結局、どちらかにつかなければならないのが世の常です。
そんなときは、【孫子の兵法】でしょうか?
「昔の善く戦う者は、先ず勝べからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。
勝つべからざるは己に在るも、勝つべきは敵にあり。」
「まずは相手のことより自分のこと。負けないための準備をしっかりしよう。」
昔から「善く戦う者」(戦い上手な人)は、すぐに相手を攻めるのではなく、負けないための準備をしっかり整えて、勝つチャンスを待っていると孫子は言っています。
負けないための準備というと弱いと思われがちですが、そんなことはないのです。
相手の準備や行動をコントロールすることは大変なことです。逆に、負けないための準備は、今すぐに自分だけでできます。まず、なすべきことは、自分に出来ることをしっかりやることです。その上で、相手の様子を観察しながら勝てるチャンスを待つのです。
今、ロシアがウクライナに侵攻し、戦争中ですが、ウクライナがロシアを観察し、検討し、アメリカなどから必要な武器の提供を受けて戦っているのだと思います。
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