2025年3月26日水曜日

たまごの価格が高騰……

 つい数年前まで、たまごの価格は若干の変動はあるものの約60年前から変わらなかったために「物価の王様」「物価の優等生」とも言われていた時期がありました。

 しかし、近年毎年のように「鳥インフル」が蔓延し、大量の鶏が処分される状況が続いています。同時にたまごが品薄になり、比例して価格も高騰してしまいます。我が家で購入している物も1パック300円もします。

 今、日本はインフレで全ての物が高騰していますが、たまごさえあれば食事に困ることが無いので必ず購入します。

 さて、子どもの時に鶏を飼っていた時期があり、毎日生みたてのたまごをご飯にかけて食べていました。そのことを考えると、自然で環境に優しい生まれたてのたまごを毎日産んでくれることを考えると、鶏を飼うことも選択肢として考えられます。

 実際、つがいの鶏が居れば適度に雛も孵り、たまごを産まなくなった鶏を食べることで効率の良い食料にもなります。私が子どもの頃は、近所中で鶏を飼っていた覚えがあります。

 しかし、鶏は犬や猫に狙われてしまうため囲いを作ったり、糞を片付けたりと手間が掛かる上、冬場の3ヶ月は卵を産んでくれないのです。また、エサ代などを考えると、1パック300円と言っても家で鶏を飼ってたまごを産ませるよりは、スーパーで購入する方が経済的で合理的な選択肢になります。

そして1番の悩みどころは、鶏は早起きで朝早くから「コケコッコー」と鳴くため、近所からクレームが来ることは間違いありません。

 結局、高いと言ってもスーパーで購入することになるでしょう。

日本卵業協会





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