2025年6月19日木曜日

あの価格は何だったのだろうか?

 お米のニュースは連日のお決まりです。

今の話題は、小泉農水省のスピーディーな対応により政府備蓄米の販売開始が早まりました。6月になってからと言われていたものが、何と5月末には店頭に並び、即完売だそうです。

前農水大臣時に行った、何度かの備蓄米の市場放出は何だったのでしょうか……。

今もって当初放出されたお米は、1割にも満たないと言われています。

結果的には、当初殆どを入札していたJA全農が批判されるのは当たり前であり、未だかつて当初放出された店頭に並んでいないようです。そのお米は何処に行ってしまったのでしょうか……。

 今回の小泉農水大臣の活躍により古古米(5キロ)は2,000円(税別)であり、また古古古米(5キロ)は1,800円(税別)とのことです。

当然、今の市場価格5,000円くらいを考えると半額以下になるため、国民には喜ばしいことです。

しかしながら今回の米問題が発生する前は、我が家では安売り時に5キロ1,350円(税別)を購入していました。そのことを考えると、2,000円、1,800円と言われても決して安いとは思いませんし、当時を振り返ると、本来家畜用に回すべきお米だったのか、と脳裏を掠めました。

しかしながら味については、今購入している4,500円のお米と比べると遜色なく、もしかすると1,350円で購入していた時のお米の方が美味しかったかもしれないと感じる有様です。

今回の安いと言われているお米の購入は即完売のため、我が家では手に入れることは出来ないでしょう。

 今回のお米騒動により、国会議員がお米の値段に対し5キロ3,000円から3,200円が妥当と言っています。

当然、生産者である農家の方が儲かる金額設定にしなければいけません。しかし、私に言わせれば、この金額でさえお米の前で立ち止まってしまい、結果的には購入すら出来ない金額です。

当然ですが高値が続くようであれば、お米を食べる量は減らさなければなりません。

現に以前に比べれば食べる量を意識的に減らしていることも事実であり、これからは米国産のお米の購入になるでしょう。

今後、適正だと言われる高額な価格が続くようであれば、国産米の購入は出来ません。

これこそ農林族議員と農水省・JA全農の無策による結果でしょう。

 今、日本国民は物価高騰で疲弊しています。毎日の値上がりで不平不満すら言い出す気力が出ないくらいのスピードで、高騰しています。

是非とも国会議員には国民の現実を知ってもらい、これからの今、今日の生活が改善できるように活動して頂きたいものです。

農林水産省ホームページ

政府備蓄米の交付について:農林水産省

JA全農|食と農を未来へつなぐ。








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