私はよくAmazonで買い物「ポチッ」をするので、気付いたことがあります。
それは荷物を届けて下さる方が、大手物流会社のスタッフから、一般でダブルワークの週末のみ配送する方まで、たくさんの方が関わるようになったと感じたことです。
現在、日本は人手不足で将来的に何らかの手立て、移民を受け入れるなど政策的に対応していかないと立ちいかなくなってしまうと言われています。
その中で、特に物流業界はこのまま人手不足が続けば、2030年にはおよそ10兆円の経済損失にあたるとの試算もあります。
この事態を解消する手段として、物流大手Amazonが新たな取り組みをスタートさせたようです。
アマゾンジャパンが発表したのは、飲食店など地域に根差した事業者に近距離の配送を委託するものでした。事業者は空いた時間を利用し、運んだ荷物の個数に応じて収入を得ます。
2年前から試験的に始め、2022年12月19日から本格的に稼働させたようです。
実際に配送した居酒屋店主のAさんは「コロナ禍の時に客も仕事もない、自分も仕事がないという状況があり、空いた時間を活用できて自分が歩く広告塔になる」と話しています。
また、82歳の写真店経営のBさんは「健康のためにやってみようと思い、1日6~8キロ歩いて配送をしている」と話しています。
これは、将来的に面白い取り組みだと思います。
私どもの業種は「訪問介護」でヘルパーが仕事と仕事の間に待ち時間が発生する場合があります。
その空いた時間を利用し配送するのも会社とヘルパーにとっても、良い取り組みだと思います。訪問介護事業は色々な規制があるので難しいと思われますが、将来的に検討すべきと感じます。
また、色々な職種の方に取り組みやすい制度をアマゾンジャパンは考えたな、と感心しているのは私だけでしょうか。
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