2025年12月20日土曜日

弱くても勝てる

 ロシアはアメリカに次ぐ世界第二位の軍事大国であり、当初ウクライナへ侵略した戦争も『特別軍事作戦』と呼び、ウクライナの首都キウイを3日間で崩落させると豪語していました。世界の国々も納得していた(崩落させられてしまうのではないかと思っていた)ことです。

 しかし、蓋を開けてば世界第二位の軍事大国と言わしめたロシアが小国のウクライナと4年近くも戦っています。このことを考えると、結果的にはロシアの負けは確実でしょう。

 この4年間に、ウクライナは着々と国内生産した武器や兵器の開発に取り組み、今ではロシア国内で生産される軍事製品を上回る高性能兵器を大量に製造できるまで来ているそうです。

今では世界で一番能力のあるウクライナの兵隊がロシアと戦い、今や高性能兵器を他国へ輸出する計画もあるそうです。

今回のロシアによる侵略は、弱小国ウクライナを軍事大国にしてしまったロシアの大きな過ちでしょう。

元々、ウクライナはロシアで使用する航空機から軍需品までを製造していた工業大国でもありました。そんなウクライナの核兵器や軍事品を奪い取り、軍事的に弱小国にしてから侵略するとはロシアらしい戦法でもありますが……。

あまりにもウクライナを軽視していたからこそ、三日間の作戦が4年近く継続していることもロシアの計算違いだったことでしょう。

 今は毎日インターネットから流れてくる両国の情報戦では、どちらが優勢かは分かりませんが、小国のウクライナが互角に戦えているとしたら、軍事大国第二位と言われていたロシアが負けるのは確実でしょう。

 今後、ロシアが何処で落としどころを見いだせるかがポイントかもしれません。

しかし、勝っても負けても将来のロシアはないでしょう。これはロシアの歴史が物語っており、今後も持ち直したらまた小国に対して侵略を続ける国家なのです。

ロシアに生まれた国民は、何時の時代も幸せになることは出来ない宿命なのかもしれません。

ウクライナ|外務省

ロシア連邦|外務省

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