ON砲(オーエヌほう)と言えば、1959年から1974年まで、日本プロ野球(NPB)のセントラル・リーグ(セ・リーグ)所属チームである読売ジャイアンツ(巨人)で活躍した王貞治(Oh)、長嶋茂雄(Nagasima)のコンビを指した言葉であります。
私が年長の頃がピークであり、毎日の遊びと言えば野球をしていた記憶があります。
先日、その時代を担っていた長嶋茂雄が亡くなり、一時代の終焉を迎えたような気にもなりました。そんな中、日本では野球離れが話題になっています。
しかし、冷静に考えてみると少子化が進行している中で、たくさんの遊び方が増えている時代であるため、野球離れが進んでいるのではなく色々な物に分散しただけだと思います。
さて、日本では連日、アメリカでの大谷の活躍のニュースを見ない日はないでしょう。その度にアメリカの野球熱は高いと思いがちですが、実はアメリカでは野球人口は少なく、むしろアメリカンフットボールの方が断然人気があるそうです。
私たちはニュースで見ている感覚しかないため、勘違いしやすいです。人気の違いは、現地アメリカへ行けば分かります。
実際、私が仕事でアメリカに行った時に、現地駐在員に接待された時はアメリカンフットボールの話ばかりで、野球の話は出た記憶がありません。
近所の高校のグラウンドでは土日に野球部の練習が行われているのを、よく目にします。
その光景を見ると必ずやバックホームの隅に、たくさんの親御さんが1日中簡易用の椅子に座り我が子の練習風景を見守っている姿を見ます。
私の感覚からすると『暇なのか?』『時間がもったいないよな』などと思いながら、その横を通り過ぎています。
野球離れと聞きますが、少数の方々はまだ野球熱がいっぱいです。決して野球離れしたとは思えません。
ただ単に野球以外の選択肢が増えているだけだと思うので、野球離れの心配はないでしょう。
現にプロ野球も昔と比べると、観客動員数も増え、企業として黒字化できる野球チーム運営が出来るようになったことを考えれば、決して野球離れをしているとは一概に言えないでしょう。
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