小学生の時、校庭の中庭に二宮金次郎の像があったことは知っていました。
昔の人で、薪を背負い、本を読んでいるので、勤勉な人くらいのイメージでした。あまり興味もなく大人になり、最近気になったので学校跡地に碑があるだろうと探索を始めました。小学校卒業から30年以上経つと小学校も移転し、跡地に小学校の碑はあるものの二宮金次郎の像は発見することができませんでした。噂を聞きつけ、近所の神社まで行きましたが、ありませんでした。
二宮金次郎は1787年に小田原市の裕福な農家に生まれたのですが、両親を早くに亡くし、叔父に預けられ、それから厳しい生活が始まったのです。私のような年代だと像があったことは知っていると思いますが、生涯どのようなことをし、どのような教えをしたか知る人は少ないと思います。(興味がありましたら書籍で調べて下さい。)
二宮金次郎(二宮尊徳)の残した言葉を一つ紹介させていただきます。
【積小為大】(せきしょういだい)
「小さな努力の積み重ねが、大きな成果につながる。」
今の世の中は、物・事を合理的にかつ、スピーディーに遂行し短時間で大きな成果を上げることに趣を置いています。現在でも語り継がれている【積小為大】を思い出して、小さな努力の積み重ねが、大きな成果につながると信じ、毎日コツコツ努力を積み重ねる生き方をしたいですね。
最後になりますが「二宮金次郎像が近所にあるよ」という方がいましたら、連絡頂ければ幸いです。
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