違う

 ビックモーター事件は全国規模の事件になりつつあります。そこで、今回、新たにビックモーター店舗前の街路樹がスタッフにより除草剤を撒かれ、枯らしてしまったということが発覚しました。

 理由は「環境整備」の一環として、店舗前の視界が良くなり商品である車両も良く見えるようにすることも目的だったようです。

 今回、話題になっているのはカー&バイク用品のリユース専門店である「アップガレージ」です。アップガレージが「環境整備」の一環として、店舗前の歩道に設置された黄色い花が咲く花壇を手入れする店員の姿が目撃されたそうです。

その姿にネットでは

同じ業界でこんなに違うんだね。

この社員さんにご褒美をあげてほしい、善行が評価される世の中になってほしい。

など賞賛の声が上がっているようです。

 今回の「環境整備」の取り組みに対してビックモーターは除草剤を撒いて枯らす。一方のアップガレージでは花壇の花に水やりをする。やっていることは両社とも「環境整備」ですが、どちらの企業を応援したいかとなると、答えは一つだと思います。

 私たちは案外、ビックモーターのしてきた「環境整備」を一見評価しがちかもしれません。

しかし、本当に評価すべきは、あまり見向きもされないだろう花壇の水やりをしている企業や人を、評価できる眼力を養わなければいけないのかもしれません。

ビックモーター

アップガレージ


2023年8月16日水曜日

骨髄バンク(2023年8月16日)

  今日は献血移動バス会場での骨髄ドナー登録会を、南アルプス市と南アルプスライオンズクラブ、日赤奉仕団の協力を頂き実施しました。会場は南アルプス市役所西側駐車場でした。

 今日は、台風の影響もあったのか曇りの中、雨のぱらつくムシムシした一日でした。
そんな中、たくさんの方に献血して頂きました。また、骨髄バンクも協力頂き、ありがとうございました。


2023年8月15日火曜日

日本赤十字山梨支社への寄付

 例年に続き、日本赤十字社へ寄付をしたので、感謝状が届きました。

 今、全国的に自然災害でたくさんの方が被災され、日本赤十字社から寄付金を原資に色々な形で復旧に対しての活動がなされていると思います。
 また、世界中の貧困や災害、戦争などで傷ついた方々の支援にも使用されていると思います。
 少しでも結構ですので、赤十字へ寄付をして頂ければ幸いです。


2023年8月14日月曜日

宝くじで1,400億円の当選

 私は宝くじが当たった夢を見ることがありますが、その時は必ず購入します。不思議なことに何時も少ない額ではありますが、当たります。まぁ、何億もの高額当選はしませんが。

 さて、今回、アメリカの数字選択式宝くじ「パワーボール」で10億ドル(約1,400億円)の当たりくじが出たようです。運営団体は7月19日に、Twitterで
「カリフォルニア州に新たな億万長者が誕生した!」
と公表したそうです。
 当たりくじはロサンゼルス市内の雑貨店で販売されたようで、米誌ワシントンポストによると当選金が10億ドル以上に達したのは3例目で、当選者は現金5億5,810万ドルを一括で受け取るか、賞金全額と利息分を30年分割で受け取るか選択できるようです。
しかし、ほとんどの当選者は一括払いを希望するそうです。
 こんな高額当選金を使い切るのも大変でしょうが、アメリカの場合、あまりにも高額すぎて将来幸せになるかと思いきや不幸になる人が続出だそうです。何となく分からないでもないですが。
 将来、日本でも「パワーボール」のような高額当選できるような宝くじが出てくることで、以前と同じような宝くじブームが再来すると思うのですが……。


2023年8月13日日曜日

やはり同じだったか

 昨年、観光船「KAZU Ⅰ」(カズワン)が北海道斜里郡斜里町の知床半島西海岸沖で消息を絶ち、船内浸水後に沈没。乗員・乗客合わせて26名全員が死亡・行方不明になった「知床遊覧船沈没事故」を覚えているでしょうか。

 今回、令和の歴史に残る大きな事件となった「ビックモーター不正事件」。何年も前から問題提起されていた会社でした。以前からマスコミが報道する会社の状況が「知床遊覧船沈没事故」の会社と同じ感じでした。
案の定、ビックモーターと同じコンサル会社が関係していたようです。
 今、ビックモーターには国の機関が入り、色々な不正に対して調査が行われている状況の中で、毎日、新しい不正が発表されている状況です。
 結局、両社とも売り上げを上げるためにスタッフが不正をせざるを得ない状況にさせたことは同じです。

