2022年9月6日火曜日

園児バス車内に置き去りによる女児死亡

  園児バス車内置き去りにより、女児死亡のニュースが入りました。今回は静岡県牧之原市の認定こども園で発生しました。この園児バス置き去り死亡事故は後が立ちません。何人の園児が亡くなれば、この事故は防げるのでしょうか?

 こども園のバスは、小さなバスを利用していると思うのですが、何故事故が多発するのでしょうか?

素人の私が考えても、最後に運転手さんが1分ほど後ろまで歩いて確認するだけで防げると思います。付き添いのスタッフさんが乗車時誰が乗ったか確認、こども園に着いてから降車時に誰か降りたか確認するだけで、十分、事故は防げると思うのですが……。

 しかし、これだけ事件が続くには、大きな同じ問題が潜んでいる可能性があると考えられます。これは、国からの報酬が少なく、こども園としての経営上、最低限のスタッフしか雇えずにいると思われます。最低限の中、手いっぱいの上、子ども相手でトラブルの連続の中、その対応処理で本来しなければいけない業務ができない状況に置かれている可能性があります。

また、バスの運転手さんも正規雇用できず、ただ、運転するだけの高齢者かつ、時間給の低賃金で園児の名前も知らない運転手さんが運転だけで良いと雇用され、確認作業まで業務に入っていない可能性が高いと思われます。しかし、今回は高齢の園長先生がドライバーだったようです。どうも園長先生は、普段から確認作業はスタッフがやってくれているものだと思っていたようです。

 来年の4月からこども家庭庁が発足します。将来の子どもたちのために、余裕を持った認定こども園経営が出来るだけの報酬改定をしなければ、この園児バス置き去りによる死亡事故を防ぐことはできないと私は思います。


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