以前ある研修会で紹介され、すっかり気に入った映画があるのでご紹介します。
【ペイ・フォワード】です。こちらは、ワーナー・ブラザーズが2000年に制作したアメリカの映画です。
社会科の先生が学生たちに課題を与え「もし、君たちが世界を変えたいと思ったら、何をするか?」と問いかけます。
主人公の少年(トレバー)は、母親のアル中を気に病み、近所にたむろするホームレスを気遣う優しい少年です。そんな複雑な環境で、自分の周りの決して幸せとは言えない人々に思いを馳せ、ある考えを思いついたのです。それは、受けた善意(親切)を他人に贈る【ペイ・フォワード】という行動でした。
まず、自分から3人に善意(親切)を贈り、善意(親切)を受けた3人がそれぞれ別の3人に善意(親切)を贈り、それを繰り返すことによって、ネズミ算式に増えていく。最終的に世界中の皆が同じ行動を起こせば、きっと自分に善意(親切)が戻ってきたときは世界中が幸せになる。トレバー少年の社会科での課題の答えでした。
私が20年以上前に紹介された時、衝撃を受け、トレバー少年と同じ行動を始めましたが、なかなか世界平和がやってきません。難しいですね。
人から善意(親切)を受けるのは「ありだけど」、善意(親切)を贈ることは、なかなか出来ることじゃないですよね。
もし、興味がありましたら【ペイ・フォワード】を鑑賞して下さい。
きっと、人生観が変わると思います。そして、この行動が世界平和に繋がる一歩だと私は信じます。
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