2023年2月28日火曜日

パチンコの思い出

 ここ数十年、パチンコへ行ったことがありません。

時代が変わり、若者の遊びも今ではスマホに代わってしまったようで、全国的にパチンコ屋さんの倒産や閉店が増えているようです。

 何か、一抹のさみしさもあります。

思い返せば、私の父親は大のパチンコ好きで、会社の休み、会社から帰って来ては毎日行っていたと思います。そのような環境ですから、私も良く連れて行ってもらいました。覚えているのは、保育園の年長から小学校低学年の頃です。

 当時は私のような子どもでも、落ちている玉を拾ってはパチンコが打てる時代で、今で言えばゲームセンターのような感覚でした。当然、子どもの私でも大当たりし、たくさんの出玉があり、帰りには必ずお金に換金し、残りはチョコレートを持って帰りました。45年以上前の話で、多い時は5,000円から10,000円くらい稼いだ覚えがあります。

今では考えられないようなパチンコでしたが、私のような子どもが、打つことができ、かつお金を稼ぐことができた良き時代でした。

 現在は、色々と厳しくなり、子どもがパチンコを打っている光景を見ることは、考えられないでしょう。昔は、当たり前の光景で、働いているスタッフのお兄さんやお姉さんが、よく遊んでくれた私にはオアシスのような場所でした。

その遊んでいた場所が無くなってきている状況よりも、もしかしたら昔のような寛容ではなく、ガチガチの厳しい時代になってしまったことの方がもっとさみしいのかもしれません。


2023年2月27日月曜日

母の介護について

 私の母親は、コロナ前までは小学生の安全の為、小学校近くの交差点で見守り活動をしていました。しかし、コロナが始まり学校の全国一斉臨時休業や緊急事態宣言により、出掛けることがなくなり、次第に足腰が弱くなりました。また、認知症の症状も出てきてしまい、今では週に数日デイサービスに通っています。

 母親は独居で、私たち家族が交代で毎日、介護をしています。ガスコンロの使用も出来ず、最近では洗濯機の取扱も難しくなってきました。

 介護といっても夕方に訪問し、夕食、明朝の朝食の支度、掃除、洗濯、寝床の準備、冬の時期ですとストーブへ灯油の給油と一通りすると、1時間を超えかなりの労力です。また、このところ、下着の下洗いをするようにもなり、時間が余計に掛かります。

母親の介護をひと月に31日、毎日1時間の介護サービスを受けると、ひと月に69,750円の費用が発生する計算になります。ただし、自己負担は1割(6,975円)で済むため、普通に考えればご家族の方が介護サービスを依頼する理由も分かります。

 このように毎日、母親の介護をしていて思うのは、家族に要介護者がいると大変ですし、家族皆の協力が必要になってきます。当然、高齢なので定期的な通院やデイサービスなどの利用に対しての出費など予定外の出費は覚悟しなくてはなりません。簡単に見積もっても、国民年金の場合ですと赤字の計算になりますので、ご家族の負担は想像をはるかに超えます。

 我が家はデイサービスのみで、訪問介護は家族皆で対応を行っているので、まだマシです。フルに介護サービスを受けているご家庭は体力的、精神的、金銭的にも大変だと思います。

 山梨県では、同居あるいは敷地内に一緒に暮らしていても、家族の介護は一切せず、介護サービスを受けているご家庭があると聞きます。東京や都会では、敷地内に暮らしていたり同居している場合は、サービスを受け難いと聞いたことがあります。

 現在、この介護サービスによる社会保障費はうなぎ登りです。不足分は勤労者の社会保険料の値上げや、赤字国債の発行により将来の子ども達への借金として膨れ上がっています。

 どうか、これまで育ててくれたご両親の介護を少しでもして頂き、社会保障費の抑制にも協力頂けないでしょうか。

 私は母親を介護していて大変ですが、たくさんの気付きや学ばされることが、たくさんあります。どうか、ご家族の介護を少しでもして頂き、もうこれ以上、将来の子ども達に借金を負わせるのは止めにしませんか。お願いします。


2023年2月26日日曜日

ソーラーシェアリングの郷

 社会科の勉強で「二毛作?」「二期作?」「どっちがどっち?」と何度も声に出して覚えていた学生時代を思い出します。

(ちなみに二毛作は年内の異なる時期に同じ場所で2つの作物を連続的に栽培すること。

二期作は同じ場所で同じ作物を1年に2回栽培し、収穫することです。)


 今回は、面白い二毛作を見つけました。それは「農業」と「電気」の二毛作です。

 東京からおよそ70キロ離れた千葉県匝瑳市(そうさし)飯塚地区は、かつて「過疎化」「不法投棄」「耕作放棄地問題」など、様々な問題を抱えていました。それらを解決するために始めたのが「ソーラーシェアリング」です。

 この飯塚地区には、およそ2万4000枚ものソーラーパネルがあり、何とその下に農作物を作り、日本では最大規模を誇るソーラーシェアリングの郷なのです。

 40年前には数十軒の専業農家が居たそうですが、その後高齢化で4軒まで減少したそうです。そのような中、9年前にソーラーシェアリングを知った農家の椿さんは、いち早く導入することにしたそうです。設置費用は、運営・管理する会社が負担し、農家は初期費用を掛けることなく、耕作地の上にソーラーパネルを設置するだけで毎年収入が入ります。

 椿さんは「雨が多くて不作だったとしても、収入がしっかりと保証されるので安心して農業ができる」と、言っています。1ヘクタールの農地の場合、大豆を栽培すると売上は30万円ほどで、もし不作でも売電収入から年間50万円ほど決まったお金が入る仕組みになっているそうです。つまり、この耕作地では「農業と電気の二毛作」で収入を得ているのです。

 また、高齢化が進み、後継者不足だった地域ですが、他県からおよそ60人が移住し、耕作放棄地が次々と復活し、今ではこれまで抱えていた問題が次々に解決したそうです。

 このソーラーパネルを設置した耕作地では、お米や栗などを栽培しているところもあるそうです。

また、2019年千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号の時は、周辺が1週間ほど停電になりましたが、この時住民を救ったのが、このソーラーパネルの非常用電源設備だったそうです。災害による停電時には、ソーラーパネルで発電した電力を地域住民が無料で利用できるようにしたことで、今、この地域に新たな変化があり、匝瑳市のソーラーシェアリングに興味を持った人たちの移住も増えているようです。

 ソーラーパネルでの発電と言えば、地面近くに敷き詰めた黒いパネル発電のイメージしかありませんでしたが、このようなソーラーパネル設置による発電があるとは、とビックリした私です。

