日本一のゴマすり男と言えば、植木等(うえきひとし)でしょう。
俳優であり、『ハナ肇(はじめ)とクレイジーキャッツ』のメンバーであり、多彩な才能の持ち主でもありました。
『日本一のゴマすり男(にっぽんいちのゴマすりおとこ)』は1965年に制作された、植木等主演の映画でありました。
田舎少年の中等(なかひとし)は、後藤又自動車に補欠入社が決まり、万年係長で定年となった父親から
「でっかりゴマすりをあててほしい」
と言われていましたが、当初、入社1日目にして会社の不条理にぶち当たり、実力だけでは上に上がれないと痛感します。
以降、バカにしてきた周囲を見返し出世を果たすために一転し、父親の言葉通りに『ゴマすり・おべっか・おべんちゃら』を駆使し、まず係長を手始めに課長や部長、はたまた親会社の常務までにゴマすり作戦の範囲を広げていったのです。
さて、私が入社した昭和最後の時代は、毎日の『飲み会』に参加、『ゴマすり・おべっか・おべんちゃら』を駆使しないと認めてもらえず出世できない時代でした。
その時代を経験してきた私ですから、今人前では言えませんが植木等を自称する、いやそれ以上の『ゴマすり男』だと自信をもって言えます。
しかし、時代も平成~令和と変わりゆく中で『ゴマすり』などが通用しない時代になってしまい、寂しさを感じているのも事実です。
今、令和になり実力社会と言われていますが、実際のところ日常生活の中では『ゴマすり』は少なからず必要と考えている私です。
昭和のことを全て否定される(する)風潮がありますが、最低限『ゴマすり・おべっか・おべんちゃら』は必要でしょう。
されることが嫌な方も居るかもしれませんが、ソフトな『ゴマすり』をされて嫌な気持ちになる人はほぼ居ないでしょう。
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