2025年7月2日水曜日

2020年産米追加放出

 政府は新たに2020年産の「古古古古米」を追加放出する、とアナウンスしました。

これまで「古古米」2,000円(税抜)、「古古古米」1,800円(税抜)と続き「古古古古米」を追加放出された場合、当然ですが1,700円(税抜)で販売されるのでしょうか。

 正直、田舎のスーパーではこれまで備蓄米など見たことなどありませんし、購入できるとは思っていません。しかし、今回の「古古古古米」は安いと予想されるため是非とも購入したいと思います。

 これまで小泉農水大臣の拙速な働きによってコメが放出され、国民は安堵しているところです。

また、最悪の場合輸入することもあるとのコメントに対して、有名処のスーパー社長が

「いざとなったら輸入みたいな流れは良くない」

「輸入は反対です。日本人であれば日本のお米を食べたいです。食べましょうよ。食糧安全保障の問題も含めて」

と持論を披露したそうです。よく分からない持論ですが……。

 現在、日本国民は疲弊しています。まず3,000円以上もするお米は買えません。

また、今回の放出で日本の備蓄米の100万トンは無くなり、これから収穫されるお米では備蓄米は確保できそうにありません。食糧安全保障の事も含めて考えるなら、即輸入を行うしかないでしょう。

備蓄米を放出米として世の中に出したということは、ただ単に「問題の先送り」をしただけとも言えるでしょう。

今回の小泉農水大臣の取組は安価で安定した流通が目的であり、備蓄米がなくなったところで輸入米の市場への政策に動くことでしょう。

先ずもって今回のスーパー社長のコメントは、社長としてお客様のことや日本国民のことを考えてのコメントとは、考えにくく理解に苦しむところであります。

 結局のところ、これまで「コメ農家を守る」と言っていた農林系議員とJA全農の利権のためにコメ農家が大変だったのです。

今後はコメ農家が商社と契約し日本米ブランドとして輸出することこそが、日本のコメ農家の収益改善に繋がると思います。

今回、政府の備蓄米の放出によってJA全農でのお米の流れにおいて、5次問屋まで関わっていることが分かりました。

それだけにコメ農家が儲からず、国民が高いコメを購入させられていた訳ですね。

各問屋にも言い訳はあるでしょう。しかし、時代に逆行している利権だけの会社は淘汰されていくことでしょう。今回の件で、日本人のコメ離れはますます進みました。

我が家は2,000円以下のお米しか購入できません。

 当初、政治家や官僚は国民の暮らしのために、と始めた職業でしょう。何時から自分たちの私利私欲のための仕事をするようになったのでしょうか。

もう一度、初心に戻って欲しいものです。

(2025年6月12日、小泉農相は「ミニマムアクセス米」と呼ばれる無関税のコメ輸入を枠の主食用コメの輸入を前倒しすると明らかにしたそうです。)

随時契約による政府備蓄米の売渡しについて:農林水産省

JA全農|食と農を未来へつなぐ。

東京都にあるスーパーマーケット「アキダイ」









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