2025年1月9日木曜日

あるあるな話

 高齢になれば誰しもが働くことが難しくなり、年金生活に突入します。

その年金生活で夫婦2人分の年金が、月5万~6万という話はよくある話です。当然、子ども達が負担しているだろうと思いきや、負担している子どもが少なく、キーパーソンである息子さんと話をしても

「国が全額だしてくれていると思っていた」

なんて方がいるし、不足分が発生した場合は「息子さんが協力して下さいね」と伝えると

「自身の生活がいっぱいいっぱいなので無理です」

という話も普通にあります。

 そんな中、当然、親御さんも高齢者施設に入所し、年金で足りない分は子ども達が支払いをしてくれるものだと安易に考え日々過ごしていたところ、期待していた子ども達からの利用料の入金がなく、即退所という話はよく聞きます。

独居の方で施設に入所されている方でも、支払いが出来なく退所させられた、なんて話もよくある話です。

 お金のない方でも入所可能な施設「特別養護老人ホーム」「ケアハウス」「介護老人施設」などがありますが、入所条件が厳しく、介護度が3以上で入所待ち数百人待ち、なんて普通な話です。

要は亡くなった方が出た場合、入所できるということになるため、一般的に順番が来るまではショートサービスを利用しながら待つことが通常です。しかし、ショートサービスは結構お金が掛かってしまうため、頭が痛くなる話となります。

 また、私の感覚(個人的感覚)からすると低料金の施設は低料金なりのデメリットが多いイメージがあり、お金が無いからと言って自分の親を入所させることに対しては、踏み込めないのも事実です。

(お金がない場合、市町村に相談をすればそれなりに対応してもらえますが、基本的に最低限の施設になる為、納得できるかは別の話となります。やはり自身のお金で、納得した施設に入所することをおすすめします。)

介護保険制度の概要|厚生労働省





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