日々の暮らしの中でも安全確認は必要です。
当然ですが、勤務先の機器オペレートの時にも「安全確認ヨシ!」と指差し呼称などをしていることでしょう。これは事故を防ぐための手段として用いられていることだと思います。
今回のJAL機と海上保安庁機も事故が発生しないように管制官との通信においても復唱し、なおかつパイロット(操縦士)とコパイ(副操縦士)もお互いに復唱し、間違いがないか確認をしているはずですが……。
私たちは、普段の慣れによって通常の事故防止(目的)の手段として行っている安全確認の「復唱」することが、目的となってしまう場合があります。その結果、大きな事故に繋がってしまうことになります。
仕事の中で、チェックシートの記入があります。
これも確実に作業が安全になされているかを確認する手段として用いられているものです。しかし、慣れてくるとチェックシートを記入することが目的となってきてしまいます。
本当に慣れは怖い魔物です。常日頃、手段が目的にならないように、気を付けることが大事です。
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