これこそ、農水省と経産省がタッグを組み全国に進めていくことで、農家の継続者不足の解決にもなり、その上電気の地産地消ができます。

 なんと言っても、食料自給率も挙げられるし、昨今の電力不足の解消策にもなると思うのですが……。

(この記事を書いた後、山梨県でソーラーシェアリングが行われているかを調べてみました。すると、南アルプス市でもソーラーシェアリングが行われていることが確認できたため、併せてURLを記載しておきます。)

トップページ|匝瑳市公式ホームページ

株式会社 富士種菌|Minami-Alps,yamanashi


2023年2月25日土曜日

松本零士が死去

 2023年2月13日、急性心不全のため東京都内の病院で死去したことが、同日20日に東映より発表されました。

 松本零士といえば、宇宙を舞台にした作品が多いイメージがあり、私は何といっても「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」が好きでした。

「宇宙戦艦ヤマト」は1974年(昭和49年)秋からテレビアニメとして放送されていましたが、同時期は「ガンダム」もあり、私の好きな宇宙戦艦ヤマトはファンが少なかったことを覚えています。当然、私は「宇宙戦艦ヤマト」ファンであり、テレビアニメ、映画を全て観ましたし、全ての映画のサウンドトラックも購入したほどでした。

 2199年、地球は謎の異星人国家(ガミラス帝国)の侵略を受けます。冥王星に前線基地を建設したガミラスは、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加え続け、海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌します。放射能汚染で地球上の生物は死滅し、人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていました。しかし、地球の科学力ではガミラス軍の撃退も地球環境の修復もできず、地下都市も放射能汚染が進行、人類滅亡まであと1年と迫っていました。

そんな時、外宇宙から飛来した一隻の宇宙船が火星に不時着し、通信カプセルが回収されます。その中には地球から14万8000光年離れた大マゼラン星雲にあるイスカンダル星から地球に宛てた「放射能除去装置コスモクリーナーDを受け取りに来るように」というメッセージと、外宇宙航海に必要なワープを可能とする波動エンジンの設計図が納められていたのです。

 地球は、太平洋戦争末期の坊ノ岬沖海戦沖で撃沈され九州沖の海底に眠る日本海軍の戦艦「大和」を隠れ蓑に似せて建造した宇宙船に、この波動エンジンを搭載。コスモクリーナーDの受領のため、宇宙戦艦「ヤマト」として完成させました。

 沖田十三を艦長として、古代進、島大介、森雪などの乗員を乗せ、イスカンダル星に向け1年という限られた猶予の中、宇宙戦艦ヤマトは人類最後の希望を託されて往復29万6千光年の旅に発ちます。ガミラス軍との幾多の戦いに耐え、無事に宇宙戦艦ヤマトは地球に帰還し、持ち帰ったコスモクリーナーDにより元の青さを取り戻すという、大宇宙を舞台にしたテレビアニメでした。


 ロシアがウクライナに侵略し、1年が過ぎました。ロシアのプーチンは時折、戦局が悪くなると核兵器使用の話を出します。もし、使用されれば確実に第三次世界大戦がはじまり、地球は放射能で汚染され、人間が生きていくことが出来なくなるでしょう。

 この時期に、松本零士さんが亡くなったということは、私たちに何らかのメッセージを伝えるために、亡くなったのではと思ってしまう私です。

 今後、ロシアが侵攻(戦争)を停めなければ、誰かがイスカンダルへ、コスモクリーナーDを取りに旅立つ日も本当に来るかもしれません。


2023年2月24日金曜日

ウクライナが善戦できる訳

 ロシアがウクライナを侵攻し、1年が経ちます。
当初、ロシアはキーウを3日で落とす計画で侵攻しましたが、今現在もウクライナが善戦しています。ロシアの軍事力を考えれば、ウクライナが負けることは世界中の誰もが思っていたことでしょう。
 このウクライナを支えているのが、アメリカの企業『パランティア・テクノロジー』と噂されています。この企業が何をしているかというと、軍事衛星や偵察機など西側の軍事顧問団が入手できるありとあらゆる情報に加え、一般人のSNSなどから敵の位置情報、被害情報などの膨大な情報をスターリンクを通じて収集。それをAI(人工知能)が瞬時に分析し、敵の正確な位置情報、効率的な攻撃法などを立案し、PCを通じて戦場の各所で同時に共有できる情報を活用。弱小のウクライナ軍がヘルソンを奪還できたのも、AI(ゴッサム)によって、ロシア軍の正確な位置を把握できたと言われています。
 『パランティア・テクノロジー』はAIを使って機密性の高いデータを解析し、意思決定を支援する先進的なソフトを提供している企業です。約3000人の社員がいて、時価総額は日本円で2兆2817億円、クライアントは米国国防省、CIA、FBI、英国防省などだそうです。
 将来は、本格的にAIで情報を解析する企業が戦争をビジネスとして協力することになるのかもしれません。
サラリーマンがスーツを着て会社オフィスへ出勤し、目の前の画面を見ながら戦闘機や戦車などを操縦し、時間が来たら次の人と交代して退勤。帰りに居酒屋にでも寄って一杯やりながら「いやー、今日は危なかったよ。敵に撃ち落されるところだったよ」と愚痴をこぼしながら酔っぱらっているサラリーマンの姿が想像できてしまう未来が怖いです。


2023年2月23日木曜日

ふるさと納税、136市町村が基準超過

 松本剛明総務相は2023年2月17日、閣議後記者会見でふるさと納税の返礼品を含む募集経費の総額が「寄付額の5割以下」としている国の基準に対し、2021年度は136市町村が超過していたと明らかにしました。

総務相は2年以上連続して5割を超えた団体については「看過できない」と指摘し、総務省は改善の徹底を求めたそうです。

 私も以前から「ふるさと納税」について、ブログでアップしています(2022年10月6日2023年1月4日)が、決め事を守ることができないような自治体は即、ふるさと納税を出来ない様にするペナルティーを与えるべきだと思っています。

 結局、136市町村はたくさんの「ふるさと納税」を集めることが目的で、5割を超える経費をかけて実施していたことになります。これは実際、5割以上の経費をかけていたということになると、「ふるさと納税」として集めた金額の半分以下しか残らない計算になります。もしかしたら「ふるさと納税」として集めるより、通常の税金として回収した方がたくさんの金額を市町村のために使用できた可能性があります。

 私たちが会社経営で失敗しやすいことは、前年度より売上を上げようと努力し、いざ決算処理を行うと売上をあげようと努力したばかりに経費が掛かりすぎて赤字になってしまうことが良くあります。このようなケースと同じで、前年度よりたくさんの金額を集めようと、前年対比以上集めることが目的になってしまい、結果として実際使える金額が少なくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

