私は県内大手新聞社に「日常生活での思いや、感じたことなど」を投稿することで、紙面に掲載してもらえることがよくあります。掲載された文章には「市町村、氏名、年齢」も必ず載るため、必ずと言っていいほど友人・知人や近所のおじさん、おばさんなどから「読んだよ」と連絡が来ていました。近頃は掲載されても、連絡がめっきり少なくなりました。
以前まで連絡を下さった方から話が来なくなったので、こちらから「紙面を読んでくれました?」とお聞きすると「ごめん。新聞を辞めたから読んでないよ。」と言われるようになりました。このことから考えると、たくさんの方が新聞購読を辞めたのだろうと予想できます。
新聞社では、新聞購読者により良い紙面づくりのための一助として、読者を募り「紙面モニター会議」まで行っていることも知っています。そして、各新聞販売店では購読者へのサービスの一環として「新聞販売店による独自のコミュニティー紙の発行」「子どもたちに向けての新聞教室」「掲載された方への新聞パウチサービス」などを行っているとも聞きます。ここまでしても、現在の社会状況を考えれば新聞購読者の減少を止めることはできないでしょう。
県内各地にはたくさんの新聞販売店があります。中には人手不足で配達だけで手いっぱいな、何らかのサービスを行うことが難しい販売店もあるかと思われます。しかし、購読者に一番近いところにいるので、どんなに良い紙面であっても、販売店のサービスの「ある」「なし」で「新聞購読をやめる選択」は格段に違ってくると思います。
どうか、新聞販売店さんの「何か心のこもったサービスの提供」で新聞購読者の繫ぎ止めをして頂ければと思います。新聞販売店さんは大変な仕事だと思いますが、何も手立てを打たなければ5年後には、いやもっと早くには購読者がいなくなってしまうのでは、と私は危惧しています。
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