2025年5月31日土曜日

連日の少年による殺人事件について……

 連日、少年による殺人事件が相次いでいます。

先日は我が市内で16歳少年による事件が発生し、父親の死亡が確認されたため少年に対して『殺人』に切り替え捜査を始めたそうです。

 この家族は、両親と少年の3人暮らしをしていたそうです。父親は69歳で事件当日は母親が外出していたそうです。多分仕事に行かれていたのでしょう。

 ニュースを見て脳裏に浮かんだことは、父親の年齢が69歳ということもあり、高齢での出産で生まれた時の両親の喜びは大変なものだったのだろうと思いました。

しかし、詳細は分からないので知る由もありませんが、もしかしたら再婚だったのかもしれません。

 今、日本の社会では結婚しない方が増えている中、結婚したとしても晩婚であり、かつ高齢での出産となります。今後このような事件は増加してくる可能性もあるでしょう。

そもそも親子で、50歳以上の年齢差があると当然考え方の乖離もあり、この様な事件に繋がる可能性も理解はできます。

 少年による事件は、少年だけを責められるものではなく、私たちが子どもたちに将来夢を持たせてあげられないような社会にしてしまった責任は大きいはずです。

 今回の事件では、家族において被害者と加害者が同時に発生してしまい、残された母親のことを考えると居た堪れない事件であります。

 この事件は、1人の少年の事件として考えるのではなく私たち大人にも責任があると考えるべきで、少年1人を責める訳にもいかないでしょう。

 私たちは、この混沌とした日本において子どもたちが将来に夢を持って生きて行ける社会を作ることが出来るかと考えると『No』です。

今、国は超高齢化で超少子化の中、子どもの出生数を増やすために色々な取組を行っていますが、その前に生まれてくる子ども達に将来夢を持って生きていける社会環境を作ることが先ではないかと思います。

 今、毎日の少年による事件を見聞きしていけば若い夫婦が子どもを産み育てたいと考えるでしょうか。

もう1度、国会議員や官僚は国民に耳を傾け、今日本に必要なこと、今真っ先に行わなければならないことを第一に考えて日本の舵取りを行って欲しいと思います。

法務省

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