私は本物を見たことがありませんでしたが、友人たちは「見た」「飼っている?」など言っていた記憶があります。
このケセランパサランは江戸時代以降の民間伝承上の謎の生き物とされる物体と言われているそうです。
外観はタンポポの綿毛や兎のしっぽのようなふわふわした白い毛玉とされています。西洋ではゴッサマーやエンゼル・ヘアーと呼ばれているものと同類のものと考えられているそうです。
また、白い毛玉のような物体で、空中をふわふわ飛んでいると言われ、東北地方では嵐の前などに雷と共に降ってくるという伝承もあるそうです。
1つひとつが小さな妖力を持つ妖怪とも言われているそうですが、植物か動物かは分からず、未確認動物として扱われているそうです。
(実際にケセランパサランと称したふわふわな物体の、展示が行われている場所もあるのだそうです。)
実は、スペイン語の「ケ・セラ・セラ」が語源だという説があります。
このケセラセラ、と言えば米国映画ヒッチコック監督の『知りすぎた男』 の主題歌から「なるようになるさ」の意味で、昭和32年(1957年)の頃、流行語となりました。以降、日本でもよく使われる言葉となり、世の中に浸透していったそうです。
ちなみに、このケセラセラと似た言葉として、
①結果は天に任せる「人事を尽くして天命を待つ」
②あるがままを意味する「Let it Be」
③それが人生「C'est la vie」(セ・ラ・ヴィ)
といった様々な言葉があります。
私が子どもの頃に流行った不思議な言葉のルーツは定かではありませんが、きっと米国映画ヒッチコック監督の『知りすぎた男』の主題歌から来たものなのでしょう。
今、世の中は混沌とし、将来すら予測できません。私たちができることは「人事を尽くして天命を待つ」しかないでしょう。
では、ケ・セラ・セラ……
知りすぎていた男:作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com
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