『ダイハード(Die Hard)』などの人気アクション映画の主演で知られる米俳優ブルー・ウィリス(Bruce Willis)(67)さんが、治療法のない前頭側頭型認知症と診断された、と家族が2023年2月16日に明らかにしました。
ウィリスさんは昨年3月に、認知能力の低下を理由に俳優業から引退を表明していました。ウィリスさんの家族は
「2022年春、ブルースが失語症と診断されたのを発表して以降、ブルースの病状は進行し、この度、前頭側頭型認知症と診断された」
と説明。この病気の症状は意思疎通の問題に留まらないとし
「これら辛い事であると同時に、ようやく明確な診断が出たことに安堵している」
「前頭側頭型認知症の治療法は今のところ存在しないが、将来的な開発に期待する」
とも述べていたそうです。
前頭側頭型認知症の原因は不明で、発症することで人格が変わったり、社会性に欠けた行動、衝動的な行動、周囲に対して無関心であるかのような行動を取ったりする場合があるようです。
私は職業柄、たくさんの認知症の方と接する機会があるからこそ、歳を取り認知症にならずに「長生きしたいな」と思いましたが、認知症は若い頃から時間をかけてじわじわと進行していくようです。私も既に認知症に侵されていてもおかしくない年齢だと思います。
ブルース・ウィリスさんが67歳で認知症と考えると、私も後10年後には、認知症と診断されている可能性もあります。
しかし、認知症は神様が今まで頑張っていた人に与えてくれた「プレゼント」だという人もいます。だから、認知症と診断されても、あまり悲観的にならずに、毎日を「ゆっくり、楽しんで暮らすように」気持ちを切り替えて生きていくのも良いのかもしれません。
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