山梨県内の看護専門学校で今年入学した生徒は、計185人で定員(330人)の56%に留まりました。
山梨県内の看護専門学校4校で作る協議会は、志願者確保に向けて小中高向けの体験会を計画し、周知活動を強化しているそうです。
また、外国籍生徒の受け入れ促進に向け、入試で留学生枠を設ける学校もあるという内容の記事が山日日新聞に掲載されていました。
昨今、医療法人の倒産を目にするようになりました。日本全国の医学大学の殆どが、赤字経営に陥っているという話も聞きます。
その中で、看護師による賃上げ交渉や、大量の看護師一斉退職と一般企業では考えられないことが起こっています。
看護師と言えば、手に職を持つ職業であり、一般の勤労者よりは優遇されている職業であり、親としては就いてほしい職業の一つでもありました。
しかし、昨今の人手不足により、一般企業での高賃金や働き方改革が進んだ中での状況を鑑みれば、これからの職業としては選択肢から外れてしまったのかもしれません。
弊社の介護事業であっても低賃金であり、介護報酬の値上げをするならば、当然社会保障費の高騰は避けられません。これ以上の値上げは、不可能でしょう。
今回の看護学校の定員割れは、医療・福祉全体にかかわる問題です。
今後、社会保険料の値上げを止め、医療・介護に関わる個人負担を増額することが必要だと思います。
個人負担を増額することで、更なる報酬アップに繋げ、勤務時間の削減などと大きな改革をしなければ、医療・福祉関係で働く者は居なくなってしまうでしょう。
それほど一般企業での報酬増加や、勤務時間削減や福利厚生の充実と格差は広がるばかりでしょう。
今、紙面の内容からは考えられるのは、外国人に頼ることと読み取れます。しかし、外国人はある程度技能を付けたら報酬の良い国に転職します。
だからこそ外国人頼みの発想は小手先の改善策であり、将来的に環境改善に繋がるものではありません。
看護学校が定員割れをしている現状把握をしっかりし、日本国民が安心して医療を受けられる状況を作って欲しいと願わずにはいられません。

