2026年3月9日月曜日

日本とイランの蜜月は終わりか……

 日本とイランは1953年の日章丸事件(第二次世界大戦後イギリス海軍に隠れて、出光興産が単独でガソリンと軽油を日本に輸送した事件)を契機に、欧米諸国とは一線を画す形で、伝統的に良好な関係を築いてきました。

また、1986年には、NHK連続テレビ小説『おしん』がイランで放送されました。当時、宗教的規制が厳しい同国において、外国の番組としては初期に放送が認められた一つです。視聴率は非常に高かったようで放送時間になると街から人影が消え、交通渋滞が緩和されたと語られるほど人気を博したそうです。

 外務省が発表する令和6年度海外対日世論調査でも、イランを含む中東7ヶ国は対日関係について、78%が『友好的な関係にある』と答え、国民レベルでは日本に対するイメージは良好でした。

しかし当然ながらイラン政府との認識は必ずしもそれと一致しません。

日本とイランは一定の良好な関係は維持しつつも、米国との強固な同盟関係もあり実際は難しかったのかもしれません。

 そんな中、アメリカとイスラエルのイラン攻撃前にNHKのテヘラン支局長が拘束された、と欧米メディアが伝えました。

私自身、親日の国であるイランが支局長を拘束したというニュースを聞きビックリしたほどで、何かあるのでは、と思っていたところの攻撃でした。

 攻撃前に日本政府には情報が入り、高市首相には知らされていた事件だったことでしょう。

この支局長の拘束や攻撃も何らかの関係があるのかもしれません。

 イランとは『日章丸事件』と『おしん』の関係もあり、これまで親日関係でいられましたが、世界情勢的にはもう難しいでしょう。しかし、国民との関係ベースは生涯親日であり続けることでしょう。

 いずれにしても、今回の事件が世界の混乱に繋がらないことを祈るのみです。

イラン・イスラム共和国|外務省

広報誌|会社情報|出光興産(2024年秋発行Vol.10に日章丸事件の漫画が掲載)

出光興産

連続テレビ小説「おしん」|番組|NHKアーカイブス










イラン現代史-イスラーム革命から核問題、対イスラエル戦争まで (中公新書 2882)

私が出光興産を辞めた訳~元社員が明かす7年間の勤務日記~

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2026年3月8日日曜日

『親名義の預貯金』の管理について……

 現在、私の母親は認知症を患っているため子どもである私が『親名義の預貯金』を管理し、介護施設などの支払い処理を行っています。

しかし、厳密に言うと認知症になった親名義の預貯金の管理は、法律上出来ないのかもしれません。

 この所、大手金融機関に親と一緒に行ったら、その場で口座凍結されたとか、本人を連れてもアウト等とSNSを賑わせています。

 そもそも、親が認知症を発症した場合『財産を動かせなくなる』こともあるようで、結局のところ財産が動かせないようです。

私たち家族は当たり前に処理をしていますが、実際のところ「親名義の口座から預貯金が引き出せなくなる」ということはよくあるケースだそうです。

親が入院してしまい、本人から

「お金が掛かるから定期預金を解約してきて」

と言うことになり、代理で行ったとして金融機関に「親に頼まれたから」と伝えても、解約は基本的に不可能です。

また、金融機関の担当者は預貯金者の判断能力を見ているため、預貯金者本人が質問に対してはっきりとした受け答えや意思表示が出来なければ

『判断能力が乏しい』

と判断され、取引保留になります。

 我が家では、認知症初期の段階で母親と金融機関に出向き、全ての定期預金を解約した次第です。

(この時、高額の解約だったこともあり、解約理由を聞かれたのも事実です。この際は、家族で海外旅行へ行くから、と伝えたことを覚えています。)

 ちなみに、この金融機関は会社のメインの金融機関でもあり、問題なく取引できていますが、時々母親の様子を確認してくることがあります。これらの確認こそが、金融機関で預金者保護のための大切な仕事の一環なのでしょう。

