考えてみれば、私がお米5キロ1,350円で購入できたのは、昨年の秋口が最後だったと思います。
SNSでは昨年夏頃から、お米が不足していると言われていたました。実際のところ、店頭へのお米が少なくなっていたようですが、お客さんの米不足に対しての反応が今よりは鈍かったようです。
現に私が1,350円で購入出来ていたことを考えると当然のことですね。
その点では、私が毎日SNSやニュースを見て今後の社会状況を真剣に追っていたことが、被害を最低限に抑えることに繋がっていると思います。
現状の問題として、識者は家庭でのお米の抱え込みもお米不足に繋がっている、と言っているそうです。
これは以前のオイルショック時のトイレットペーパー買い占め問題と同じ考えだとも言われているそうですが、実はお米に関してはトイレットペーパーのような簡単な話ではありません。
今ではお米が店頭に並び始めたことは事実ですが、当初は店頭に並べられると即完売していた光景を見ています。
しかし、今では入荷されたとしても高価すぎて家庭内でストックすることさえ不可能な値段です。
我が家でもお米が無くなったら買う、が普通になりました。
また、以前より鳥インフルエンザで卵が不足し、値段が高騰しました。
この時は当時少なく高くなってしまった卵を皆で取り合いになった状況を覚えていますが、今ではそのような光景を見なくなりました。
この所、店頭へ並ぶ卵の数が相当減ったと感じます。原因としては、値段が高騰しすぎたため消費量が減ったことが考えられます。
卵の件から考えられることは、今回の令和の米騒動で確実に米の消費量が減った事でしょう。
今後、海外からのお米も今まで以上に流通されるようになるでしょう。
これこそがアメリカが望んでいたことであり、我が家でも日本の高額なお米が購入できなくなるでしょう。
先日、農家の若者と話をする機会がありました。若者は
「アメリカからお米を輸入すれば良いんですよ」
と言っていました。これこそが今、日本の農業を支えている若者の声です。
政治家やJA全農のお偉いさんが
「日本のお米農家を守る為にアメリカのお米を輸入してはいけないのです」
と言っている話と乖離があります。この違いは何なのでしょうか?
政治家、JA全農のお偉いさんは誰の為に働いているのでしょうか。(国民のため?自分のため?)
実際のところ、以前より日本人の米離れは確実に進んでいるでしょう。
その流れの中で農水省のお米対策の遅すぎた対応は、日本の米離れに拍車を掛けることでしょう。最終的にお米農家の為と言い張っていた政治家とJA全農が、お米農家にとどめを刺す結果となりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