 「ふるさと納税」は市町村にしてみれば、使い勝手の良いお金なのでルールを守らずにたくさん集めたい気持ちも分かりますが、大切な私たち国民の税金です。ルールを守った上の運用をして頂きたいものです。

 繰り返しになりますが、私はこの「ふるさと納税」を再検討すべきと訴え続けます。


2023年2月22日水曜日

飼い猫の一生に264万円

 飼い猫の一生にかかるお金は平均で約264万円掛かると、総合保険代理店のR&C(東京)は2023年2月16日に愛猫との暮らしにまつわるアンケート結果を発表しました。

 調査は昨年12月26日・27日、猫を飼っている全国の20代~60代の男女3000人を対象に、インターネット上で実施したそうです。猫の鳴き声「ニャン」の語呂合わせから『猫の日』とされる2月22日を前に、結果発表をまとめて公表しました。

 アンケート結果では、猫の生涯に係る費用は平均264万6956円だったようです。

費用別では「食費」がトップで平均64万4885円(月3515円)、一度の支出が高額になりがちな「医療費」が平均46万8419円と続きました。無視できないものは冷暖房費です。猫を飼う家庭は室温を常に一定に保つケースが少なくありません。冷暖房の利用時間や一般的なエアコンの電気代をもとに、冬場(12月~3月)の「暖房費」が平均39万円3363円、夏場(7月~9月)の「冷房費」は平均26万2038円掛かると算出されました。

今後、電気代についてはますます、高額になることも予想できます。

 一般社団法人ペットフード協会がまとめた飼育実態調査によると、猫の平均寿命は15.62歳で、月数1000円の支出でも積み重なると、大きな金額に膨れ上がるそうです。

協会によると、2021年の猫の新規飼育数は48万9000匹と、前年から6%ほど伸びたようです。これは、新型コロナウイルス禍の影響もあり、猫の人気が高まっていたからだそうです。

一方で20年度の環境省の調査によると、飼い主からの引き取り数は約1万匹に上がっているそうです。

 R&Cの担当者は

「(調査を通じて)リアルな費用を事前に理解し、猫を飼うことに慎重になるきっかけにしてほしい。経済的な理由で猫を手放す不幸を減らす一助になれば幸いだ」

とコメントしました。

 今後、ますます電気代・餌・ペットシート等の値上がりも予想できます。既に値上がりが始まっているものもあります。このような状況では、ますます飼えなくなってしまう人が増え、手放され処分されてしまう猫も増えていくでしょう。

 是非とも、飼った以上は最期まで面倒をみて頂けることを願います。

(写真は家に居る「まりん」(上)と「れおん」(下)です。)

2023年2月21日火曜日

スペースジェットが……。

 日中戦争から太平洋戦争初期にかけて活躍したゼロ戦(零式艦上戦闘機)は航続距離が3000キロと長距離飛行ができ、優れた運動性能、そして空力的に洗練された上、超軽量化され、1000馬力級のエンジン性能を極限まで引き出し、一時は世界の頂点に立った名機でした。

このゼロ戦を開発したメーカーが三菱重工だったのです。(中島飛行機(現在の社名はSUBARU)はライセンス生産をしていました。)

 三菱重工による国産小型ジェット旅客機(MRJ『ミツビシ・リジョーナル・ジェット』)の構想「日の丸ジェット」は2008年に始まり、日本のメーカーが製造したジェット旅客機が世界の大空を飛ぶ時代がやってきた、と飛行機好きの私はその日を楽しみにしていました。

 設計・製造し販売までに至るまでには、幾つか乗り越えなければならない、たくさんのハードルがありました。時間の戦いもあり、何度かの販売期日延長によるイメージダウンを乗り越え、スペースジェットが大空を飛行実験し、FFA(アメリカ連邦航空局)の審査段階まできていたはずですが……。コロナによる試験飛行の更なる延期、最終的にはロシアによるウクライナ侵攻がトドメを刺してしまったのでしょう。

 2023年2月7日、三菱重工の泉沢清次社長は記者会見で、

「『技術』を『事業』にするところ十分な準備や知見が足りなかった」

と「スペースジェット」の敗因を語り、子会社の三菱航空機は商業化にこぎ着けることができず、撤退すると発表されました。

 日本では戦後、航空機に関わることが出来ない時代がありました。その後、日本の重工企業が出資した日本航空機製造株式会社を設立。YS-11(ワイエスじゅういち)を開発・製造・販売していました。世界中の大空を飛行しましたが、販売に失敗し、会社は解散しました。

しかし現在、現存の機体は世界の何処かで飛行しているようです。そのような過去の失敗の中で、三菱重工による「スペースジェット」は成功するものと思っていましたが……。

やはり、過去の失敗を学ばずに世界に挑戦し、またしても失敗してしまったのだと私は思います。

三菱重工という大きい企業が、小型ジェット機の開発・製造・販売から撤退するということは、今後、日本国内の航空・宇宙産業に関わる大きな企業による商用ジェット機の開発が、未来永劫なされないことが確定したようなもので、残念でなりません。

 けれども、本田宗一郎が設立した会社、ホンダの系列会社ホンダジェットからビジネスジェット機の開発・製造・販売がなされ成功している事例もあります。現在世界中では、このクラスナンバー1の機体数を販売しているという事実もあり、ホンダには是非とも頑張って頂きたいものです。

三菱重工

HondaJet|Honda公式サイト


2023年2月20日月曜日

電気代が住宅ローンを超えた

 以前、我が家の電気代が4万円を超えた記事をブログにアップしました。それから友人との話の中で、凄い話が出てきました。

 友人の家はオール電化で、水道光熱費が安く自慢な家と聞いた覚えがありました。しかし、最近聞いた話では、住宅ローン10万円に対し、電気代だけで12万円を超えてしまったとのこと。自己破産も目前に来ているという話でした。

友人は共働きで、そこそこ収入があるので問題のない家庭でしたが、想像を絶する電気代をはじめ、このところの色々な値上がりには、ついていけなくなってしまったそうです。

 友人曰く「うちだけじゃないよ」と言っていたのも「確かに」と頷いていました。我が家も危ない、と心配になってしまいました。

 考えてみれば、オール電化で大きな家に住んでいる人をたくさん知っています。

多分、皆、住宅ローンを超えた電気代を支払っているだろうな、と予想できます。東京電力では6月から29%の値上げをするとアナウンスしています。友人の家の電気代が今、12万円ということは、きっと15万~16万円に値上がりします。

 今後、数か月のうちには、競売に出される戸建て住宅がたくさん出てくることが予想できるので、本当に怖くなってしまいます。ほとんどの方が無理をして住宅を購入していると思うので、考えただけでも「ぞっ」とする時代になってきました。

