2022年12月6日火曜日

お寺の住職が苦渋の決断

 まいどなニュースより「残念ながら境内のトイレは撤去することになりました。

兵庫県西宮市の六甲山の麓にある高野山真言宗鷲林(じゅうりん)寺の境内で、2022年11月21日から参拝者用トイレの撤去作業が始まりました。

このトイレは檀家高齢女性の寄付により建設され、市の都市景観賞を受賞した美しい外観のトイレです。

 トイレは参拝者用に用意していたものですが「9割はハイカーの方が利用されている」とのこと。

「一部の人によるマナーの悪さは変わりませんでした。誰かが残したものかも分からない汚れを、お寺で一生懸命掃除しましたが、人員も限られます。ずっとトイレ掃除ばかりも出来ません。たまたま汚された直後に使用した人が『トイレが汚い』とSNSに投稿したものを見た時は残念な気持ちになりました。」

一部のハイカーによる常識のない行動はこれだけにとどまらず、手洗い場の水道の栓を壊されたり、トイレットペーパーを持ち去られたりしたことも。「『トイレットペーパーがないじゃないか!』と怒鳴られたこともあります。」

「寄進してくれたおばあちゃんは2年前に亡くなられました。亡くなる前にもお話をしましたが『人の心を信じたけど、残念やな』と言われていました。」

と無念そうに教えてくれたそうです。

 一部の方の行為によって、撤去されてしまったことは残念でなりません。

 トイレにはトイレの神様がいるようです。きっとトイレを綺麗に使えないような方は、どんなに神様に手を合わせても幸せにはなれないのでしょう。


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