アメリカや諸外国では、小さい頃から学校でお金(資産形成)の授業があります。日本では、人前でお金の話をすることはタブー視されていましたが、令和4年4月から高校生の家庭科で資産形成の授業が始まったようです。また、岸田総理が経済活性化を目指す「資産所得倍増プラン」として貯蓄から投資へと国民んヘ訴えかけました。
私たちの世代は真面目に働いて将来の必要なものを購入するために、コツコツ貯蓄するように言われていました。投資はギャンブル性が強いので、余裕のあるお金でやりましょう、というような感じでしたので、出来ませんでした。
以前の小泉政権下で、年金100年安心プランなるものを聞いて、今後100年は安心して年金だけで生活出来るのだと、安心したのは私だけではないと思います。
今、コロナ禍がそろそろ明けるだろうという時に、ロシアがウクライナに侵攻し、ますます先の見えない状況になってきました。このような社会の中で、日本経済も年金システムも、もう先が見えなくなったから貯蓄から投資へと打ち出したとしか思えません。大きいリターンを重視した投資で一歩間違え失敗したら元も子もありません。全て自己責任です。
私は子供が小さい頃からお小遣いで株式を購入させていたので、投資と言われても驚きはしません。今一つ言えることは、この社会の中で貯蓄すらできない人が沢山いるのに、投資ができる訳ないと思っていることです。日本にはまず貯蓄から投資という前に、経済が上向きになるように政治的に取り組みをすることが先ではないかと思います。
そこで、以前ベストセラーになったロバート・キヨサキ執筆の『金持ち父さん貧乏父さん』がお勧めです。私はこの本を友人から勧められ嫌々読んだのですが、何度も読んでは自分自身に落とし込み、今では私からお勧めできるお金の教科書です。この書籍はお金儲けができ大成功を収めるものではありませんが、もしかしたら人生を変えることの出来る一冊になるのではないかと思います。
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