もしかしたら「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」が現実にやってきそうです。

東京電力|東京電力グループサイト



2023年2月19日日曜日

久しぶりの大雪

 何年ぶりでしょうか。2月10日は久しぶりに大雪でした。

当日は、北杜市で用事があり、雪が降る中を自動車で中央道を走行して向かっていました。当然、雪の中ということもあり、スピードは50キロの規制でした。私たちは下り走行だったこともあり自動車も少なかったですが、隣の上りの走行車線は、渋滞が始まっていました。

 無事現地に辿り着きましたが、雪は止む気配がなく、結局用事も午前中で中止になりました。午後一に中央自動車道を使用し帰路へ。しかし、雪が止まずスピード規制が掛かった中、何とか帰省できました。(それからすぐに、大雪の為通行禁止になりました。)

 帰省後、事務所の雪かき、家に帰ったら自動車を停める状況ではなく、何とか雪かきを行いました。自動車が入れられるまで雪かきが続き、駐車場に停められたのは夜7時を過ぎていました。

 翌朝は土曜日でしたが、早い仕事があり道路の雪が凍った中を走行し向かいました。

この日は気温も上がり、夕方にはかなりの雪が溶けました。三日目には連日の天気にも恵まれ、幹線道路の雪はすっかり溶けましたが、我が家の雪かきをした隅にある雪の山は溶けずに残っていました。

 我が家の近所の方は、今回出掛けていたようで雪かきをした様子がない場所もありました。それでも、連日の天気のお陰ですっかり、跡形もなく雪が溶けていました。

 考えてみると、一生懸命、筋肉痛になる程、頑張ったのに雪が残ってしまい。何もせずにいたお宅の雪はすっかり溶けてしまい。

 この違いは「何だったんだ」と考えさせられた大雪でした。


2023年2月18日土曜日

お寺の掃除に行く

 毎年、2月初めの日曜日はお寺の掃除と総会が行われ、今年も参加してきました。

朝早くにお寺に行き掃除、総会、お上人の説法、お経と続いていきます。

 毎年思うのですが、ためになるお上人の説法とお経中に、大の年配のおじさん・おばさんの一部が大声でお喋りをしているのです。「残念……。」と、この人達は大丈夫か?と思ってしまいますが、毎年のことなので慣れてしまい。また、誰も注意をしない状況を考えると「皆、大人だなあ」と、心の中で感心しているのは私だけでしょうか。

また、お上人の勉強になる説法中に大声でお喋りをしている方々は「こんな勉強になる良い話を聞かないのは、もったいないよな」と、今年も思ってしまった私です。

 さて、今回参加して境内の掲示板で見つけた言葉を紹介いたします。

どんな時も、どんな事も、素直に真剣に、人の気持ちになって、生きること

を見つけ感動したので写メしました。

 私たちがこの世の中に生まれ、生きている中で、この言葉を実践していれば「争いごとや、不幸な事件や事故等が起きないのになぁ」と、感じたのは私以外に誰もいないと思います。

 今回、嫌々参加した掃除に総会でしたが、私には本当に充実し、勉強になった一日でした。

 合掌。

日蓮宗ポータルサイト



2023年2月17日金曜日

宮台真司さん襲撃事件

 東京都立大学教授で社会学者の「宮台真司」さんが、2022年11月29日16時半頃、教授を務める八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス構内で男に後頭部を殴られた上に、刃物のような物で首を数ヶ所切られ重傷を負った事件がありました。

その公開情報に写っていた男が2023年1月30日になって浮上したようですが、既に自殺から一か月半が経過していたことが分かったようです。

 容疑者とみられる男の母親は、公開捜査が始まると同時に息子が意気消沈して食欲もなくなった、と話しており、捜査網が狭まったことを自覚し、悲観して自殺したようです。

 近所に住む女性によると

「男は水道工事業を営む父親と介護関係に就いていた母親と3人暮らしで、数年前からは実家と、すぐ近くに両親が購入した別宅とを頻繁に行き来していたが、仕事もせずに引きこもりがちだったそうです」

と話してくれたそうです。

 手配されていた男(41歳)無職は、これまで「引きこもり」で、親に国民年金を払ってもらい、別邸も買い与えられていたそうです。今回、自殺し発見された場所は、この別邸だったそうです。

 以前から私はブログで、引きこもりの件をよく投稿しています。この家族も、これまで引きこもっていた息子に対して、何の手立てもせず。いや、していたのかもしれませんが、今回、最悪な結末になってしまいました。

 国内では、たくさんの引きこもりがいるようです。家族だけでは、中々対応出来ないことが多い現実です。そのため、ご近所の方が地域の民生委員さんなどを通じ、行政を動かし支援することが大事だと思います。

 引きこもりの方が少しでも社会参加できるようになれば、このような悲惨な事件を少しでも食い止めることが出来たのではないでしょうか。

東京都立大学


2023年2月16日木曜日

腹を抱えて笑ってしまう①

 先日、ブログで毎日面白いことがないからと投稿しましたが、すぐにインターネットで探したおすすめのコミックが届き、半信半疑で読みました。ここ何十年も「腹を抱えて笑う」ことなどなかった私が、数ページ読んだだけで、腹筋が筋肉痛になるほど笑ってしまい、一巻を全部読めずにいる状況です。

 この「腹を抱えて笑ってしまった」本は『日常』でした。

日常は以前、民放で放映されていたテレビアニメです。NHKのEテレで2012年1月7日から放送されていたようで、民放で放送されたアニメがNHKで全国放送されたのは異例な作品だったようで、それほど安心して放送できる内容だったのでしょう。

 さて「日常」ですが、2006年5月号から「少年エース」で連載されていたマンガで全7巻で計200万部を売り上げた人気漫画だったそうです。

内容はおバカだが元気な相生裕子(ゆっこ)、ツッコミ担当の「長野原みお」、超マイペースな「水上麻衣」、人間に憧れている女子高生のロボット「東曇なの」などの個性的なキャラクターが登場し、シュールなギャグが展開される毎日の日常を通じた内容です。笑いすぎて毎日の暗いニュースを忘れさせてくれるのにもってこいのアニメだと思います。

 私は、テレビアニメでの「日常」は観たことありません。このテレビアニメは、以前事務所を放火され、たくさんのスタッフが亡くなった「京都アニメーション」で制作された作品だそうです。そのことを考えると笑えなくなってしまいますが、たくさんの亡くなったスタッフのお陰で、この「日常」が皆から愛されるようになったのも事実です。

