2022年10月30日日曜日

児童養護施設へ食品を

  私は以前、近所にある児童養護施設へ子どもたちが喜んでくれるような食品(スナック等)をコンビニで購入し、匿名を条件で何度か持ち込んでいたことがあります。

 元々、児童養護施設は事故や病気など何らかの理由で扶養してくれる両親がいない子どもたちの施設かと思っての行動でした。夏休みで施設内の子どもたちが特に食品が必要だと思い、持ち込んだ時期がありました。しかし、職員より「夏休みで家に帰省している子どもたちがたくさんいるんですよ」と聞かされ、内心「えっ?どういうこと?両親がいないのでは……?」となりました。

両親のいない子どもたちばかりではないことが分かり、私の想いと違うので食品を持っていくことを辞めてしまいました。両親がいない子どもたちのことを考えれば気の毒でした。

両親が居ても施設へ預け、夏休みなどの長期休暇時等には帰省できる子どもたちの家庭環境等、知る由もありませんが、私の気持ちとしては、自分の子どもは自分で責任をもって育てるべきだ、と特に強い思いがあるのが辞めてしまった理由です。

 今思えば、一度嬉しかったことがあります。

それは、施設の女の子から「私が大人になったらおじさんのように施設にお菓子を持っていく大人になるからネ」と言われたことです。

その言葉は、今でも忘れられない思い出です。


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やっぱりね!

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