キャンピングカーやトレーラーハウスといえば、お金にゆとりのある外国人の長期休暇で使用する象徴だと思っていました。
しかし、近年ではリーマンショックからの住宅危機やホームレスの増加といった社会問題を映す鏡となっているようです。
カリフォルニア州には富裕層が多い反面、全米のホームレスの約3分の1も同州に集中しているそうです。詳細な数値は不明だそうですが、同データによると、ロサンゼルスや近隣の町では、キャンピングカーやトレーラーハウス、乗用車を生活の場とする人の数がますます増えてきているようです。
ロサンゼルスの2023年6月の平均家賃は2950ドル(約43万円)に達したそうです。住宅費の高騰問題に直面しているのはカリフォルニア州だけではなく、ホームレス問題に取り組む全国連盟(National Alliance to End Homelessness)によると、米国では2021年に700万人以上が、収入の半分以上を住宅費に費やしたようです。2007年に比べ、25%も増えたそうです。
現実的な問題は家賃が高騰しているだけではなく
「仕事がない」
ことも問題なようです。
現在、日本でも格差が進み生活し難い状況が進んでいる中で、カリフォルニア州のように家を持たずに自家用車で過ごしている人も増えているようです。
今後、日本でも家を持たない生活スタイルも当たり前になるかもしれません。独身時は小さなコンパクトカー住まいにし、家族が増えたらキャンピングカーへ移行する生活も多様性の一つかもしれません。
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