 私たちは、会社を運営するためには売り上げを上げなければなりません。そのためには、有名なコンサルに指導してもらうこともあるでしょう。今回のようにコンサルは間違ったことは指導していないと言い張るでしょう。しかし、現に指導された会社が2社とも法に抵触する行為を行っていたことは、コンサルに問題があるとしか考えられません。
2度あることは3度ある、と言います。このコンサルがどのような指導を行い、2社が法律に抵触する問題を起こしたのかも非常に気になるところです。
 今後、色々なことが明るみに出てくるでしょう。また、今後3社目が出てくる可能性も高いでしょう。

2023年8月12日土曜日

「オービス」「Nシステム」の違い

 先日、免許証の書き換えに行きました。この5年間、無事故無違反なのでゴールド免許になるかな、と期待していましたが、振り返るとスピード違反があったような気がしないでもないです。

 さて、幹線道路や自動車道など交通量の多い道路上には、様々なカメラが設置されています。

なかでも、いわゆる「オービス」と呼ばれる自動速度違反取締装置は比較的よく知られています。一方でこのオービスに類似する見た目の同じカメラも設置されており「Nシステム」と呼ばれています。

 「オービス」は走行する車の速度を測定し、一定の速度以上で走行する車両を速度違反車として自動で写真撮影し、記録する装置です。

 一方で「Nシステム」は車のナンバー情報を撮影、記録し盗難車両や犯罪被疑者の追跡などに活用する装置です。

 「オービス」「Nシステム」共に同じような場所に設置してあるため混同しがちですが、オービスに関しては装置の手前1~3キロ辺りに「速度警告板」が取り付けてあります。

 私は「Nシステム」のカメラ前で慌ててスピードを落としがちですが、危険です。「Nシステム」のカメラであればスピード違反にならないので、大丈夫です。

(もちろん、普段からスピードに気を付けて運転することが一番ですが。)

 この「オービス」「Nシステム」の違いを理解していることで、より安全に走行できると思います。

 ご安全に!


2023年8月11日金曜日

沖縄県民は海で泳がない

 高校時代、全国から生徒が入学する学校だったので、当然、沖縄県出身の友人も居ました。沖縄出身の友人は泳ぐことが苦手だったことを不思議に思っていました。

 沖縄県民にとって海は身近な存在ですが「泳がない」「水着を着ない」などの意外な「沖縄あるある」があるそうです。

「海で何をするか?」

という問いに対して、沖縄出身者の回答の1位はなんと「散歩する」(57.7%)、次いで2位「朝日や夕日を眺める」、3位「バーベキュー」と続き「泳ぐ」「足のつく浅瀬で遊ぶ」になるそうです。

 この結果から私たちの予想に反して、沖縄県民において海は散歩をする場所だったようです。

 今、沖縄は夏真っ盛りで、たくさんの人が海水浴を楽しんでいると思いますが、ほとんどの方は県外の観光客なのでしょう。沖縄に観光されている方は、綺麗な海で思う存分に楽しんでください。

沖縄県公式ホームページ


2023年8月10日木曜日

ローラースルーGOGO

 私が小学校に入学した1974年(昭和49年)に一大ブームを巻き起こした乗用玩具(前輪2輪、後輪1輪で足踏み駆動式)【ローラースルーGOGO(ローラースルーゴーゴー)】があり、本当に欲しい玩具の一つでした。

 本体価格が当時5,500円もする乗用玩具で、簡単には購入できる値段ではありませんでしたが、裕福な家の友人が購入していました。学校が終わり夕方になると、購入した友人たちと駐車場に行っては皆が借りて乗ったのを今でも覚えています。

 さて、このローラースルーゴーゴーは、スケートボードを乗りやすくしたメジャー用品として考案され、開発は本田技研工業、製造は系列部品メーカー及び自転車部品メーカー、販売はホンダの陸上向け商品を手掛けるアクト・エルが行ったようです。