私はこれから読み進め、たくさん笑うことがスタッフに対しても弔いになるのではないかと思います。

 これから毎日が楽しみですが、筋肉痛と時々、腸閉塞になってしまう私なので、あまり笑いすぎないように気を付けたいと思います。

 毎日を大笑いして過ごしたい方には、おすすめの一冊です。


2023年2月15日水曜日

100歳以上の割合が3倍以上

 京都北部の京丹後市(きょうたんごし)は、100歳以上の割合が全国平均の3倍以上の長寿地域として知られているようです。この地域に長寿の人が多い理由を探るため、京都府立医科大学による大規模な疫学調査が5年前から行われていたようです。

 調査の結果、酪酸菌(健康長寿な方々に多いとされる菌)が多く、共通して野菜や果物、果実、豆類を多く摂っていることが明らかになったようです。

 「どの食材が酪酸菌を増やしているのかは、まだ分かっていませんが、野菜あるいは豆類や果物など、食物繊維の摂取というのが長寿の背景にあるのかなと思います」

と調査にあたった京都府立医科大学の高木智久准教授から説明があったようです。

 実は酪酸菌が生み出す酪酸は、細胞エネルギーとして吸収される際、腸内の酸素を消費するそうです。その結果、酸素の少ない腸内環境を好む菌が増えやすくなり、腸内の多様性に貢献することになるのではないか、と考えられているようです。

 このことから摂南大学ラグビー部の部員たちは、食事の改善と、豆由来の食物繊維を含んだサプリメントを摂取したところ、2週間で腸内環境のバランスが良くなったと言います。

持続して生活習慣を変えていけば、腸内環境が次第に改善されていくのが分かったのです。

 自分の身体ひとつでは生きられない私たちが、健康で長生きするためには、体の中の小さな「相棒」とのお互いに快適な共生関係を築いていくことが大切だと、京都府立医科大学の内藤裕二教授は考えているようです。

「まず、自分の腸内を知ることからスタートして、そのためには、何を食べるかが大事で、それだけでなく、筋力を維持したり、生活リズムを整えたり、トータルに健康長寿に向けて色々な戦略を考えなければなりません。便利さも必要ですが、現代における、多様性のある腸内細菌を作る方法をこれからも提案していきたい」

と内藤教授が話されていたそうです。

  やはり、健康に長生きするには腸内環境を整えていかなければいけないようですね。

まずは野菜に豆類、果物です。それと、適度な運動ですね。


2023年2月14日火曜日

生花が届く

 1月27日は、モーツァルトの誕生日でもあり、我が家の今は亡き長男の誕生日でもあります。この日には毎年、今でも長男のヴァイオリンの先生から生花が届きます。

 先生とは長男が病気になってからお付き合いが始まり、私たち家族が毎日大変な時期を支えて下さった方でもあります。大変、尊敬している方で、今でもお付き合いをさせて頂いております。

 先生から届く生花は、毎年綺麗なものです。この生花を一番楽しみにしているのが、我が家の猫です。なんと、花が届いてすぐに眺めるだけにしてくれれば良いのですが、一目散に食べ始めてしまいます。こちらとしては綺麗に飾っておきたいのですが、猫にしてみれば「美味しそう」に見えるのでしょう。

 叱ると食べるのを止めてくれますが、私たちが家を空けた日中に食べてはないかと心配になるくらい「ムシャムシャ」食べてしまいます。

もしかしたら

私を可愛がってくれたお兄ちゃんに届くものだから、私が食べても許して貰える

と思っているのかもしれませんね。

 また、一年後にこの綺麗な生花が届くことを楽しみに、猫共々1年間を健康に過ごせるように、毎日健康に生活したいと思います。

株式会社樅楓舎


2023年2月13日月曜日

電気代が4万円突破

 昨年と比べると灯油の使用量が半分で、電気の使用量もかなり減っている我が家です。

しかし、12月の電気代が3万円、1月の電気代が4万円オーバーと確実に値上がりしています。今後の電気代については東電より、まだ値上がりするようなアナウンスがありました。昨年の電気代を確認すると、多い月でも1万7千円程でしたので、倍以上に値上がりをしている計算になります。今後、電気代については予想をはるかに超える値上がりも覚悟しなければならないでしょう。

 毎日、色々なものが値上がりしているので慣れてしまっていますが「ふと」考えると、現状、給料を上げることのできない中小零細企業にお勤めの皆さんの生活が行き詰まるのも時間の問題でしょう。今、時期的に大手企業は春闘真っ盛りで、過去最大の賃上げなどと聞きます。今後、賃上げのできる大手企業と、賃上げの出来ない中小零細企業へ勤務されている方々との格差はますます広がっていくことが予想できます。

 この日々の値上げラッシュにいつまで対応できるのでしょうか?

 もう、そろそろ限界が近付いてきているのではないでしょうか。

 今、お腹が空いたのでマドレーヌを食べようと机から出したところ賞味期限が2023年1月5日で、一ヶ月以上過ぎていました。それでも、違和感なく食べています。(一緒に賞味期限が12月までの飲むゼリーも飲みました。)

 以前の私でしたら即、処分していました。今の私には、捨てることすら考えられませんし、捨てる選択肢など、もう頭に浮かびません。もしかしたら、毎日の値上がりのお陰で私の考え方も随分変わったのかもしれません。色々な物を大切にする心が芽生えてきたことを考えると、この値上がりは良かったのかもしれません。

そして今、今後の私たちが生きていく上での「チャンス」なのかもしれません。

 皆さん「ピンチをチャンスに!


2023年2月12日日曜日

酒気帯び運転容疑の政策秘書は「義弟」

 「キター…………。

 酒気帯び運転容疑の政策秘書は「義弟」だったと2023年2月2日の衆議院予算委員会で松野博一官房長官が明らかにしました。

 官房長官と言えば日本国での危機管理の責任者であり、官房長官の政策秘書が酒気帯び運転で検挙されたこと自体、驚きと呆れ、さすがにもう言葉がありません。何とも、危機管理が出来ていなかったと言うべきでしょうか。酒気帯び運転をしてしまうような人(義弟)を選任した責任は大いにあり、責任問題だと思います。

 よく、インターネットのニュースで、定年間近の公務員や校長先生などが酒気帯び運転で検挙されたと目にします。私はいつも「勿体ない。定年前での懲戒免職(依願退職と思いますが)で何千万円も貰える退職金が……。」と毎回、気の毒に思います。

本当であれば、役職も高く、普段は下の者に指導しているような立場の人が何故、やってはいけないことをやってしまうのだろう、と不思議でなりません。

 官房長官の政策秘書と言えば優秀であり、本来なら駄目だと分かっていたと思います。しかし、往々にして普段からやっている方々だったのでしょう。給与も申し分ない金額を支給されていると想像できます。何故、そのような方がタクシー代をケチってしまったのかと不思議でなりません。

(良い方に考えて、タクシーを待っている時間がないほど、国の為の重要な政策を作る時間を惜しんでの酒気帯びだったのでしょうか?)

