埼玉県川口市の住宅で、男女2人の首に切り傷がある状態で発見されました。2人はその後、死亡が確認されたそうです。
警察や消防によると埼玉県川口市の住宅から男性の声で
「ケアマネージャーの女性の首を包丁で切りました。これから自分のことも刺す」
と110番通報があったそうです。
現場に駆け付けたところ、60代の男性と女性が首に切り傷がある状態で発見されたそうです。
続報では、利用者の子による犯行のようで、今後詳細が明らかになるでしょう。
当然ですが、ケアマネージャーやヘルパーが殺されるようなことはあってはならないことです。
しかし、介護従事者がカスハラ(カスタマーハラスメント)などを受けやすいという結果もあり、特にケアマネは群を抜いているようです。
因みに1年間でカスハラを受けた経験がある人は33.7%というデータがあるそうです。
カスハラを行ったのは利用者の主介護者であるキーパーソンが44.8%で、内容は暴力や精神的な攻撃が最も多く、身体的な暴力もあるそうです。
また、カスハラを受けやすい理由は、相談対応の場が利用者の自宅であることが多く、利用者や家族が主導権を握りがちであることが最も多いそうです。
正直、あおぞらでは介護の仕事は家族・ケアマネ・ヘルパー三者の信頼関係で遂行できるもの、と考えています。
昨今の社会状況を鑑みると、この様な攻撃的な家庭があることも事実であります。
また、今回のケースのような利用者宅へ訪問するケアマネは普通の行為であり、ヘルパーが行うサービスも1人で訪問します。
この様な事件が続くようであれば、当たり前なサービス提供が不可能となり、介護保険の考え方を抜本的に見直す時期に来ているのかもしれません。
現状のケアマネは、ケアマネとして決められた以上の業務を行っている方は多いのではないでしょうか。
例えば、本来家族が行うべき通院同行や市役所への書類提出、買物等であげればキリがありません。
このすべきでない業務をせざるを得ない現行の介護保険のルールこそが、破綻しているのでしょう。
(※続報によると、容疑者は
「お金を取られると思った」
とも言っていたようです。
高齢者宅において家族が精神的に参っているケースもあり、高齢者以上に家族が公的ケアを受けるべきだろう、と思われるケースがあることも事実です。
今後この様な家族を行政に繋げるルールを、作るべきかもしれません。)