以前ブログで認知症の行方不明者が1日あたり約50人と書いたことがありました。
今回、警視庁の発表によると2024年には全国で1万8181人分の届け出があり、うち273人は同年中の発見に至らなかったそうです。
同庁が追跡調査を実施したところ、翌25年末時点でも171人について届け出が解除されず『未発見』の状態になっているそうです。
これらの人のほとんどは、行方不明者届が出されてから1年以上見つかっていないことになり、長期間にわたって発見されないケースが少なくないことが分かりました。
昨今、認知症で行方不明になる人が増加傾向にある中で、対策が求められる状況となったようです。検察庁は2012年に家族などから届け出があった分から、認知症の行方不明者数を正式に取り始めたそうです。
内容は行方不明届の数のほか、その年に発見された人数や発見にかかった期間などもあるそうです。
ちなみに、2012年の行方不明者数は9607人で、その後増加傾向が続き2024年には1万8121人に上っており、13年間で1.9倍に増えたそうです。
このうち、2024年中に無事に見つかった人は1万6877人で、亡くなった状態で見つかった人は491人だったそうです。
また、家族による届け出の取り下げなどは480人で、残る273人は発見されていないそうです。
今後、ますます認知症による行方不明者が増加するでしょう。また、時代背景もあり近所との関わりが加速度的に希薄になっている状況を考えると、想像以上な行方不明者数になることは確実でしょう。
現在、市町村などの取組として認知症の高齢者に対して個人情報が分かるものを衣類に縫い付けているケースがあります。しかし、個人情報保護法などにより、中々進んでいないことも事実です。
今から30年以上前の話になりますが、私は雪舞う早朝に全裸の高齢者を保護した経験があります。状況が状況だったこともあり、警察に連絡しましたが、通常の格好で歩いていたならば、連絡することはなかったでしょう。
(※当時は保護しても感謝状を頂ける時代ではありませんでした。)