 いずれにしても、普段から好意にしている取引機関でなければ『即凍結』でしょう。

不思議なことに死亡届を提出しなくとも、当事者が死亡した時点で口座凍結する素早さは関するところでもあります。

どこから情報が流れているのか怖さも感じます。








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2026年3月7日土曜日

大学が生き残りのために……

 日本が少子化の中、大学は生き残りをかけ国公立の統廃合を加速させ、女子大学は共学化を進めています。

 そんな中、私立大学の受験料は3万円~3万5,000円の大学が多く、大規模校であれば学内併願が多い分、受験料収入が増えるそうです。

そこで、摂南大学は併願の受験料を割引くことで志願者増に繋げようとしたそうです。

短期的には受験料収入が減少することになりますが、志願者数が増加すれば優秀な学生取得に繋がります。また、偏差値の上昇も期待でき長期的には大学のメリットがあるとし受験料を約5,000円にしたところ、285%増になったそうです。

 また『損して得取れ』で明海大学は今年の新入生からグアム5日間の海外研修を実施する、と発表したそうです。

その費用は全額大学負担とし、推定20万円としているそうです。新入生が800人の場合、大学の負担は1.6億円になるそうです。

大きな支出ではありますが、初年度の教育を進めることが出来れば長期的なメリットがあるそうです。

 今後、大学は学生の獲得合戦が激しくなり、各大学間の学生の奪い合いが凄まじいものになるでしょう。学生とすればグアム研修やその他に釣られ、入学さえできればと考えているかもしれません。

 しかし、本来大学は入学することが目的ではありません。

将来、何をしたいかなどを明確にして、大学を選択することが後悔しないための基本だと思います。

 ちなみに、大学も経営であり入試時の受験料は莫大な収入源としてなくてはなりません。

滑り止めとして受験することも、昨今の社会情勢から考えると馬鹿になりません。

早い段階から進みたい大学の指定校枠がある高校の受験を考え、戦略をとることも大学選びの鉄則でしょう。

摂南大学

明海大学









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17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。

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2026年3月6日金曜日

みんなちがって、みんないい。

 会社を始めたばかりはお金がなかったため、知り合いの方のアパートに間借りさせてもらいました。当然、家賃も低価にして下さりました。その優しい大家さんが
「会社を始めた記念に私が会社のプレートを作製してプレゼントするね」
ということで頂きました。
それはしっかりした作りのプレートであり、自分だったらここまでお金を掛けられないよ、と思う程の立派な物でした。しかし、後日「請求書来たよ」と請求されたことには開いた口が塞がらない状況で「記念に下さると言っていましたよね」と言い返そうと思いました。
それでも余計な事は言わず、請求額を大家さんに渡して高い物をしてしまった、と後悔したプレートでありました。
あまりにも高価すぎたため、今は少し直して使用しています。
 次に冬になり、寒いだろうからと使っていないストーブがあるから
「会社を始めた記念にプレゼントするよ」
と言われ、古いが使用できるストーブを頂き、寒い冬に活躍していました。
すると「子どもがストーブを使うから返してほしい」と言われてしまい、またまた開いた口が塞がらなくなってしまいました。
その時は流石に慣れっこですぐにストーブを返却し、その足で新品を購入しに行ったことを覚えています。
 次に事務所が間借り、という複雑な状況だったため、当初電気代を案分の約束をしていました。
数か月後、「事務所はパソコンやコピー機の電源が毎日入っていて電気の消費量が多いから高めに払ってほしい」と言われ、高めに支払っていました。
大家さんのところはカフェを営業し、毎日のエアコンに大型の業務用冷蔵庫にオーブンの使用……。
我が社の事務所の電気使用量より格段に多くの電気量を使っていたにもかかわらず、こちらが高額の電気代を支払っていたことを今考えると、笑うしかありません。
大家さんは悪気があって行ったわけではなく、ただの天然であり私が何も言い返さなかったから問題になっていなかっただけです。
 今では会社所有のアパートに事務所を構え、他の部屋は賃貸として貸出しています。電気料金は毎日エアコンを24時間365日運転していても、以前の電気代の半分以下なのです。
 世の中には、色々な方が居ます。
おかしいことに対して反論しても良いでしょう。しかし、反論することで関係が壊れてしまうことはよくあることです。
どちらかが納得して我慢することも必要でしょう。
そういえば、金子みすゞの詩に『私と小鳥と鈴と』があります。

