毎日、自殺する人は後を絶ちません。
その中で『喫煙は緩慢なる自殺』とも言われているそうです。
実際のところ、喫煙者であっても長生きする人も居ますし、喫煙していなくとも肺がんで亡くなる人も居るため一概には言えませんが……。喫煙が身体に悪いことは医学的に立証されていることは、間違いありません。
さて、嫌われ者のたばこですが、喫煙者が必ずやいう言葉に
「俺たちは高額納税者」
というものがあります。確かに紙巻きたばこの場合、価格の約62%が税金となっています。
たばこ税の種類
①国たばこ税 国が課す税金。
②地方たばこ税 都道府県たばこ税と市町村たばこ税の2種類があり、自治体が課 すもの。
③たばこ特別税 国が課す税金で、旧国鉄の債務返還と国有林野事業の負債の穴埋めとして充てられます。
④消費税 上記税金に加えて、消費税も課されています。
これら4種類の税金が課されているため、喫煙者からは高額納税者と言われてもある意味では間違いないでしょう。
しかし、税金の中には喫煙者の病気における社会保険料に対する税が課されていないことは、いかがなものでしょう。
以前、社会保険料高騰の策としてたばこに課税する話もありました。結局のところ、半分以上が税金であるためこれ以上の課税は不可能だったのでしょう。
喫煙に関しては、統計上気管支系の疾患になりやすいことが分かっています。
だからこそ、たばこ税から(社会保険料を)課すべきであり、現状のたばこ税から旧国鉄の債務返済に充てられていること自体が本末転倒です。
実際ならば、現移行会社のJRの料金から支払うべきであり、山梨で喫煙している人はそれほどJRを利用していないからこそ、旧国鉄の債務返済に使用されているとすれば納得のいかない話でしょう。
たばこ税こそ喫煙者に関わる気管支系の医療費にかかる社会保険料として使用することが、本来の考え方だと思います。
正直なところ、喫煙者は高額納税者と分かっていても税金の使い道まで知らない方が居るのかもしれません。
現在、喫煙者も減少中であり、将来にわたって人口も加速的に減少していきます。
その結果たばこ税で賄えなくなった場合は、他の税金を作って課税していくのでしょう。
結局、たばこは身体によくないし、喫煙しない周りの人に対しても副流煙として影響を受けると言われているため、『禁煙』することも選択肢の1つでしょう。
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