自民党内から退陣論が出ている石破総理大臣について「辞任するべきだと思わない」としたのは、およそ半数に上がることがANNの世論調査で分かったそうです。
この結果は、各報道機関の調査でも同じような結果が出ているようです。この結果の背景には、全国的に行われている『石破辞めるなデモ』の状況からも分かるような気がしないでもないです。
これまで歴代総理は選挙戦のたびに惨敗した場合は責任を取り、辞任することが恒例でした。
今回は東京都議選はじめ参議院選、また地方選挙でことごとく自民党が惨敗している中で、辞任をしない状況はいかがなものかと思いますが……。
世論調査は真逆な結果が出ていることも摩訶不思議な流れです。
また、石破さんにおいては、これまで歴代総理が選挙戦で惨敗する度に中心となって『辞任しろ』と騒いでいた政治家でもあることから、今回の選挙結果に対して自身が辞任することを固辞していることは意味不明です。
これまで自身が言ってきたことに対して考えてみても責任を取るべきであると私は思いますし、大半の国民は思っているはずです。
今回の『石破やめるなデモ』に関して考えられることは、もしすれば石破さん個人は本当にいい人なのかもしれません。
現に2008年に石破さんが防衛大臣時に海上自衛隊が起こしたイージス艦の衝突事故『護衛艦あたご漁船清徳丸衝突事件』では、乗員であった船主と船主の長男の2名が行方不明となる事故が起こってから、毎年お盆には漁船遺族の元へお酒を持って足を運んでいるそうです。
今年も総理として忙しい合間をぬって行ったそうです。
このことから石破さん個人としては、人間味のある良い人と想像できます。だからこそ、世論調査の結果に表れるのだと思います。
正直、私自身も個人として石破さんは大好きであり、応援しています。
しかし、今の日本のリーダーとして考えてみると、石破さんでは手強いアメリカのトランプやロシアのプーチンはじめ、世界中のリーダーとの外交は不可能でしょう。
もし、今辞任しなければ将来的に日本は疲弊した経済が続き、昔のような輝きのある日本に戻ることはできないでしょう。1日でも早く辞任しなければ、確実に日本の経済は衰退し、これまで以上の大変な世の中がやってくることは確実です。
国の発展の原点は外交です。各国のリーダーと戦うことのできる政治家が総理にならなければ、日本丸の乗員である日本国民皆が沈んでいくでしょう。
だからこそ個人的に良い人だから「石破辞めるな」などとお花畑のようなことを言って欲しくない、と思っている国民の1人です。
個人的には石破さんは良い人なのです。しかし、日本丸の船長には向いていないのです。
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