 今回、官房長官の政策秘書が酒気帯びで検挙だけで済みましたが、これがもし、死亡事故でも起こしていたら、この程度で済むことがなく、大きな社会問題までに発展していた、と誰でも想像できます。

 最後に「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな


2023年2月11日土曜日

高速道路の無料化、事実上の棚上げ?

 元々、高速道路は建設費を回収出来たら無料化するものと言われていました。

 国土交通省は高速道路の料金を利用者が支払う期間を、現行の2065年から50年延長する方針を固め、2023年2月上旬にも通常国会の関連法案の改正案を提出するそうです。老朽化対策や4車線化の費用を確保するためで、無料化が事実上棚上げされた形になりました。また、将来的な高速道路での自動運転導入などで追加投資が必要となれば、さらなる延長が避けられない状況だそうです。

 この法案が通過すると2115年まで無料化されないことになります。現在の超少子化のこの時期に、またまた子どもたちにツケを回す、いつもの先送り法案を作ってしまいそうです。

現実的には法案は国会を通過するので、将来の子どもたちへの押し付けになってしまいます。

 法案を通す国会議員は2115年までには皆さん亡くなっているので、何とも無責任な方々だろうと思うのは私だけではないはずです。

以前から私が言っている、別の予算を削減して別の予算にまわす法案は考えず、いつも搾取することばかり考え、法案を通してしまいます。お金を搾取することばかりしか考えられない国会議員は要らないし、退場して頂きたいものです。しかし、この法案を通してしまう国会議員を選んだのは、国民である私たちなので文句を言うことはできないでしょう。

 どうか、未来の子どもたちにツケを回す法案を国会に上程することは、もうやめて頂きたいものです。

 お願いいたします。


※国道交通省は歴代の公明党議員が交代で職責を果たしております。公明党を支持されている方々は、政治に対して積極的だと聞きます。全国の公明党を支持している皆さんが声を上げ、反対声明を出してください。

 どうか、未来の子どもたちにツケを回すような法案を反対しましょう。



2023年2月10日金曜日

骨髄バンク(2月10日)

 
今日は献血バスでの骨髄バンクドナー登録会を北杜市市役所と、北杜ライオンズクラブ、北杜市赤十字奉仕団須玉分団の協力を頂き実施してきました。場所は北杜市役所南側駐車場でした。
 今日は、朝から大雪で冷え込んでしまい、残念でしたが半日で中止となりました。
 そんな中、献血して頂きました。また、骨髄バンクにも協力頂き、ありがとうございました。


2023年2月9日木曜日

日本の超少子化対策「これしかない!」

 私は三人姉兄で、姉は8歳上、兄は6歳上と年齢がかなり離れています。当時は児童手当といったと思いますが、現在と同じような形で国から将来の少子化対策として給付されていました。

しかし、少し制度が異なり、一番上の姉兄が18歳になったとき、停止になりました。

なんともお粗末な制度であり、両親がよく文句を言っていたのを今でも覚えています。我が家のパターンでいうと姉が18歳の時、私は10歳で、その時には支給が停止していたのです。

 私はよく将来の超少子化対策として、毎月1人に対し10万円くらい支給しないと駄目だといいますが、冷静に考えて、どんなに高額を支給されたとしても、この問題は解決されないと思うことがあります。それは、何十年も前から日本として時代にあった形で、手当てを支給していた歴史を考えると、一向に何も変わっていないからです。

 昔から「貧乏人の子だくさん」とか言われていますし、今も昔と変わらず。

兄弟の多かった人は、私の友人などもそうですが早婚で子だくさんな人が多いです。また、お金持ちの人は、結婚しても子どもは1人しか産まないか。もしくは結婚することなく一生自由に暮らす選択をする人が増えてきています。

よく聞く話では

「わざわざ子どもを産んで苦労するんだったら、一生やりたいことをして過ごしたい」

「子育ては大変だし、お金が掛かるから1人でいいや」

といったことを聞きます。

そのような話を聞くと、将来的に子どもが増えることがないのでは、と思うのは私だけではないはずです。

このような社会なので、子だくさんだった人に望みを掛けるか、法律を改正し一夫多妻や明治初めまであったお妾(めかけ)制度を復活させるしかないと思います。(法律改正のみで、予算も要らないと思う為)

 お妾さんといえば、日本の近代化に尽くした渋沢栄一はたくさんのお妾さんがいて、子どもがたくさんいたというのは有名な話です。今後、日本は昔のようにお妾制度を復活させ、お金持ちの人に協力してもらう選択をしなければならない時代がくるのかもしれません。

まぁ、お妾制度が復活するとは考えられません。しかし、私にはこれ以外に良い案が浮かびません。


2023年2月8日水曜日

「気付く」と「気付かない」では、大きな違い

 私は小さい頃からよく本を読んでいたので物知りでした。周りから優秀な子だよね、と言われ「本当に優秀なんだ」と勘違いをしていた期間がありました。プライドが高く、優秀だと勘違いしているからこそ、今思えば、本当に嫌味な奴でした。

 現在では高かったプライドや優秀だと勘違いしていた思い込みを捨てたことで、何も出来ない自分を受け入れ、人よりも努力しないと駄目だなぁ、と気付き、行動(苦労)するようになりました。

そんな私ですから、仕事上、以前の私のような方に出会うと「昔の私と同じだ、この人このまま嫌味な人でいってしまうよなぁ」と感じてしまうことが時々あります。

 今では全てを捨て、人より2倍3倍行動するようになりました。大変ですが以前に比べれば、気分的には本当に楽になりました。以前の私と、今の私とを直接的に比べることはできませんが、今の結果を考えると正しい選択だったのかなぁと思います。

 大人になって全てを受け入れるのは難しいと思います。それでも、全てを受け入れ目標に向けて、ときどきはこれで良いのだろうか、と検証してみる時間も必要ではないでしょうか。

人生は一生勉強だと思います。ときには遠回りをしてしまい、大変な時もあるでしょう。でも、一歩一歩、確実に前に進むことで、必ず良い結果を掴むことができるはずです。


2023年2月7日火曜日

アルカリ電池とマンガン電池

 ときどき、乾電池を買いに行きますが、行ってから「アルカリ?マンガン?どっちだったかなぁ」と、悩んでしまうことがあります。

 さて、ここで電池の使い分けを説明します。

 パワーと持久力が必要な機器(ヘッドフォン、ステレオ、ポータブルMD、携帯ラジオ等)で使用するならアルカリ電池です。

 リモコンなどの省電力機器(電話、インターフォン、懐中電灯、ペンライト等)で使用するならマンガン電池です。

 短時間の使用であれば、問題はありませんが、この違いを理解して購入し、使用する必要があります。また、アルカリ電池は電化液として水酸化カリウムが使用されています。マンガン電池は塩化亜鉛もしくは塩化アンモニウムが使用されています。それぞれ特性が全く異なるため、両方を一緒に使用することは「危険」です。くれぐれも一緒に使用しないように気を付けて下さい。

