2024年7月7日日曜日

もうじきたべられるぼく

 毎日、凶悪な事件が後を絶ちません。犯人たちは、これまでどのような社会生活を営み簡単に人を殺める人になってしまったのか疑問に思うことがあります。

普通に考えたら絶対にやることのない行為ですが、他人を簡単に殺められる人たちは自身の行動や行為が普通だと思っているのでしょう。


 さて、話が変わりますが私は大阪に就職した際、よく食事に誘われたものです。

何時も「肉食べに行かへん。」と、焼肉屋さんへ行きました。必ず食べる肉は牛肉でした。関東人の私からすれば、肉といえば豚肉です。普段から牛肉を食べる習慣もありませんでした。

ちなみに、鶏肉は「かしわ」と呼ばれていました。考えてみれば、私が大阪に住んでいた時は、焼肉に誘われていった時、必ずといって牛肉でした。豚肉や鶏肉を焼肉として食べたことは、一度もありませんでした。今、考えてみると不思議な経験でした。

 先日、私の聴いている「ラジオ深夜便」で絵本の紹介があり、また、Amazonで「ポチィ」しました。

中央公論新社から発行された「もうじきたべられるぼく」です。

芸能人の山口もえさんが推薦されていて、

「この絵本に出会った時の感動を今でも覚えています!! 自分の一番大切な人に読んでもらいたくなる一冊です」

とも紹介しています。

また、最近はTikTokで300万回再生された泣ける話として話題にもなりました。

絵自体が優しくかわいい描写で、大変素晴らしい命の大切さが伝わる良い内容のお話です。

みっともない話ですが、60歳手前のおじさんが大粒の涙を流して一人泣きをしてしまいました。考えてみれば、私の心はまだ枯れていませんし、命の大切さだって十分分かっています。

 このような絵本に出会えていれば、人を殺めるような人が出てくるとは思えません。

小さい頃から絵本や書籍を通じて命の大切さを学ぶことは大切です。

私は子どもの頃に親から絵本の読み聞かせをしてもらった記憶はありません。しかし、大人になってからでも良い絵本との出会いは、人間形成に役立つと思います。

私は死ぬまで良い本とお付き合いしていける日常生活を送っていきたいと思います。

 ぜひ、手に取って読んで頂きたい一冊です。

もうじきたべられるぼく (単行本)


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