私はどちらかというと、保険大好き人間だと思います。私に限らず、日本人は特に保険好きな方が多いと思います。
これには理由があり、戦後、日本では戦争未亡人の生計を支えるために国策として始まったことに起因しています。だから、保険を勧めてくる方は女性が多くないですか?
これがまさに、戦後の国策であった生保の戦争未亡人による保険外交員の名残です。今では時代も変わり男性も増えてきたと思います。しかし、何時の世も近所のおばちゃん、親戚のおばちゃん、友人のお母さん、奥さん、はたまた、子どもの友達のお母さんなど、たくさんの方々から保険を勧められ断ることが出来ず、たくさんの保険に加入しているのが現状です。
これが日本の保険好きの由縁です。
また、保険の加入させる殺し文句は「ご主人亡くなったら食べていけなくなるし、住宅ローン支払いできなくなるし、ガンになったら高額医療費が掛かるのよ……」など。結局毎月の支払は大変ですが、もしもの時のことを考えると加入してしまうんですよね。
ここで一つ、冷静に考えてみましょう。ます、ご主人が亡くなっても遺族年金が入ります。住宅ローンは団信に入っているので、ローン残金は返済がチャラになります。ガンになっても高額医療の制度があるので、殆ど掛かりません。長期入院したとしても、社会保険から休んだ分がそこそこ頂けます。
話し出したらきりがありませんが、これらを考えると殆ど保険に加入しなくても良いことが分かります。もし、月々の支払いが大変な方がいましたら、検討し保険を解約することをお勧めいたします。正直、私も保険を全部解約してしまいたいですが、お付き合いで加入をしているので中々辞めることができません。
まさに「分かっちゃいるけど辞められない……♪」の境地です。
私が思うに、保険はお金に余裕がある人が加入するものだと思っています。
お金がない私のような方は、もしものときの為にコツコツ貯めましょう。どうしても、加入しないと「心配で」といわれる方には、私がおすすめの良い保険をこっそりお伝えします。「こっそり」ですよ。「こっそり」でないと、保険外交員さんに怒られてしまうので……。
保険外交員の皆さん、ゴメンナサイ。
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