宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ 2」が小惑星リュウグウ(アポロ群に分類される地球近傍小惑星のひとつ)から持ち帰った砂などを再現した土で野菜を育てることに成功した岡山大の中村栄三教授の講演会が2023年12月9日に岡山市北区の複合施設「杜の街グレース オフィススクエア」で開かれたそうです。
講演会で中村特任教授は
「リュウグウの砂の成分には生命の起源である水素、炭素、窒素が豊富に含まれている」
と説明をしたそうです。また、
リュウグウのものと似た成分の砂や石のある小惑星は少なくないことから、それらを上手に活用すれば、理論上は月でも農業ができるはずだ。
と説明したそうです。
会場では電子顕微鏡を遠隔操作することで、鳥取県の研究所にあるリュウグウの砂や石を観察するコーナーや、実際に栽培に成功した野菜も展示されたそうです。
このことから月でも農業ができ、地球に居ながら遠隔操作で月の畑で野菜を育てることも可能となるし、将来は宇宙に移住し生活をすることも可能になるのでしょう。
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