 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが
 飛べる小鳥は私のように、
 地面を速くは走れない。

 私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のように
 たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。
(『私と小鳥と鈴と』 詩・金子みすゞ)













2026年3月5日木曜日

『まんが日本昔ばなし』

 まんが日本昔ばなし(まんがにっぽんむかしばなし)と言えば、私が子どもの時に必ず見ていた番組であります。

 放送枠は30分で、毎回日本各地の昔話が映像化されていました。市原悦子と富田富士男の両名が1人何役もの声を使い分ける独特の語りによって構成されています。

そんな番組は子ども心に怖さや感動を与えてくれました。

 昨今、テレビ離れも加速しこのような昔話や日本の民話などを見聞きする機会が無くなりつつあります。

しかし、インターネット動画が主流となり、今AIによって簡単に動画制作が可能となり、YouTubeでは無料で色々な動画が配信されるようになりました。

 その中で幾つかの昔話や日本民話のアニメ動画が配信されています。特に今よく見ている動画は『里語り(さとがたり)』です。

制作はAIによって作られているため、動画自体が荒く、日本語も時々間違っていますが十分楽しめる内容です。

 私は今この『里語り』に夢中です。新しい動画が配信されれば、即視聴しています。

現在、私たちは荒んだ世の中で暮らしています。時には時間を作って感動する昔話や、日本民話を見ることも必要でしょう。

昔話や日本民話と言えば最初は怖いものが多いですが、最終的にはハッピーエンドで終わり、私たちの弱り果てた心の栄養補給にはもってこいでしょう。

 たくさんの昔話や日本民話の動画はたくさん見受けられます。今、私が特におすすめするのは『里語り』です。それ以上に良い動画もあると思います。

 まずは童心に帰り見ることで何か忘れていたものを思い出す、良い機会になるのではないでしょうか……。

(ちなみに、昔テレビで放送されていた『まんが日本昔ばなし』も公式のYouTubeチャンネルがあります。)

【公式】まんが日本昔ばなし - YouTube

まんが日本昔ばなし【公式サイト】

里語り - YouTube








決定版 まんが日本昔ばなし101 (決定版101シリーズ)

まんが日本昔ばなし - 語り継ぎたい、日本のこころ - 時空旅人別冊 (サンエイムック)

日本の昔話 (新潮文庫)

2026年3月4日水曜日

作戦名は「壮絶な怒り」

 2026年2月28日、アメリカとイスラエルはイランへの攻撃を実施しました。

トランプ大統領は自身のSNSで

「歴史上、最も邪悪な人物の1人であるハメイニ師が死亡した」

と投稿しました。

一時は偽情報だとも言われていましたが、イランより正式にハメイニ師が攻撃により死亡した、と発表がありました。

 この攻撃により、ホルムズ海峡は封鎖され日本郵船・商船三井・川崎汽船が運航停止になりかけました。

日本では中東に原油の9割以上を依存しているため、国内のガソリンなどは影響を受け値上がりすることは確実でしょう。

 ちなみに日本は国と民間で石油備蓄を行っており、資源エネルギー庁によると2025年12月末時点で消費量の254日分に相当する備蓄があるそうです。

原油輸入が当面滞っても、国民生活や企業活動に影響が出る可能性が低いと言われています……。

 しかし、残念ですがLNG(LNG:液化天然ガス)国内倉庫は僅か3週間分しかないと言われています。

その上、カタールのLNGもホルムズ海峡を通過していることから、本当の意味ではマスコミが何故か石油の話よりもLNGの話を騒がないことが問題です。

そして、株式会社JERAは2月にカタールから年間300万トンのLNGを長期契約したばかりです。(今回の攻撃によって、LNGの供給にも大きな影響が出ると考えられます。)