商品名の「ローラースルー」は「通り抜ける」の意味を込められた造語で、「GOGO」は快適な乗り心地で、当時流行のゴーゴーダンスから来たようです。

また、値段も5,500円もゴーゴーから付けたそうです。

1976年には対象年齢を上げたローラースルーGOGO7(ローラースルーゴーゴーセブン)も発売され、こちらは7,700円で発売されたそうです。

 当時はテレビコマーシャルなど盛んに流れ、なんとナレーションには当時のホンダ車のCM同様に城達也が務めるほどでした。また、当時は健康ブームの到来で「面白いレジャースポーツ機器」として注目を集め、爆発的なヒット商品となり100万台が生産されたそうです。

 しかし、急速に社会に流行したローラースルーゴーゴーでしたが、交通量の多い公道で遊ぶ児童も後を絶たず、1976年の春にトラックに巻き込まれる交通事故が立て続けに2件発生しました。ローラースルーゴーゴーは、危険な玩具として報道され、激しい非難の対象となり終焉を迎えました。

 以降、ローラースルーゴーゴーに似た商品「キックボード」などが、今でも販売されています。

Hondaホームページ:本田技研工業株式会社


2023年8月9日水曜日

転んだら火傷した

 このところ、毎日のように「危険な暑さだ」と言われているので、外での仕事は憂鬱になります。ファン付きベストを着ていても熱風なので効果があるような、ないような……。

 さて、強烈な暑さが続く米アリゾナ州マリコパ郡では、重い火傷を負って緊急搬送される患者が急増しているようです。ここ3~4週間は記録的な熱波に見舞われ、道路で転んだだけでやけどを負う人が続出しているからだそうです。

 熱傷病棟がある病院では、45床が満床になり、そのうちの三分の一は地面に転んで火傷を負った患者が占めているそうで、集中治療室(ICU)にもやけど患者が入院しており、およそ半分は転んでやけどをした患者だそうです。

 アリゾナ州では例年を超す暑さが続いており、専門家によると、地面に皮膚が触れれば危険な状態に至るそうです。特にアスファルトは太陽の熱を吸収して熱せられ、日没後も熱がこもった状態が続くそうです。

ちなみに夏の晴れて暑い日や夏の午後は、アスファルトやコンクリート上の温度が82℃を超えることもあり、ほんの一瞬触れただけでも重い火傷を負いかねないそうです。舗装道路に10~20分間接触すれば「皮膚が完全に破壊」され、皮膚の深度まで達し3度の火傷を負うこともあるそうです。

 日本国内では、危険な暑さと言われていても、流石に転倒して火傷をしたという話はまだ聞きません。いずれ日本も、アリゾナ州のように転倒して火傷を負うような45℃を超えるような夏がやってくるのでしょう。

 最後になりますが、毎日、危険な暑さと言われています。私は例年、夏場はエアコンのガンガン効いた部屋で寝ていましたが、今年はまだ寝ていません。また、熱帯夜の経験もなく、早朝寒くなってしまい掛け布団に入り込んで寝ている状況を考えると、日中の危険な暑さと朝方の寒さのギャップには不思議でなりません。


2023年8月8日火曜日

パンケーキ症候群

 スーパーにはホットケーキミックスやお好み焼き用などの調味料が混ざった、使い勝手の良い商品がたくさん販売されています。

 このホットケーキ用などの使い残ったミックス粉を好むダニがミックス粉に入り込み、そのダニの入った粉で調理したものを食べて、ダニアレルギーの症状が引き起こされた状態が「パンケーキ症候群」だそうです。このダニの入った粉で調理を行った場合、どんなに高温で加熱しても発症を防ぐことができないのが特徴だそうです。

高熱で加熱すればダニ自体は死ぬようですが、死骸の中にアレルギーの原因である物質が残っているので、食べれば当然、症状が出るようです。

 一度に大量の原因物質を口から摂取すると、急性のアレルギー反応が出る「アナフィラキシー」を引き起こすケースが多いそうです。具体的には蕁麻疹・浮腫(むくみ)・腹痛・下痢・呼吸困難・意識障害と命の危険もあるそうです。

ほとんどが食べた後30分以内に発症し、過去には38歳男性が自家製お好み焼きを食べている最中から呼吸困難が起き、緊急搬送された事例もあるそうです。問診では、開封後に常温で6ヶ月以上経った市販のお好み焼き粉を使ったことが判明し、粉を調べたところ多数の「コナヒョウヒダニ」が検出されたようです。