 最後になりますが、目を閉じていてもアルカリ電池かマンガン電池かを見分ける方法があります。

それは、磁石が付くものは「アルカリ電池」、つかないものは「マンガン電池」と判断できます。

 もし、機会がありましたら実験してみるのも面白いですね。また、お子さんやお孫さんの夏休みの自由研究としてもオススメの課題です。


2023年2月6日月曜日

日本人の口臭は「キツイ」

 在日外国人の7割が日本の口臭は「くさい」と回答したようで、それを裏付ける結果が在日外国人100人に対して行われたアンケートから分かったようです。

 調査によると「日本人の口臭にガッカリした経験はあるか?」という質問に対し「はい」と答えた人は、なんと72%もいたそうです。また、「日本人にオーラルケアを徹底してほしいか?」という質問に「非常にそう思う」「そう思う」と回答した人の合計も72%だったそうです。

 欧米では『綺麗な歯は正しい自己管理の証拠』とみなされているようで、歯並びもそうですが、口臭がしたり、歯が黄ばんだりしていると品性を疑われ仕事の担当を外されることもあるそうです。

 日本人は欧米人よりパーソナルスペースの距離が遠く、また、大きく口を開けて笑うことははしたない、という意識があります。口臭を気にする必要に迫られることが比較的に少ないこともあり、ケア意識も低いそうです。

ただ、日本人が歯のケアに対し全く無頓着という訳ではありません。実際に、日本人の歯磨きの回数を調査した厚労省のデータによると、1日に2回歯磨きを行う人は49.8%、3回行う人が27.3%だそうです。回数だけ考えれば十分意識は高いそうです。

 「歯磨きを何の為に行いますか」という質問に対しては、大半の人が『歯についた食べかすを取るため』と答えています。

実はこれが大間違いで、歯磨きの本当の目的は歯垢(プラーク)を取り除くことが目的だそうです。歯の表面にまとわりつく、白くねばついたものが歯垢で、これが細菌の塊になっているそうです。取り除かなければ口腔内の環境を悪化させ、悪臭の原因になるそうです。

歯垢が残りやすいのが、歯と歯茎の境目、歯と歯の間や奥歯などのブラシが届きづらい箇所になります。日本人の多くが肝心な部分を磨けていないようで、歯ブラシだけで取り除ける歯垢はせいぜい6割ほど。残り4割の汚れが残り続けてしまい、歯磨きの効果がないそうです。その点、欧米人は歯の間隔を磨く道具として「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」をセットで使うことが、習慣化しているようです。また、歯磨き後に口腔内をスッキリさせるためにマウスウォッシュが有効的で、日本人が歯磨きの代わりに使用しているのも大きな間違いだそうです。

 そういえば、欧米人で口臭があり、口腔内が不快に見える人はいませんよね。

これからは、歯ブラシ後、デンタルフロス、歯間ブラシを使用し、最後にマウスウォッシュでさっぱりさせ、健康的な口腔内を保ちましょう。


2023年2月5日日曜日

鬱病について

 社会が目まぐるしく変化し、毎日の生活に振り回されてしまう現代病とも言える鬱病に発症する人が増えているようです。特に鬱病になりやすい人は「典型的なのは、考え方が固い人で、どのように硬いかと言うと、この道しかない!」と思っているような、真面目な人だそうです。

 鬱病の場合は、まず認知療法が有効だそうです。20代くらいまでの場合は少し違っていて、鬱病というよりは適応障害が多いようなので、薬が効きにくいそうです。

 大人の鬱病の場合にはセロトニンが効果的です。40~50代になると加齢と共にホルモンバランスが乱れ、体内のセロトニンという物質が減ってきます。そこに外部からセロトニンを投与することで、非常によく効くそうです。男性は、男性ホルモンの低下でセロトニンが不足すると意識が低下し、人付き合いが出来なくなるようです。また、アルコールに依存し、判断力が低下するそうです。特に双極性の場合は、気持ちの上下が激しくなり、やけくそを起こすこともあるようです。ひどい場合は、簡単に自殺したり、自死まで行かなくとも、何もかもが面倒になりセルフネグレクトのような状態になってしまい、生き方がぞんざいになってしまうそうです。

 鬱病には、2013年にアメリカで改定された『DSM-5』という診断基準があります。その診断マニュアルに基づいて確認が行われます。

気持ちが沈む、不眠、疲労感、体重の減少、意欲の減衰などの具体的な9項目があります。これらのうち、5つ以上が2週間続いた場合、鬱病と診断されるそうです。

ひとつ重要なのは、気持ちが沈むなどしても、逆に元気すぎる『躁状態』に一度でもなっていた場合は『双極性障害』と診断されるそうです。また、会社や学校に行くと気持ちが沈み、家に居ると大丈夫、という場合は『適応障害』の可能性があるそうです。

一見似たような症状ですが、治療法が異なるので自己判断ではなく、専門医を受診して適切な治療を受けることが大切です。もし、ご家族や友人などが、このような症状を持っているようでしたら、できる限り早めに受診の提案をして下さい。

 どうも、私は真面目ではないし、診断項目の5項目が該当しないので、鬱病になりそうもありません。安心して良いのか、違った意味で何か複雑な気持ちでいっぱいです。


2023年2月4日土曜日

これでいいのか「ニッポン」?

 訪問介護事業をやっていて思うことがあります。私ども零細企業として、訪問介護事業では収益を上げて将来的に事業規模を大きくするのは、不可能だと思います。大手企業で介護事業を成功させ、運営できているところは多角的に運営をしているのでしょう。
 介護事業の収益のほとんどが人件費で、昨今のコロナ禍の中では、コロナ感染予防に対する費用(アルコール・マスク・手袋・エプロン・ペーパータオル等)の出費がプラスされています。現状では物価の高騰でガソリン代、ガス代をはじめ、その他の経費が今まで以上に掛かってきます。その中で県や市町村からは補助金があり助かりますが、それでは中々足りません。
 また、スタッフ不足の改善策として、国より処遇改善加算やベースアップ加算として、スタッフのスキル向上のために一段上の介護福祉の資格取得や教育の継続など実施することが条件となっています。年度初めに各種加算取得のための面倒な届出、年度終了時には、またまた面倒な報告書の提出があります。提出時期には大変な作業になります。
 この制度の為に、ヘルパー2級などから教育をして介護福祉士になったところで、高齢の利用者様にしてみれば資格など関係ないと思います。
美味しい食事を作ることができる。掃除が綺麗にできる。その上、なんといっても優しいヘルパーが喜ばれます。継続的な教育をするのは普通ですが、介護福祉士を取得したとしても、利用者様から喜んで頂けないスタッフに高給を出せるでしょうか?
 それらを考えますと、介護福祉士を持っていなくても、社会経験の豊富なヘルパーで十分ですし、ヘルパー2級で喜んで貰えるヘルパーに報酬を少しでも多く渡せるほうが意味があると思います。それこそ、平等だと思いませんか?
 国に提言します。処遇改善加算、ベースアップ加算などと申請しにくい制度など廃止して、利用者様の喜ばれる向きの制度設計にして、面倒なく平等に報酬として渡せるものにしてほしいのもです。

