OPEC(石油輸出国機構)といえば、中学生の時にテストのために暗記したことを覚えています。
当時は社会のことなど何も知らないからこそ、暗記することが大変でした。
「えっと、OPECは石油何とか……」と何度も口に出し、苦労したのを覚えています。
今では大人になり、社会のことに対して関心を持たなければ生きていけないからこそ、暗記などせずとも頭にインプットできる思考になりました。これもオジサンになった賜物なのでしょうか……。
そもそも国際石油資本などから石油産出国の利益を守ることを目的に、設立された組織であります。
これは1960年にイラクの提案でイラン、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの5ヶ国によって結成され、のちに加盟国は増加し、また脱退した国もある組織です。
加盟国内で最大の石油産出量及び埋蔵量を誇るサウジアラビアの発言力が大きく、リーダー的な存在として君臨しています。
先日、そんな利益を求めるOPEC組織からアラブ首長国連邦(UAE)が脱退する、と発表しました。
元々、サウジアラビアとの関係も思わしくなかったことも根底にあるようです。
これまでOPECにより世界情勢を鑑みて増産、減産を行い価格の安定供給を行っていました。
今後、アラブ首長国連邦が脱退したことで、同国に近い国々も脱退が予想されています。
アラブ首長国連邦はOPECに縛られず増産に舵を切るだろうと予想されているため、近い将来は原油価格の価格低下が発生するだろう、とも言われています。
そもそも、アメリカのトランプ大統領は
「OPECは世界中の国々を食い物にしている」
と批判していた上に、アラブ首長国連邦はアメリカとは友好な関係でもある中での、行動だったのでしょう。
現状、原油生産量のうち、OPEC加盟国が占める割合は約35%に過ぎず、加盟国以外の産油国の生産が急増すれば、当然価格低下することは間違いないでしょう。
将来のことは予想できませんが、原油で潤っていたロシアはじめたくさんの産油国は、原油以外に舵を切らねば国力を保つことは不可能な時代になったことは、間違いないでしょう。