 この「パンケーキ症候群」を防止するには、使用後残った粉は、必ず密閉し冷蔵庫で保管するしか防ぎようがないようです。また、早めに使い切ることをオススメします。


2023年8月7日月曜日

「蚊に刺された」「日焼け」で119番

 東京消防庁では、2007年6月1日から、個別の利用者について緊急度や重症度を評価し、結果に応じ搬送体制を提供しているようです。

 具体的には119番通報で出動した際に、基準と照らし合わせて明らかに緊急性が認められない場合は、救急隊に要請者にご自身で病院に向かうことをお願いしているようです。

日本全国では「蚊に刺された」「日焼け」などで救急車を呼ぶ人がいるようです。このような必要のない(緊急性のない)人が呼ぶことによって、必要な(緊急性のある)人が利用できないケースも発生しているようです。

 日本のように誰もが無料で救急車を利用できるのは、実は日本だけで、国際的にみると救急車は有料です。

例えばアメリカで救急車を利用した場合、多くの州では基本料金に加えて走行距離料金や夜間料金などがかかり、高度な治療をしたかどうかといったことも料金に加算されるようです。この支払いは通常、健康保険でカバーされ、自己負担額は一般的に15ドルから100ドルのようです。

 アメリカは個人が民間の保険会社と医療保険契約をするという制度のため、日本と違い誰でも簡単に医療を受けられません。よくアメリカのドラマや映画を見ていると医療保険に加入しているかを確認しているシーンがありますが、医療保険に加入していない人は医療を受けられず門前払いされています。

 日本では高齢化が進み、社会保障費が高騰しています。

今後、皆保険制度が破綻し、アメリカのような民会医療保険制度に移行していくことも予想されます。この日本独特の皆保険制度が廃止にならないようにするには、私たち一人ひとりが救急車の使い方、医療機関のかかり方をもう一度考える時期に来たのではないでしょうか。

 私自身は、アメリカと同じ医療保険制度に移行すればいいのに、と思っていますが。


2023年8月6日日曜日

「花火大会」の中止相次ぐ

 夏の風物詩といえば「花火大会」です。

コロナ禍により、多くの自治体が4年ぶりに花火大会を復活させる一方で、中止を発表する自治体も相次いでいるようです。

 実は「花火大会」は通常、寄付金を主体に実行されているようで、コロナ禍による地域経済への打撃や物価高騰の影響で、開催に必要な寄付金が思うように集まらず、中止に至っているようです。

 山梨といえば、全国的に有名な花火大会「神明の花火」が令和5年8月7日(月)に行われます。

今回は第35回大会テーマ

【新時代への狼煙】~未来を照らす華となれ~

です。

このところ暗いニュースが続く世の中、光輝く神明の華が未来への不安を払拭し、世界中の「未来を照らす華」になるような花火大会になることを願わずにはいられません。

 当日は、是非たくさんの方々に観て頂きたいと思います。

神明の花火トップページ 市川三郷町


2023年8月5日土曜日

庭にプールがある

 最近は簡単に設置できる大きなプールが販売されていることもあり、大きな庭のあるお宅では、大きなプールを設置していても、あまり驚きもありません。私たちの子ども時代は、小さい丸いプールを庭に設置してあるだけでも驚きでした。

 そんな中、過去に私の友人宅には、なんと小学校や中学校にある25メートルある同じくらいのプールが設置してありました。当時も驚きでしたが、今、冷静に考えれば、よほどの資産家だったのでしょう。敷地が広く、ダンプカーや重機がたくさん並んでいる敷地だったと記憶しているので、建設業などを営んでいたのかもしれません。

 最近、その友人宅の近くを通りました。流石に当時の面影はなく、当然ですがもうプールもありませんでした。50年近く前のことですが、想像を絶する程の資産家だったのでしょう。

当時、私は何時かプールが作れるくらいお金持ちになってやろう、などと思ったのも事実ですが、どう考えてもプールを設置するほど稼ぐのは無理です。

 50年前といえば、日本全国で公共投資が行われ、土木関係事業者はかなり好景気だったようです。その状況の中で、プールを設置するくらい稼げていたのでしょう。

 今、考えれば、個人宅にプールがあること自体、異常な光景だと思います。


※水難事故が多発しているので、プールや川、海に行く際はお気をつけ下さい。

2023年8月4日金曜日

ビックモーターからブラックモーターへ

 ビッグモーターといえば一日の間に、ラジオやテレビでコマーシャルしているので知らない人がいないくらいの会社でしょう。

車を売るならビッグモーター

ほとんどの方は聞いたことがあるでしょう。

 さて、最近お騒がせの「ビッグモーター」ですが、以前から噂もありましたが、何故ここまで来るのに時間が掛かったのでしょうか?

