私には、長男のために4年半もかけて制作したヴァイオリンがあります。
このヴァイオリンは、弦楽器製作者故飯田裕氏より気の遠くなるような長い期間ご指導いただき出来上がったものです。
また、このヴァイオリンは東京藝術大学弦学科主任教授故田中千香士氏に弾いていただいた上、ヴァイオリンケースにサインまで頂いた代物です。
ヴァイオリンを制作する過程は時間がかかり、ノミを入れては厚みを測り、ペーパー掛けをしては確認して、の繰り返しで本当に出来上がるのかな?と思い悩むほどでした。
出来上がってみれば、4年半の私の生きざまの塊のようなヴァイオリンでした。
今は、主のいないヴァイオリンですが遠い星の元で、故飯田裕先生・故田中千香士先生と長男でヴァイオリンをツマミにし、お酒を飲み交わしていることでしょう。
私が制作したヴァイオリンからどんな音色が出るか興味のある方がいましたら、連絡下されば対応いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