認知症と健常な人の間の状態を「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」というそうです。
認知症と共にMCIの高齢者の人数は年々増加し、MCIから認知症に進むケースもあるそうです。ただ、適切な対応で状態を改善したり、進行を遅らせたりできる可能性があるそうです。
新薬の保険適用も相次いでおり、専門家は
「早期発見は早期治療につながる」
と訴えているそうです。
MCIは「物忘れがあっても、日常生活に支障をきたさない」状態だそうで、2024年5月に厚生労働省の研究班はMCIの将来推計を発表したそうです。
MCIの高齢者は、令和4年の558.5万人から増え、22年には612.8万人、42年には632.2万人になるとされているそうです。
MCIも認知症も病気ではなく状況を指すそうです。認知症はアルツハイマー型が半分以上で、他に血管性、レビー小体型などがあります。MCIのうち、年に10~15%の多くはアルツハイマー型の認知症に移行するそうです。
診断は問診や診察を行いながら、必要があればMRIなどの画像検査をするそうです。
例として「昨日の夕食を挙げてみて」と質問し、1品だけの回答だとMCIの疑い、1つも思い出せない回答だと認知症の疑いになるそうです。また、今日の年月日や曜日がすぐに言えない場合も、MCIの疑いがあるそうです。
最近は認知症の治療薬が相次いで保険適用され、アルツハイマー型のうち軽度の認知症やMCIの患者が対象の「レカネマブ」と「ドナネマブ」で、進行を遅らせる効果が期待されているそうです。
アルツハイマー型の発症は20年くらい前に始まり、5年程前からMCIの状態になるため、早期であるMCIの段階で対応するのが重要だそうです。
また、認知症のリスク要因である生活習慣病をコントロールしたり、習慣的な運動や社会的な活動を推進したりし、症状の進行抑制や改善に繋げることも大切だそうです。
ちなみに、MCIのうち年16~41%が正常領域に回復することができるそうです。早期に発見できれば、早期治療や適切な対応によって改善や進行抑制が期待できるようなってきています。
『おかしい』と思ったら、受診が1番です。
あたまとからだを元気にする MCIハンドブック(ウェブ版)|国立長寿医療研究センター
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