2025年6月8日日曜日

白鵬(宮城野親方)相撲協会退職に思う

 成長力の高い企業運営をしている組織は、人材を人財と考え教育し、その者に向いた部署で働かせ、実力が付いたらまた別の部署へと移動させ教育していきます。

 逆に危ない組織は、そもそも人材を人財と考えていないうえ、お客様をお客様だと考えず、我が社が1番だと考えています。また、この人手不足の中であっても気に入らなければ能力のあるなし関係なく即退職させる有様です。

 この様な企業にありがちなことが、経営者の決めた指針をその時々に変えてしまい、スタッフが右往左往することです。

その結果、優秀な人材が流出(退職)し、能力の低いイエスマンだけが残ってしまい、人材確保と人材教育が出来なくなってしまいます。利益が出ていたとしても労務環境が悪く、今ありがちな隠蔽体質が横行します。

また、同じ失敗に対してもイエスマン対しては問題なく、優秀で気に入らない者の場合は最悪退職の強要に至っています。

良い組織か危ない組織かを判断する場合は、面接時における企業内の雰囲気をしっかり確認するべきでしょう。

役職者と言えば高齢者の方が多いと思われます。その様な役職者の言葉遣いが横暴である、大声でスタッフを怒鳴りつけているような企業であるばらば、採用されていたとしても辞退されることをオススメします。仮に就職できたとしても、長続きはしないでしょう。


 さて、長年日本相撲協会が『人によって異なる杜撰(ずさん)な処分格差』だと言われながら、未だに変わっていないことで、今回の元横綱の白鵬が退職と至りました。

これこそが実力があるスタッフを退職に追い込み、これまで相撲協会に対してたくさんの功績を残してきた元横綱が多数退職していることは事実なのです。

今後、このような元横綱の退職が続くのであるならば、相撲ファンは離れていくでしょう。

 元横綱の白鵬は、世界中に相撲を広めるという目標のために日本とアメリカを中心にリーグ制の『SUMOU』を始めるそうです。白鵬と協力関係のある企業が資金を出し合う話も出ているそうで、今のSNSの流れで世界中に配信するスポーツチャンネルも立ち上がりそうな気配です。

このまま相撲協会が続くようであるならば衰退は確実であり、自滅するでしょう。

 これらの企業や団体の代表や役員は往々にして傲慢だと思います。

年齢を重ね、色々なことを経験し、人の使い方などを学んでいるだろうとは思いますが……。

しかし、学んでいないからこそ、このような状況に至ります。

私たちは年齢を重ね成長するまでに様々な支えとご縁があり、ここまで育ってきています。

まさに『実るほど頭を垂れる稲穂かな』に尽きるでしょう。

日本相撲協会公式サイト






日本語と英語でわかる!もっと知りたくなる日本 相撲

白鵬伝

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