医療・介護業界では衛生面に対してしっかり対応しなければ死に至るケースがあります。
そんな中、日々使い捨て手袋は必需品となります。しかし、イラン情勢の悪化から使い捨て手袋の原材料であるナフサ等が不足しているという理由から、手袋の入手が滞ってしまっています。
購入できても1箱(100枚入り)しか購入できず、使用回数として考えるならば50回分しか購入できないことになります。また、購入できる期日が分からない状況が続いています。
日本全国で購入できない医療・介護業界がある中、国では医療機関に対しては緊急備蓄品で対応した、と聞いています。
残念ですが、介護業界へは未だに対応して頂けていない状況であります。
さて、マスコミは連日工業製品に使われている原油から生成されるナフサ系原料がない、と報道しています。それは本当のことなのでしょうか?
私たちは、毎日自動車を走らせるためにガソリンを使用しています。
そんなガソリンが日本全国のガソリンスタンドで売り切れになった、という話を聞いた事があるでしょうか?
実際に日本の大手石油元売りは産油国から原油を輸入し、プラントで生成販売しています。
ちなみに、原油からガソリン24.5%、軽油19.2%、C重油16.4%、A重油12.1%、灯油11.7%、ナフサ7.8%、ジェット燃料4.7%、潤滑油・その他3.6%が作られるそうです。
日本国内でガソリン他、生成されたものが不足しているとしたら、日本中パニックが起こるでしょう。何故、同じ原油から生成されているのにもかかわらず、ナフサだけが不足するのでしょうか?
現在、日本政府の対応のお陰で原油は毎日輸送され、来年度分まで確保されたとアナウンスしている状況で、ナフサだけ不足するわけがありません。
もしすれば日本の大手石油元売りからナフサを買い取っている企業が、暴利を得るために滞留させている可能性は高いでしょう。
考えてみると昨年起こった『令和のコメ騒動』と同じ現象が起こっているとしか考えられません。
現在、お米を買い占めた業者はお米が暴落して赤字になってしまい、頭を抱えているでしょう。まさにナフサ取引企業とマスコミのお陰で、このような状況が発生しているのでしょう。
私どもが購入しにくくなっている使い捨て手袋は、勿論ナフサが原料となり製造されています。購入しにくくなっている原因はナフサ不足と言われていますが、製造国は中国です。
これこそ冷静に考えれば、日本と中国の政治的な問題で手袋が入ってこないことが理由であり、決して日本国内にナフサがないから不足している訳ではありません。
私たち自身が冷静になり、何故品不足になっているかを考えて行動すべきであり、日本国内のナフサが不足していないことを理解すべきでしょう。
もう一度言います。本当に日本中にナフサが不足しているとしたら、国内の物流がストップしパニックに至っているでしょう。
日本国内は、現在中国との関係がよくありません。
私たちが毎日使用しているナフサが原材料になっているものは、殆どが中国で生産されています。そのことを十分に理解し、決して日本のナフサが不足している、と間違った答えを出さないで頂きたいものです。