今、世界中の政治は不安定で、未だに争いや戦争が続いていること自体不思議でなりません。格言には
『賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ』
というものがあり、
「賢い人は先人達の様々な経験すなわち歴史から学ぶが、愚かな者は自分自身の狭い経験からしか学ばない」
という教えがあるのですが……。
ロシアは歴史の中で何度も戦争を行い、国を荒廃させました。
日本国内では高市早苗首相が世界情勢を鑑みた中で、自民党内の反対勢力の政治家たちを整理し、これまで歴代首相が出来なかった重要法案を通すために衆議院解散に打って出たと思われます。
しかし、大多数のマスコミは大義名分が無いと大合唱しています。
さて、私が中学校の時に国語の授業で『五十歩百歩』を学んだ覚えがあります。
しかし、当時は意味も分からず、真剣に学ばなかったことを今、反省しているところです。
五十歩百歩は『孟子(もうし)』の名言であり、戦国時代の思想家であった孟子の言行について書かれた書であり、全7篇あるもので、孟子没後その弟子たちが編纂(へんさん)したと言われています。
孟子思想の代表的なものは『性善説』で、人は生まれながらに仁義・礼智の4徳を備えているとしました。
日本国内では『孟子』梁恵王篇(りょうけいおうへん)に出てくる『五十歩百歩』は国語の授業で使われる程です。
梁の恵王が
「私が国を一生懸命治めてきたが、隣の国を見ても私ほど良い政治をしているようには見えない。それなのに隣の人口は減らず、こちらの人口も増えない。これはどうしたことだろうか」
と孟子に尋ねました。孟子は
「あなた様は戦がお好きですから戦にたとえてお話ししましょう。
合戦開始の太鼓が打ち鳴らされ、戦が始まった時、鎧を捨て、刀を引きずって逃げた兵士が居ました。
ひとりは百歩まで逃げ、もうひとりは五十歩まで逃げました。五十歩で踏みとどまった者が百歩逃げた者を臆病者と笑ったとしたら王はどう思われますか」
と聞き返したそうです。王は
「それはおかしい。どちらも逃げたことには変わりない」
と答えました。王の返事を聞いた孟子は良き政治がどういうものかを具体的に上げ、それと恵王政治が異なることを伝え
「あなたは凶作で飢餓者が出ても穀倉を開いて助けようとせず、自分のせいではなく凶作のせいだとおっしゃる。
これでは刀を抜いて相手を切っても、刀がやったことだ、自分ではないというのと同じです。
あなたの政治も隣国の政治も五十歩百歩なのです」
と戒めたそうです。
2月8日には衆議院選が行われます。
日本の将来を考えると、ラストチャンスの選挙になることは間違いありません。
不平不満があっても「選挙に行っても何も変わらない!」と思っていたとしても、会場に行き投票して下さい。(事前投票で先に投票しておくことも良いことでしょう。)
皆様の1票が未来の子ども達の行く末を決めるのです。
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