今回はガンダムの名言(第2弾)です。
今回ご紹介するのは「お父さん……。わがままを……許してくれますか?」
年頃の女の子を持つ父親には衝撃的な言葉です。スぺロア・ジンネマンが娘(マリーダ・クルス)から言われた言葉(名言)です。
“親に逆らってでも自分の道を行きたい”という自立の願いにほかならず、こんな言葉を子どもに、特に娘に言われたら世の中の父親たちはたまりません。
もちろん、我が子の成長と自立は無上の喜びではあるに違いありません。それでも、無邪気で幼かった頃の息子や娘はもういないことを認めざるをえず、親としての役割を終えたことを痛感するでしょう。そして、自分のもとから旅立とうとしていることへの寂しさを覚えずにはいられないでしょう。その思いの複雑さは人の子の親でなくても分かります。
けれど、子どもが成長していけば、いずれ必ず、その瞬間はやってきます。
その時は、スペロア・ジンネマンのように、万感を込めて「許す」と言ってあげてほしいと思いますが、果たして私は言ってあげられるでしょうか。不安です。
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