 現在、保険金不正請求などと騒がれていますが、いや、違うでしょう。

私は保険詐欺事件だと思いますし、色々挙げるとするならば、お客様の大切なお車を壊す行為、これは器物破損でしょう。

また、車検の不正など、たくさんの問題が指摘されますが、刑事責任、民事責任、行政責任など様々な処分がなされると思います。その過程の中で、車検整備に係る民間車検認証工場の指定取り消しに、中古車販売に係る古物商の資格取り消しにも至るでしょう。

当然、取り消されることにより事業の継続は不可能になり、結果的に倒産でしょうか。

 昔、噂でビッグモーター内には社長がスタッフを監視するカメラが設置されている、と聞いたことがあります。また、以前指摘された各営業店所長による自賠責保険の契約競争による罰金制度も社長主導でなされていたと暴露されていたと思います。

今回の公表された問題も社員の忖度によりなされていたという会社からの発表がありましたが、これら全てが社長の主導で行われていたものではないでしょうか。

 日本で最大の会社ですが、コンプライアンスが遵守されず、国民が騒ぎ始めてから会社が公表に舵を切ったことにおいても、悪質な会社でしょう。

 多分、このところの任意保険の値上がりもビッグモーターの保険詐欺が少なからず影響していると考えられます。

 国が徹底的に動き、国民の財産を搾取する行為を犯したビックモーターに対して、重い処分をして頂きたいものです。


2023年8月3日木曜日

国交省の人事介入

 空港施設といえば、日本全国にある空港の関連施設の提供をしている会社であります。また、大株主にはANA、JALがそれぞれ株式を21%保有し、日本政策投資銀行が約14%を保有しているので、ANA、JALの意見は強力です。

 今回、国土交通省の元事務次官による人事介入問題がありました。当時の乗田俊明社長に国交省者を次期社長に就任させるなどの人事介入が発覚し、元事務次官の要求を突っぱねた社長として有名になった方です。当然責任感も強く、ダメなものはダメと筋の通せる立派な社長でした。

 しかし、今回6月29日に開かれた株主総会では、経営者側が提案した国交省OBを除いた取締役候補9人の人事案が諮られ、このうちJAL出身の乗田社長の再任案だけ反対多数で否決されました。

 関係者の話によると、大株主の1つ、ANAが人心を一新すべきと反対に回ったそうです。また、本来なら賛成すべきJALも反対に回ったことには余程の忖度を感じます。唯一、大株主である日本政策投資銀行は当然の賛成案に投じたことに対しては良識を感じます。

 結局は、日本の航空政策を牛耳る国交省のトップの逆鱗に触れる対応をした乗田社長の再任案を、反対するANA、JALには程々がっかりです。当然、ドル箱である羽田空港の発着枠を得るためには、国交省の顔色を窺わなければならない事実もあるので、仕方ないのでしょう。

 今回の反対票を投じたことは、決して国交省からの圧力があったとは考えられません。ただ、ANA、JALが今後の生き残りのために忖度したことに違いありません。

JALにしてみれば、元役員だったので苦渋の決断で反対は仕方がなかったと思います。

ANAにしてみれば、今回のコロナ禍による国からの莫大な資金援助がなければ倒産していたにも近い会社が、今回の空港施設の元社長に対しての反対票を投じたことを、国民はしっかり見ています。

「正しくなかった」と、私自身も残念ですが、ANAを応援できなくなりました。

今後、反対票を投じた事実に対して、たくさんの国民が反応するでしょう。反対票を投じなければならなかったJALとは、まったく反応が違うと思います。ANAは一層コロナ後の立ち直りが難しいのではないでしょうか。

 以前から官僚の天下りが問題になっていましたが、どんなに禁止しても天下りはなくなりません。天下りをなくすのではなく、今後、所属していた省庁と全然関係ない企業への天下りのみを認めたら、と思います。そうすれば力を削ぐことが可能となり、公正な企業の運営ができるのではないでしょうか。

今回、空港施設の元乗田俊明社長を潰してしまったANAが今後、適切な判断の出来るリーダーが出てくることを願います。

現在窮乏、将来有望

残念でなりません。


2023年8月2日水曜日

「タバコの吸い殻」はどれくらいの「毒性」があるか?

