2024年2月17日、日本の新たな大型ロケット「H3」の2号機が鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、ロケットは予定されていた軌道に到着。その後、搭載した人工衛星を正常に分離し、打ち上げが成功した。
と、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))のプロジェクトマネージャー(61)は発射場の種子島宇宙センターで記者会見を行いました。
JAXAや企業の技術者ら数百人のチームを束ねるプロジェクトマネージャーは、35年に渡ってエンジン開発に携わってきた生粋の「ロケット屋」で、失敗を何度も経験する「生みの苦しみ」を味わいながら、日本のロケット開発を長く支えてきたそうです。
実は、種子島宇宙センターには私の卒業した学校の先輩から後輩まで、たくさんの人が勤務しています。もしかしたら私も勤務していたのかもしれない職場だったので、これまでの失敗に対して胸が痛む想いをしていました。しかし、今回の朗報で「ほっ」としたところです。今後、日本の宇宙開発も何とか世界と肩を並べられるようになったことでしょう。
40年程前、先輩から種子島宇宙センターに勤務したら近所に呑むところもなく、刑務所に入るのと同じ、と聞いていたので絶対に行くものか、と思っていた場所でした。
しかし、この「成功」のために、卒業生は一生を捧げて働いてきたかと思うと、感動しかありません。これまで日本の宇宙開発のために尽力してきたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
今回、人生は一度の成功のために生涯をかけている人もいるのだと、知ることができました。
何とカッコイイ人生でしょう!
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