 今後、このままいけば、現状の制度では零細企業は経営継続が難しいでしょう。
ますます、サービスを必要としている方がサービスを受けられなくなることが予想されます。
あおぞらでは、現状、別の事業もあり、また今後別事業の拡大も計画しているので、訪問介護事業の撤退は考えていません。それでも、介護事業一本の企業は淘汰される時期が必ず来るでしょうし、今まさに介護事業所の破綻が始まりました。
 これでいいのか「ニッポン」!

2023年2月3日金曜日

空き家問題

 ここ30~40年間年収は変わらず、現在の物価上昇にも関わらず、日本国内の新築住宅の数は増え続けているようです。中国から世界に広まったコロナも3年が経ち、世界経済が疲弊しているところに、ロシアのウクライナ侵攻により経済は止めを刺されました。

そんな中、近所でも近年、稀にみるほどの住宅建築の勢いは止まりません。地域の方々と会話をすると「こんな社会状況の中で購入して、支払いできるのかね。不思議だよね。」と皆、口を揃えて同じ意見です。

 総務省が2019年4月26日に発表した2018年10月時点の「住宅・土地統計調査」によると、総住宅数6242万戸のうち、約846万戸が空き家です。これは過去最高の空き家率で、13.6%だそうです。また、野村総合研究所の試算(2016年度)では、2033年の総住宅数は約7126万世帯で、空き家率は30.4%まで上昇すると試算されました。

まさに「全国の約3戸に1戸が空き家」になります。日本の未来の「人口減少」から考えると、これ以上の数値が出ることも考えられるようです。

 現在、定年後に住宅ローンを抱え老後破綻する方が社会問題化しています。今日でも日々の物価上昇と、先の見えない状況の中で、定年後に住宅ローンを抱えている方には更なる重圧でしょう。

 将来、国内で空き家が増えるということは、要らなくなった住宅やローンの返済が出来ずに手放す場合、買い手を探すのが難しい上に、売れたとしても安く叩かれてしまうでしょう。

それらを考えると、新築住宅の購入も如何なものだろう、と考えてしまうのは私だけでしょうか。

 今、将来先が読めない時代だからこそ、高価な物はよく考え、冷静に判断し、購入すべきだと思います。でも、無理してでも新築住宅を購入してしまう気持ちもよく分かります。


2023年2月2日木曜日

男と母親が女湯盗撮

 愛知県守山署は2023年1月19日、名古屋市北区の無職の男(37歳)と同居する母親(63歳)を県迷惑行為防止例違反(盗撮)などの疑いで再逮捕した。押収したカメラのデータなどから、2人は去年8月から約20回にわたって盗撮を繰り返していたようです。
 発表によると2人は昨年12月15日夜、同市東区の入浴施設に侵入し、脱衣所と浴槽で女性を小型カメラの使用による撮影をした疑いでした。
 両容疑者は2人暮らし。母親が実行役を担っていたようで
「約20年前から引きこもりがちだった息子が、少しでも落ち着くならと思って要求に応じた」
と供述しているようです。男は
「映像を編集して販売することを考えていた」
と話しているようで、販売された事実はないようです。
 このような引きこもりが原因の事件は、今後、ますます増え続けるでしょう。
母親が息子のことを想っての盗撮犯になりました。本来、母親として引きこもってしまったことに対して、早い段階で心療内科等に通院させる。または、行政の力を借りて対処するなど、息子のために「なすべき行動」があったはずです。
この間違った息子に対しての思いやりが、将来の息子の人生を壊してしまった可能性も考えられます。

2023年2月1日水曜日

これで良いのか?「一袋19円のモヤシ」

 私は、いつも近所の安売りスーパーへ買い物に行き、必ず購入する一玉27円のうどんがあります。つい昨年までは19円(税抜)だったのですが、それから25円に値上がりました。

当然、世界的な環境変化を考えれば納得な値上げです。最近になり、知らない間に27円に値上げされていました。「あれれ?」と急激な値上げに半信半疑でしたが、この値上げも問題なく受け入れていました。が……。

 このスーパーは元々安いものが多く、時々購入する一袋19円のモヤシがあります。以前からこの値段だと生産者の農家や工場の利益が出せないだろうから「もっと、値上げすれば良いのになぁ」と思っていたほどでした。当然、たくさんの物が値上がりしている時期ですから、モヤシも値上がりしたと思っていました。しかし、何と今でも一袋19円で販売されています。

正直「もう、いい加減に値上げしてくれないかなぁ」と思ってしまうくらいです。ここまで値上げが出来ないと考えると、スーパーの圧力があり値上げができないのかとも思ってしまいます。

 私たちにしてみれば安い方が嬉しいですし、ありがたいです。しかし、この値上げのできない状況を考えれば、異常としか思えません。生産者の農家や工場があってのスーパーなので、このスーパーから生産者の農家や工場に「値上げしましょうよ」と提案するべきだと思います。

 現状、このスーパーも大変なようで電灯の点灯数を減らして薄明りの中で店舗運営をしています。この状況を考えると「値上げしましょうよ」と提案することは難しいのだと考えられます。

 このところ、毎日のように「〇〇が値上がりしました」とニュースになり、主夫とすればストレスの溜まってしまう毎日です。当然ながらこの一袋19円のモヤシも値上げして適正価格で販売して頂かなければ、私のストレスの原因の一つになりかねないです。

どうか、この一袋19円のモヤシが値上がりすることを願わずにはいられません。


※2月1日現在も、モヤシ一袋19円でした。

ザ・ビッグ|イオンビッグの店舗情報サイト


縁故採用廃止から縁故採用復活へ

 戦後、日本が復興を遂げたところまでは経済成長も著しく、その頃まで日本経済を支えていた求人方法は「縁故採用」が主流であったようです。当然、私が子どもの頃には、私でさえも「縁故採用」という言葉を知っていましたし、私が就職する数年前までは行われていた採用方法でした。  しかし、私が就...