2024年6月19日水曜日

高齢者による過失運転事故

 毎日のように、高齢者による自動車運転により死傷事故のニュースが、聞かない日がないくらい発生しています。

 今回の容疑者(84歳)も今年3月下旬に免許証の更新を行い、この時の認知機能検査などでは問題がなかったようです。容疑者の娘は

「家族は、父に免許証を返納したほうがいいと言っていた」

と話していたそうです。

 60歳手前の私ですら、20、30代の頃に比べて運転に対して「ヒヤリ」とすることが増え、その度に気を付けなければ、と反省しています。その中で、70歳を過ぎたら返納しようか、いやもう少し早く返納しようか、と考えるようになりました。

今回のような高齢者は「免許証返納」を考えることがないのか、と何時も思う私です。

私だったら80歳過ぎまで運転など、恐ろしくて考えられません。

 今回の84歳の容疑者は、免許証更新時には認知機能検査では問題がなかったかもしれません。しかし、50代の頃と比べ80代では「ヒヤリ」と感じた時の、その後の行動に対してはすぐにブレーキを掛けるなどの対応は難しいと思います。

だからこそ、特に高齢者には自覚を持って返納してほしいものです。生活する上で移動する足がなくなることは大変だと思いますが、事故が起きてからでは遅すぎます。

元気で健康で、認知機能も問題ないかもしれませんが、若い時のような俊敏な動きはできないはずです。(人間はどうしても、年齢相応に身体機能が衰えやすいものだと思います。)

 どうか早めの免許証返納をお勧めします。もし事故が起きたら被害者は当然ですが、加害者家族も一生大変な生活を送ることになると考えると、答えは一つでしょう。


 

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