少子高齢化が進む中で、自衛隊に任官する若者も減少し、昨今のロシアのウクライナ侵攻により防衛費も43兆円に増額すると言われています。そのような中、防衛省は2023年5月9日の参院外交防衛委員会で、教育訓練を経て任官される自衛官候補生を巡り、適性な人材であれば、タトゥー(入れ墨)を入れていも採用すべきかどうか、を検討する意向を示したそうです。
元自衛官で自民党の佐藤正久議員が、少子高齢化が進む中で自衛隊員の人員を確保するためには必ず必要だと、指摘したそうです。佐藤議員は自衛官候補生の人員不足は深刻だと訴えて
「タトゥーがあるから(採用で)弾くというのは人的基盤強化の面で問題だ」
と指摘し
「ファッションタトゥーというものもある。ちょっと花を彫ったとか、名前を入れたという人はいっぱいいる」
とも述べたそうです。
今後、日本国内での人口減に伴い、自衛官もタトゥーを入れた自衛官が活躍する時代もそう遠くない時期にきそうですね。
また、タトゥー容認だけではなく、ヤクザを辞めた元組員に対しても間口を広げ、職がなく困っている元ヤクザの雇用としての受け皿を考えていただくのも自衛官の任官減少の歯止めとしても効果があると思います。一粒で二度美味しい政策になるだろうし、防衛という面で考えると強健な自衛官が増えるということで、国家防衛にも繋がるのでは、と思うのは私だけではないはずです。
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