 我が家の近くには大きな交差点があり、道路には交差点で停まっている車から投げ捨てられたと思われる「たばこの吸い殻」を見かけるので、その度に拾って処分しています。

 先日、京都市内にある私立水族館で、屋外に置いていた水槽の魚類がほぼ死んでしまったという報道がありました。関係者が水槽内を調べると、タバコの吸い殻が1本出てきたということで、これが原因だった可能性があり、同水族館では、展示を一時中止するという報道がなされました。

 よく水たまりなどでは、タバコの吸い殻によって変色した水を見ます。その変色した色から考えると毒っぽく感じていたのは私だけではないはずです。

 タバコの吸い殻を水に浸した水溶液がどのような影響を及ぼすか調査したところ、喫煙後の吸い殻が最も毒性が強く、低濃度の水溶液でも血液中のヘモグロビンが減ったり、白血球数が大きく増えるなど、ハゼを殺す可能性があることが分かったそうです。

 イタリアなどの研究グループが地中海のムール貝に対するタバコの吸い殻の影響を調べたところ、タバコ由来の化学物質(多環芳香族炭化水素など)や重金属の体内蓄積、免疫系の変化、抗酸化反応や神経毒素反応などの増加、ペルオキシソームという代謝などを行う細胞内器官の増加、DNAの損傷といった変化が観察されたようです。

また、ムール貝はニコチンを代謝するための酵素がないため、ニコチンを吸収しても代謝できず、神経毒素が悪影響を及ぼすと考えられているそうです。


 若い頃、付き合いで船釣りに行ったことがありますが、漁師さんはじめ船長さん、お客さんのほとんどがタバコを吸ったら海にポイ捨てしていた光景を今でも覚えています。考えてみると、船釣りをしていた場所付近の魚は大丈夫だったのかな、と心配にもなります。

 1本のタバコの吸い殻が環境中へポイ捨てされると、1リットルあたり2.5ミリグラムの濃度になります。ニコチンは殺虫剤に使われるように毒性も強く、ヒトの大人の経口致死量は40ミリグラムから60ミリグラムとされているので、吸い殻1本でも小さな生き物にとっては生死にかかわる濃度になっていることが考えられます。

 愛煙家の方は、タバコのポイ捨てでたくさんの環境被害が発生することを十分に理解して喫煙してほしいものです。


2023年8月1日火曜日

ブログ一年を通じて

 毎日、投稿を続け1年が経ちました。

元々、子どもの頃から文章を書くのが苦手で、いつも作文などの課題は友人にお願いしていたくらいです。そんな私が50歳を過ぎて文章を書くことは辛いことで、1年間の365日を毎日書くことは非常に大変な日々でした。

 文章を書く基本も分からずただ単に書いていた文章を、これからの1年間は文章の基本を学びつつ1年間の目標と定めました。これまでの1年間よりは、より良い文章を投稿できるようにしていきたいと思い、Amazonで文章の書き方の教本がないかと探し、

小学校6年生までに必要な作文力が1冊で身につく本

を見つけたので、いつもの「ポチィ」をしました。口コミが良く、大人の方にも評判が良く、また小学校教諭の方の評価も高い書籍です。

 1年後、私の文章力がどれほど向上するかは分かりませんが、今日よりはより良い文章が投稿出来ていることを期待して頑張ります。


縁故採用廃止から縁故採用復活へ

 戦後、日本が復興を遂げたところまでは経済成長も著しく、その頃まで日本経済を支えていた求人方法は「縁故採用」が主流であったようです。当然、私が子どもの頃には、私でさえも「縁故採用」という言葉を知っていましたし、私が就職する数年前までは行われていた採用方法でした。  しかし、私が就...