知っていましたか?
私たちが社会に出た頃は、日本では「55歳が定年」でした。「高年齢者雇用安定法」が1994年の改定時に60歳未満の定年制が禁止されるまで、日本では何と「55歳定年」が主流でした。
しかし、将来の少子高齢化が進行すると、労働人口減少と社会保障費増大の問題が深刻になりました。このような問題の対策として、年金の支給年齢開始時期の引き上げに合わせて定年の年齢が引き上げられるようになりました。以降、定年が60歳になり、現在では2013年4月に施行された「65年定年」が選択肢の一つとして義務にになりました。
今後、近いうちには法案がまた改正され「70歳まで定年延長」となり、将来の年金支給開始年齢も段階的に75歳スタートとするための下地が出来るでしょう。
日本がここ数十年の間に確実に年金支給開始年齢を遅らせるために、確実に定年延長を計画的に上げてきました。言い換えれば、将来に向けての少子高齢化の対策と言えば聞こえはいいですが、少子化対策が失敗した場合の対応と言えば、これ以上の対策は考えられないでしょう。
でも、私たちが死ぬまで働かなければならない、高齢者に優しくない対策はもういい加減やめて頂きたいものです。
きっと将来は「75歳定年」も確実にやってくるでしょう。その時は「年金支給開始年齢が80歳スタート」に……。
死ぬ前の数年間ぐらいは、毎日ゆっくり暮らせる生活がしたいものです。
「国会議員の皆様よろしくお願いします。」と伝えてはいますが、叶えてくれる議員は居ないようです。
それはそうですよ。「議員定数を削減します」「議員歳費を削減します」と選挙の度には言っている議員さんが当選すれば…………。
まぁ、端から期待はしていませんよ。
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