サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は、2022年11月23日、グループリーグで日本-ドイツ戦が行われ、日本は2-1で勝利しました。格上の強豪を相手に、感動の逆転劇を演じ、私たちは衝撃を受けましたが、それ以上に世界中では開幕戦でも話題になった、日本人サポーターによるゴミ拾いです。このW杯サポーターによる「清掃活動」が各国に波及し、イラン、モロッコのサポーターも実施したようです。
この日本人サポーターによる「清掃活動」について日本国内では、すぐにワイドショーなどで取り上げられ「素晴らしい活動だ!」との意見もあれば「清掃業を生業とする人に失礼だ!」など賛否含め色々な意見があったようです。
しかし、これらの意見は全てが事実で間違っていません。ところ変われば、それぞれの国の文化・習慣やルールなどが違います。日本人が海外へ行って日本の習慣を押し付けるのも危険ですが、今回の「清掃活動」が他国のサポーターにも波及したことにはビックリで嬉しいことです。
今回の「清掃活動」の映像から考えられるのは、たくさんのサポーターが競技場内へゴミをポイ捨てしているという事実でしょう。
本来であれば、自分が出したゴミは自分で処分するべきと思います(ホテルへ持って行き自分の部屋のゴミと一緒に捨てる)が、海外では保安管理上、日本のようにどこにでもゴミ箱はないと思います。
だからこそポイ捨てしてもしょうがないなぁ、とも思います。
(日本でも海外の要人が集まる会議など開催される場合は、保安上ゴミ箱は一時的に撤去され、または蓋がされ使用出来なくなります。)
「捨てる人が居るから、掃除する人が居る。」「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる。」
これが、事実です。
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