クラシック音楽といえば必ず名前が挙がるだろう人物、モーツァルトの誕生日は1月27日です。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年1月27日、ザルツブルグに生まれました。モーツァルトの父・レオポルトによって幼少期から音楽教育を与えられ、3歳の時からチェンバロを弾き始め、5歳の時にはもう作曲を行っていたと言われています。
幼少期から父親に連れられあちこちに旅行し、その神童の演奏をしていた中、シェーンブルン宮殿でマリア・テレジアの御前の前で演奏する機会がありました。そこの宮殿の床で滑って転んでしまい、6歳のモーツァルトはその時手を取った7歳の皇女マリア・アントーニア(のちのマリー・アントワネット)に「大きくなったら僕のお嫁さんにしてあげる」と言った、という逸話も残っています。
その後、巡業を続けながら活動拠点を移動し、今にも残る数々の曲を作り上げていきました。
しかし、晩年になると借金を求める手紙が残されるほど、収入が減ってしまっていたそうです。体調を崩し、服薬を続けながらも活動を続けていましたが、1791年12月5日、35歳という若さでこの世を去りました。遺体はウィーン郊外のサンクト・マルクス墓地の共同墓穴に埋葬されたそうですが、誰も霊柩馬車に同行することを許されず、実際に埋葬された場所は不明なのだそうです。
若くして亡くなったモーツァルトですが、残した曲数は900曲以上にも及ぶそうです。
もしよろしければ、モーツァルトの生誕を思いながら、モーツァルトの曲を聴いてみるのはいかがでしょうか。
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