今後の火力発電で使用されるLNGのことを考えると、電気料金の値上がりは確実でしょう。

このことから日本国内は原発再稼働に向け舵を切って行かなければ、将来に向けて電気自動車の普及やAIなどのテクノロジーへの切替ができず国際社会から遅れをとってしまうことであり、今日本が安全保障の観点から原発への舵切りは必須でしょう。

 先日、衆議院選が終わり国民の殆どが高市政権で経済が盛り上がると期待していた矢先とも言えます。アメリカとイスラエルがイランを攻撃してしまったことで、お先真っ暗になってしまいました。

 今、世界は強国による弱小国の支配が始まり、話し合いで解決するような状況ではなくなってきました。

現実的に国連が機能不全を起こしていることも問題と言えます。

 今回のアメリカとイスラエルのイランへの攻撃に対して、中国とロシアが国際法違反だと言っているようです。

しかし、ロシアにしてみればウクライナを侵略している最中で、どの口が言っているのだろう、と意味不明に思います。

これこそ、世界中が可笑しな方向へ向かっている証拠でしょう。

 もしすれば、アメリカのような強国が警察のような立ち位置で各国を締め上げていくことこそ、世界平和は保てるのかもしれません。

国連とは|外務省










増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム

平和をつくった世界の20人 (岩波ジュニア新書 641)

アメリカはなぜイスラエルを支援するのか―揺れ動くまなざしの歴史―


2026年3月3日火曜日

女性の社会進出はこれしかない

 『ジェンダーフリー』だの『男女平等』だの言われて数十年後……。 
 そんな日本に女性首相が誕生し、これからの日本は女性のリーダーが誕生していくことを期待している私です。しかし、現在の日本は何も変わっている様子もなく、女性経営者、議員は僅かです。
 さて、先日行われた衆議院選挙も終わり、2026年2月18日には特別国会が召集されました。今回、女性議員の割合は19%だそうです。
そんな日本の状況のなか、女性議員を増やすには
「候補者の男女比の制限が大切」
と中南米ドミニカ共和国の首都初の女性市長が話したそうです。
 日本でも今、これから女性が社会進出できるかどうかの大切なスタートラインにつきました。日本もドミニカのように候補者の性別を
『男女比それぞれ40%以上と義務付ける法律』
を作るべきではないでしょうか。
 社会全体の半数が女性であることが理想でしょう。しかし、選挙で当選せねばならないのでドミニカのような『候補者の性別の男女比を40%にする』などの法律改正は必要であり、これまでの様な口先だけの女性の社会進出を進めましょう、では一向に進まないでしょう。
 今回の衆議院選挙では若者の投票行動で流れが大きく変わり、私たちの一票で政治が変わることが分かりました。
しかし、自民党内には旧態依然の古い考え方の長老議員がいるため、法律改正は簡単にはいかないでしょう。
 今、出航したばかりの高市丸が何処に進んで行けるかは未知数です。この最後のチャンスを逃がしては日本の未来はありません。
きっと高市丸が大成功を収め、後進に小泉進次郎首相が誕生し、ますます日本の未来がは明るくなって行くことでしょう。
 これには国民一人ひとりが厳しい目で見守っていくしかないでしょう。











日本とイランの蜜月は終わりか……

 日本とイランは1953年の日章丸事件(第二次世界大戦後イギリス海軍に隠れて、出光興産が単独でガソリンと軽油を日本に輸送した事件)を契機に、欧米諸国とは一線を画す形で、伝統的に良好な関係を築いてきました。 また、1986年には、NHK連続テレビ小説『おしん』がイランで放送されまし...