2025年1月28日火曜日

関西万博入場券、販売目標の半分

 大阪市の夢洲(ゆめしま)で開催される2025年大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日)の開催まで3ヶ月となりました。

今、会場は万全とはいえない状況であり、何といっても入場券の販売目標は半分止まり。開幕後の「口コミ」に頼らなければならない状況だそうです。

 入場券は全体で2300万枚の販売を予定していたにもかかわらず、1月8日時点での販売実績は約751万枚。これは目標の約53%となり、殆どが参加の見込めない企業による購入だそうです。

基本的に万博の運営費の多くは入場券収入で賄われるそうなので、赤字を出さないためにもおおよそ全体の8割にあたる1840万枚を売る必要があるそうです。

 昨春、三菱総合研究所がインターネットで実施した万博の来場者意向調査では、

「行きたい」と答えた人が昨春の前回調査から3ポイント減って24%、

地域別では京阪神圏が36.3%と最も高かったが、前回から7.2ポイント減となり、深刻な状況だそうです。

 今回の関西万博アンバサダーには性加害問題を起こした芸能人もいて、性加害について国民の殆どが納得していない中で、開幕日には登場させる、とも言われています。

この性加害の件でイメージが悪くなったのも事実であり、開催後の口コミで販売増を狙っているという中での、この芸能人の登場は如何なものか、とも言われています。

性加害に対して厳しい外国ではありえないことですが、現状で入場券の購入枚数を増やすことが目的なので、登場させることがどのような結果をもたらすか、自ずと分かると思います。

 さて、この万博会場は将来「カジノ会場」に変貌させる計画があるようです。

夢洲(ゆめしま)で行われる万博は大赤字、その後のカジノ会場に変更後は大金を得たい人達の集まる場所と変貌し、将来は悪洲(あくしま)と呼ばれないことを願うしかありません。

また、この万博の大赤字を誰が支払っていくのでしょうか。

検証されることを願いますが、たくさんの利権が絡んでいる万博であり、検証されることはないでしょう。

国民は汗水垂らして、税金を納めていくだけです。

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