アサガオと言えば、夏休みの観察日記の定番ですが、私は一番嫌いな課題でした。
毎日、朝早く起きること、観察することが本当に嫌で、枯れてから慌ててしまう連続でした。 日本にアサガオが来たのは、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰った物が初めとされています。アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けにごし、けんごし)」とも呼ばれ、奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていたようです。
実はアサガオの開花は品種によっても違うようですが、私たち子どもが観察日記に使用している品種は、7月中旬頃は夜明けに咲き、秋に向かってだんだん早く咲くようになり、10月では夜中の1時半には咲き始めるようです。太陽が沈んで暗くなってから、ある程度時間が経つと咲き始め、気温も影響し、夜の温度が低いほど開花の時間は早くなるようです。
(アサガオは、多種多様に変化した園芸植物は他にないと言われていますので、調べてみると面白いかもしれません。)
この開花時間が分かっていれば、観察日記を失敗せずに済んだかもしれません。
また、アサガオと言えばなんといっても巣鴨のとげぬき地蔵尊の朝顔市は有名ですね。
今年は3年ぶりに7月2日から4日まで、盛大に行われたようです。
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