私のイメージで「食中毒」と言えば、真夏に起こる怖いもの、というイメージがあります。また、私が小学生の頃友人宅で、真夏にお母さんが作った「おにぎり」を食べて家族皆が食中毒になり、当時、マスコミで大騒ぎになり、それ以来「食中毒って怖いんだ。」と子どもながらに感じた事件があったことも、私が食中毒の怖さを増幅した可能性も高いです。
近年は一年中「食中毒が発生しました」とマスコミで聞くようになり、今は昔と違い食中毒などに対して厳しくなっているように思えます。アルコールなどで処理する機会が増えていると思うのですが、昔に比べて食中毒と聞く機会が増えたのは何が原因なのでしょう?
食生活が豊かになり、昔では食べなかった食材や食事が増えたことで一年中、発生するようになったのでしょうか。
さて、普段使用する機会の多い「鶏肉」は多様な調理方法と栄養価の高さから、私たちの食卓において欠かせない食材の1つです。
そんな鶏肉ですが、調理前に【洗っていませんか?】
一見、洗ってもよさそうに見える行為ですが、実は「ダメな行為」です。
「何故洗ってはいけないのか?」というと、鶏肉を洗ってしまうと「食中毒」になる恐れがあるからです。鶏肉には「カンピロバクター」や「サルモネラ菌」といった細菌が潜んでいるため、鶏肉を水洗いすると、細菌たちが周囲に飛び散ってしまいます。
シンクで鶏肉を洗うと、お皿やお箸、蛇口の取っ手などに細菌が飛び散って付着します。また、鶏肉の表面が柔らかいため、水流によって不規則なくぼみができ、水が思いもよらぬ方向まで飛散してしまうことがあります。そのため、鶏肉を洗うのは絶対ダメ!なのです。
「どうしても気になり、洗いたい場合は?」
キッチンペーパーを軽く水で濡らし、表面を拭き取る程度にします。使用したキッチンペーパーはビニール袋に入れて、すぐに捨てます。
また、生肉を触った手はすぐに洗うことを心がけましょう。
この2点を守ることで「カンピロバクター」や「サルモネラ菌」などの食中毒を発生させずに鶏肉を美味しく食べることができます。
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