2025年5月9日金曜日

目指すべき場所は何処なのか……?

 蓮舫(れんほう)さんと言えば元国会議員(参議院議員)で、2024年7月7日に執行された東京都知事選へ立候補したため、公職選挙法の規定により参議院議員を自動失職しました。 

 鳴り物入りで立候補したにも関わらず当選することが出来ず、今では元国会議員として活動されているようです。

 蓮舫さんは民主党政権が2009年に行った事情仕分けで、次世代コンピューター「京」の開発計画が一時凍結されました。この時、蓮舫参議院議員は

2位じゃダメなんでしょうか

と言い放ち、世間から顰蹙(ひんしゅく)を買った出来事でもありました。

当然、科学技術社会の世界では、1位であれば特許が取得できるが、2位では特許が取れないため、この世界の掟を知らなかったために発言してしまった一言だったようです。


 さて、私たちの世界では、誰しもが頂点を目指し頑張っていることでしょう。しかし、本当に頂点(1位)を目指すべき場所なのでしょうか。

 先日、ラジオ深夜便で西川きよしさんが「やすきよ(故横山やすしとのコンビ)」当時の話として、

「1位になるのではなく2位が丁度良いのです」

と言っていました。

これは、2位にいると1位になる為に努力を欠かさず。また、3位に落ちないように努力を続けられるから常に2位が丁度良いのです。

1位になってしまったら1位を保持するために下から上がって来る仲間たちを引き摺り下ろすための力を付けてしまう為傲慢になってしまうこともあり、1位になることは人として良くないです、

と話していました。

 昨今、芸能界で頂点の芸能人らの性加害問題が発覚し、当の芸能人は芸能界から逃げるように去っていきました。また、この問題により一部上場企業であるTV局は役員総入替に至る程の大問題に追い込まれてしまいました。

 これこそが1位(頂点)に立ってしまった者の間違った行動だったのです。周りの芸能人は忖度し「No」をも言えない芸能社会を作ってしまい、いびつな関係になっていたのです。

西川きよしさんが伝えていた2位こそが丁度良い場所である由縁であり、人間の弱さを分かっているからこそ、これまで芸能界をはじめ、政治の世界でも活躍できたのでしょう。

 今回の性加害で問題になった大物芸能人のもう1人は社会の状況を見つつ、今後インターネットでの場で芸能活動を再開していくとアナウンスされています。

何処までも腐っているのか、これまでの自身の生き方を改める気配がなさそうです。

今、西川きよしさんから生き方を学び、これまでの芸能生活の問題点について改心することで、芸能生活を再開すれば賞賛されると思うのですが……。今もって知らぬ存ぜぬを通しています。

同じ芸能事務所に大先輩である西川きよしさんが所属しているにも関わらず、残念でなりません。

科学技術社会とは考え方が違い、私たちが人として生活する社会では2位が丁度良いでしょう。

吉本興業株式会社






小さなことからコツコツと 西川きよし自伝

昭和の名コンビ傑作選 1 横山やすし・西川きよし: DVD付マガジン よしもと栄光の80年代漫才 (小学館SJ・MOOK)

0 件のコメント:

コメントを投稿

気持ちの良い朝は……

 朝一番に天気が良いと何だか嬉しくなるのは、私だけでしょうか。 流石に気持ち良い日に最悪なことが起こる方は、不思議と居ないでしょう。 もし、ちょくちょく悪いことが起きる方がいらしたら、お祓いをしてもらった方が良いのかもしれません。  さて、毎日聞いているNHKラジオの『マイあさ!...