私が住んでいてる地域は、市町村合併で全国的にも珍しいカタカナの名称【南アルプス市】と命名されました。私の感覚では「え?」な感じで、どう考えもこの地域からアルプスなんて想像できませんでした。
アルプス、といえば【南アルプスの天然水】や【アルプスの少女ハイジ】です。
今回は【アルプスの少女ハイジ】の紹介をさせて頂きます。
1974年1月6日から同年12月29日の間、フジテレビ系で毎週日曜日19:30~20:00に全52話が放送された、ズイヨー映像制作の日本のテレビアニメでした。私が小学校に入学した頃で、観た覚えがあまりないのですが、大人になった今でもよく覚えているアニメです。私は原作でスイスの作家ヨハンナ・ジュピリの児童文学書の日本語訳を読んだ印象が強いのかもしれません。
フランクフルトでハイジが何度も「山に帰りたい」とお祈りしても叶えられないことを理由にお祈りを中止するエピソードがあります。そこで、クララのおばあさまから
「神様が今願いを叶えてくれないのは、もう少し後にしたほうが、ハイジの為になるのよ。
そのことに気付かずお祈りを辞めてしまったら、いくら神様でもハイジのことを忘れちゃうわ。」
と言われ、ハイジがこれを聞いてまたお祈りを始めました。それからしばらくして、ハイジは山に戻ることができました。そして、何よりペータのおばあさんが前から欲しがっていた焼き立てのパンを作ることができ、字を覚えたことで本を読んであげることもできました。
「ねえ、おじいさん。私は一生懸命お祈りをしたの。
だけど、それを神様がすぐに聞いて下さっていたら、こんな素敵なことにはならなかったんだわ。おばあさんには、パンを作れなかったわ。歌の本を読んであげられなかったわ。
神様は、私なんかが考えるより、ずっといいことを考えて下さっているのね。」
今、結果が出ないからと、今の努力を諦めてしまっては、そのうち出来るはずの結果まで無駄にしてしまいますね。
一生懸命努力しているのに結果が出ない人でも、諦めないで続けることをクララのおばあさまが教えてくれました。
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