先日、金融機関の担当者と決算書の件で話をする機会がありました。
そこで
「社長よく読み込んでいますね」
と言われ、私は返答もできず頭の中で「決算書が読めない経営者が居るのか……?」とポカンとしていました。
「結構、決算書が読めない経営者さんが居るんですよ」
「読めないから会社の状況も分からず、最悪な状態になって金融機関に駆け込むんですよ」
と話されていました。
私の経験上、息子が社長になった会社は往々にして決算書が読めない経営者を見かけます。
社長が会長として残っている場合は大丈夫なのでしょうが……。
私からしてみれば、よく息子を社長にさせたよな、と思うほどです。
そんな経営者だからこそ、今後のために企業コンサルタントと契約をしたり、色々なビジネス講習にお金と時間を掛けています。しかし、決算書を読み込めるようになるわけでもなく「無駄だね」と思ってしまう企業をたくさん見かけます。
世の中には、有名コンサルは数知れずあります。
その中には莫大な費用が掛かるところもあり、あまり有名ではなく費用が低価格なコンサルもあります。
今はインターネットで情報を入手するのも簡単です。
経営者たるもの、最低限決算書を読めるようにして頂き、かつ、スタッフのマネジメントが出来る能力を学ぶことも同時にオススメします。
まず、決算書が読めるようになったら、次年度からどのように進めていくか短期計画を立て、長期計画へと水平展開できるまで読み込めるようになったら、鬼に金棒です。
しかし、簡単なことではありません。
何と言っても決算書はあなたの会社、いや、あなたの成績表とも言える大切なものなのです。
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